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【外資転職TIPS】リファレンスチェックとは

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あなたの英語を仕事に活かす 英会話コーチmiaです。



「リファレンスチェック」とは何か?


リファレンスチェックとは
採用企業が
応募者の前職の上司に連絡をして
応募者についてヒアリングをすること。

例えばあなたが転職活動をしていてA社受けていたとします。


選考が進んで来ると、A社が、
あなたの前職のマネージャーなどに
連絡をしてあなたの仕事ぶりなどについて
質問をします。



電話ですることが多いですが、
メールで行われることもあります。



ちなみに、A社も勝手にあなたの
前職の上司に連絡を取るわけでは
ありません。

「リファレンスチェックをしたいのですが、
前の会社の上司の方など、
どなたかお話を伺える方はいますか?」と
聞いてくれるので、


あなた自身で、自分の前職の上司に連絡を取り
A社の人から連絡くることを伝えたり
電話をかける日程調整をします。


採用活動中に企業が行うことの一つで、
海外だと割とよくあり、
日本でも、外資系だと、
導入している会社が多いです。


リファレンスチェックをする理由


リファレンスチェックをする理由は主に3つあります。

1)職務経歴や役職などの事実確認

あなたが面接で言ったことや
履歴書に書いたことが
事実かどうかを
前職の上司("リファレンス")に確認します。


例えば
あなたが所属していた部署
どんな仕事をしていたか
何年くらい働いていたか
仕事内容などを質問します。



2)候補者の話に齟齬がないか


例えばあなたが面接で
「細かい作業が得意です」あるいは
「営業成績いつも一位でした!」と
話したとします。


その事実に齟齬がないかどうか、
前職の上司に連絡をして確認します。


3)候補者の能力や性格などを知るため


採用企業にとって、
採用する方の能力や英語力もそうですが、
仕事に向かう姿勢、
性格(その会社やチームに合うかどうか)
性質(細かい作業が得意か?新しいアイデアを出すのが得意か?)
個人プレイヤーか、チームワークが得意か?

なども非常に重要です。


どんなに能力が高くても、
性格、性質の部分が合わないと
採用後に、双方苦労するからです。



リファレンスチェックでは、
採用企業があなたの
前職の上司へ連絡を取り

例えば
「弊社で採用になった場合、
○○さんにはこんな仕事をして
もらおうと思っています。
細かい作業が必要な仕事なのですが
向いていると思いますか?」
なんて質問をしたりします。

候補者の前職の上司に
採用側として連絡をしたことがありますが
意外にみなさん、正直に答えてくれます。


「細かく指示を出してあげないとダメな方ですよ」とか
「ちょっと完ぺき主義なところがある人ですね・・・」
なんて話してくれます。


重要なのは
あなたの話と、前職の上司の話に
大きなギャップがないことです。



リファレンスチェック、断っても良い?


リファレンスチェックは、できるだけ
断らず、誰かを探す方が良いです。
なぜなら
「お願いできる人は誰もいません…」
というと
あまり前職の人といい関係を
築いていないのかな?と
red flag (要注意、の意味)が
立つ可能性があるからです。


リファレンスチェックがどのくらい重視されるか

リファレンスチェックは通常、
面接が終わり、内定を出す直前に行います。
そのため、通常はよほどのことがない限り
リファレンスチェックまで来て
不採用になることはありません。


でも、二人の候補者で迷っていて
どうしても決められない…
そんな時に、リファレンスチェックをしてから
どちらの人を採用するかを決めよう!
ということはあり得るかもしれません。


現職中に転職活動してる場合は?

転職活動中に一番困るのが、
今の職場に内緒で転職活動をしていて
「直近の上司に話を聞きたいんですが…」
と言われることですよね。笑


「いやいや…!今の会社に内緒で転職活動をしているので
連絡とってもらったら困ります!」

となるのはだれでも同じ。



現職の上司にリファレンスチェックをしてもらうのは
その上司公認で転職活動をしていない限り難しいので…
その場合は、ひとつ前の会社の上司でもOKです。


たとえその方が、
前の会社を辞めてしまっていたとしても
問題ありません。




大切なこと

リファレンスチェックがうまくいって
希望の会社に入社できるのが一番ですよね。

でも、
リファレンスチェックをお願いする人がいないとか
自分のことをポジティブに話してくれそうな人が
いない…

そんなのは悲しいですよね。

なので、
どんな職場でも
無理しすぎない範囲でしっかり仕事をして
職場の人と良い関係を築いておくこと。
(辞める時も同様です)

それが大切です。



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