【英文記事に挑戦 No.787】ある意味スゴイな、この候補者
【この記事の内容は】
・TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。
【Pre-Reading】
今回の東京都知事選(2024年 7月 7日)は56名と大量の立候補者が出ているそうですね。
候補者のリストを見てみましたが、「こんなふざけた氏名や党名で立候補して誰が投票するねん!」という人が何人も。でもきっと仲間や家族に加えて、おもしろ半分に投票する人などもいて、多少の票は獲得するのでしょう。
しかし、つい先日カナダの選挙において、なんとゼロ得票という候補者が実際にいたそうです。今日はこの悲しき事態について、英文記事を読んでみましょう。
【問題に挑戦】
Q: その選挙について正しいことは?
(A) トロントの市長選挙だった
(B) 76名の候補者がいた
(C) 2票しか獲得できなかった人も6名いた
(D) ゼロ得票だった候補者は、過去には当選していた
↓ 記事はこちら
記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。
【Side stories】
この選挙では、東京都知事選を上回る84名もの候補者がいたそうですが、
これは選挙改革を求める活動の一環として、Longest Ballot Committee(最長の投票用紙委員会)が大量の候補者(76名)を擁立した結果でした。
結果、投票用紙はなんと1メートルもの長さになり(まさに最長)、写真で見るとこんな感じ👇投票したい人の名前を探すのも大変そうです。
ちなみに、選挙関係の単語をまとめておくと:
election 選挙
run for ~に立候補する
vote 投票、投票する
candidate 候補者
ballot 投票用紙、投票総数
cast a ballot 票を投じる
uncontested election 無競争選挙(候補者が一人)
exit poll 出口調査、投票直後調査
私は一度だけ、投票所を出たところで exit poll に協力するよう頼まれました。タブレット端末で誰・どの党に投票したかを選ぶ形でしたが、なんだかちょっとワクワクしました。これが選挙速報に使われるんだ!
【正解&解説】
Q: その選挙について正しいことは?
(C) 2票しか獲得できなかった人も6名いた
👆ここから、(A)トロントの市長選挙だった、そして (B)76名の候補者がいた は不正解だとわかりました。続きを読みましょう。
👆ということで、正解は (C)2票しか獲得できなかった人も6名いた。
2票も寂しいなあ。0票のほうがまだネタになりますね(こんなふうに国際的なニュースになってるし)。
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