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隣のおばちゃん2人組

親友がうまいランチを食べに行こう!
えぇとこ知ってるから連れたげらぁああー!ってことでオッサレ〜なお店へ連れてもらった。

無農薬にこだわったメニューばかりで、素材の旨みが楽しめて、変わったメニューばかりでめちゃくちゃ楽しめた。

今回、料理に花が入っていて驚いた。
メインのチキン南蛮は、黒い器でタルタルソースに青い花びらがはいっていた。
茶碗蒸しには黄色い花が入っていた。
色から元気をもらった。

隣のおばちゃん達はひたすら話をしていた。内容は書かないけれど、いい話ではなかった。

聞きたくなくても、なんせ耳が二つもありゃあ聞こえてしまう。

さっきまで料理の彩りに胸がワクワクしていたのに、耳から入る情報にワクワクがグングン減っていくのが見えるようにわかった。

食というものはただ噛んで飲み込むだけではなく、目で楽しみ、耳でよい音、聞いていて楽しくなる話題を耳にし、心で楽しむものだと感じた。

決して安いランチではなかっただけに、しかも、大事な相手が自分の為に用意してくれたランチだったのを100%たのしめなかったことが残念だった。

同じように自分が誰かの楽しむ時間を遮っていないかと振り返る。

壁に耳あり、障子に目あり。
おばちゃん達がいつか気づいて周りに配慮できる年配となることを期待したい。

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