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家庭菜園_半農半X_ズッキーニ栽培(ハモグリバエ/絵描き虫対策)

5月頃から発生しだす害虫です。葉っぱを食害するため、苗が若いと光合成量が減り、生育不良につながる。

ハモグリバエとは?

結論:5月に発生しウリ科(以外も)の苗に卵を産む2mm程度のハエ
幼虫は葉っぱを食害し、食べられた葉っぱの箇所だけ白く枯れるので写真のように絵を書いたようになる。そのため絵描き虫とも呼ばれる。

ほっておいても大きな被害には繋がらないが、大量発生したり苗が若いうちに発生すると、光合成量を減らし、生育が遅れる原因になる。

若い苗の双葉だと切り落とせない

捕殺して対策

結論:2mmの成虫を捕殺することは難しいため、ハモグリバエの症状が見られたら葉っぱの裏を確認。
絵描きの先端に幼虫の姿が見れれば、ピンセットで潰す。葉っぱごと切り落とす方法もあるが、苗が若いうちは葉っぱの数が光合成量に直結するので、避ける。

葉の裏にはすでに幼虫はいなかった

やっぱり木酢液

結論:第一の畑には定期的に200~300倍の木酢液を葉っぱの裏表にスプレーしていた。
一方で第二の畑はあえて噴霧していませんでした。その差を見たかったこともあるし、そもそも効果があると実感できるには通常の状態を知らないといけないからです。後単純にめんどくさかったから笑

そしたら第二の畑の方にだけハモグリバエが現れたので、う〜むと木酢液の効果を実感している。もちろん第一と第二の畑では定植時期や土壌の質も違う。卵の殻が虫を呼び込んでいる可能性も否定できない。

まとめ

農業とはあらゆる方法論を思考するものの、実際にはその一つの農法しか試すことができない。また1年を通じて夏野菜は基本1度しか育てることができないため、試行錯誤に非常に時間がかかる業態である。その中であらゆる変数に対して思考することで一度の農業経験の質を上げることが大切である。

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