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青木詠一
2018年6月24日 10:53
朝の透き通るような青空の中、駅までの道のりを自転車でただ、風の中を走って行く。時折すれ違う学生達の笑い声に何かがこれから始まるような、そんなうれしい予感を抱かせてくれる。こんな何気ない風景が私は好きだ。どんなにカラフルな写真よりも、モノクロ写真が人の心を打つ時のように、そこにはいつまでも変わらない何かがあるような気がする。学生達の「おはよう!」という明るい声が、この街に活気を与えてくれる。
2018年6月25日 08:31
夕暮れ時の交差点。信号待ちのひとときの中かわいい着信音に女の子が慌てながらケイタイを見る。どんなメールだったのだろう。さっきまでのつまらなそうな顔がいきなり明るい笑顔に変わる。それを見ていた君は「送り主にあの笑顔を返信できたらいいのにね」と同じ笑顔で僕にささやく。やわらかな風が流れ時はやがて信号を青に変える。女の子がかけてゆく。ほんの小さな幸せを、この僕らに届けな