オススメしたいのにできないHHKB【三万円キーボード紹介】
どうもエイトゲーマーズといいます。
2020年からYouTubeにゲーム動画をUPしていて、
サムネイル作成の副業もやっています。
今回は僕が愛用するHHKB(Happy Hacking Keyboard)という
税込み35000円するキーボードの紹介です。
以前別の記事でも触れましたが、
まず大体の人は「キーボードごときに3万??」
という反応をします。
これはいたって正常です。
僕もそうでした。
ですがなじんでくるともうヤバい。
これ以外のキーボードは触りたくない。
一番の特徴は打鍵感の心地よさ。
押しやすい、というのはもちろん、キーボードをタイプするときの心地良さがハンパないです。
なので愛用していますが、他人にオススメできるか、というと
そうでもなかったりします。
良いものではあるんですが弱点もある。
それについて解説します。
■ctrlとshiftの位置が逆
兎にも角にもこれです。
一応立て付けとしては使用頻度の高いctrlを左小指の位置に置く、
というコンセプトっぽいです。
HHKBの特徴としてほぼすべてのキーをホームポジションからあまり移動せずにタイプできるように考えられています。
そして多用するCtrlを移動距離がすくない位置にと。
気持ちはわかるんですが、慣れるまでがホントに大変です。
この「逆」というのがなかなかにクセモノ。
大体の人はctrlキーはキー全体の左下、という意識で使っていると思うんですがこれが覆るので慣れるまで誤入力の嵐です。
やっとの思いでHHKBに慣れてきても違うキーボードだとまた違和感。
これにより、他のキーボードが触れない体になってしまいます。
その他、日本語入力切替の位置も逆だったりします。
通常は左上にありますが、alt+右上という感じ。
これはもうしょうがないですが、そういう意味でも
このキーボードに慣れる、ということは
ほかのキーボードとは決別する、ことを意味します。
僕も会社員の時はそうでしたが、
業務や作業状況によって、触るキーボードを変えないといけない、
そもそも独自のキーボードを現場に持ち込めない、ということもあったので
そういう方は手を出さないほうがいいかもです。
■英語配列で行くしかない
僕が英語配列のものを購入した、というのもありますが、
この場合、PCにアプリをインストールし、英語配列に切り替える必要があります。
でないと印字されているものと入力値がかわります。主に記号系ですが。
アルファベットや数字は日本語配列と同じです。
ですがこのアプリは英語配列と日本語配列を切り替えるのにPCの再起動が必要です。
あまり頻繁に切り替えることはないんですが…一つ問題が。
ノートパソコンを使っている場合、ノートパソコン側のキーボードも英語配列扱いになります。
たとえばノートパソコン側のキーボードで@となっているキーを押しても「
が入力されます。
これはノートパソコン側のキーボードが日本語配列で@の位置は英語配列の「になっているからです。
というわけで記号に関しては完全に記憶しておかないと、
デスクでHHKBで作業、
PCだけもって打ち合わせスペース移動して…
みたいな状況が頻繁にある場合かなり苦労すると思います。
HHKBキーボードも持ち歩けばいいですが多少はかさばりますし、
これはこれでオススメできません。
日本語配列と英語配列がもっとクイックリーに切り替えられれば…
もしくは日本語配列版を購入するというのもアリだと思います。
僕は使用していないので何とも言えませんが、
おそらくこの難点はクリアしているかな、と。
あと日本語配列版の特徴として十字キーがあるという事です。
英語配列は十字キーはなくFnと併用で十字キー入力になります。
なれればまぁ行けるんですが、押しにくいことに変わりはないですからね。
Excelでの複数選択や行選択などをHHKBでやると指が死にます。
というかFnの併用が多すぎて頭が痛くなります。
初心者には日本語配列版のほうがオススメかもしれません。
■最初の1カ月は超絶ストレス
そしてこれです。
上記の慣れが必要、という事を乗り越えるために、体感1カ月くらいは
苦痛の日々が続きます。
特に最初に述べたctrlの位置がホントにネック。
なんども間違えてやり直すをくりかえします。
HHKBを導入するときは仕事が激務の時はオススメしません。
かならず業務がおちついて毎日定時帰りがほぼ確約されている平和な時期に導入することをオススメします。
最初の1カ月は「あ…(買ったの)失敗したかも」
と思っていました。
いまではもう手放す気はないですがこの辺は慎重に行くべきかと。
以上です。
HHKBの魅力はすごいんですが
代償もかなりデカいです。
全てを手に入れようだなんておこがましいにも程がある、
という人生教訓のようなHHKB、いかがでしょうか(適当)
ではまた。
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