心のこもったものをつくる方法
夏休みが明けて、日常にもどる。
学校を6限まで終えて帰宅したこどもたちは、それぞれの宿題をあーだ、こーだ、文句を言いながらもやり終える。
習い事もいくつか習っているので、週のうち子供たちが自由に遊べる時間は成長と共に減りつつある。
そんな貴重な自由時間。
双子でも、一卵性でも性格はちがう。
姉は、料理が好きでよく私と作ったり、工作をしたり。
妹は機械がすきで、今はiPadでお絵描きアプリにドハマり中。
それからレジンが好きで、貯めたお金は湯水のようにレジンの材料に注ぎ込んでいる。
ちなみに姉は節約家でめったにお金は使わない。
そんな妹が、先日、貴重な自由時間に大好きなレジンを始めた。
慌てることもないのに、もともとあわてんぼうでガサツな性格なのもあって、テキパキともとれるが、さささっと作品を作り出した。
YouTubeをみながらつくるが、なかなか仕上がりが上手くいかずにおわった。
『もう、これいらん。〇〇ちゃんにあげたかったけど、これはあかんわ』と嘆いている。
『なんであんな焦って作ったん』と聞いてみると、
『わからんけど、なんか、慌てた』と。
多分、早く渡したい一心だったのかな。
料理もおなじで慌てると、包丁で手を切ったり、味もおいしくない。
切り方も雑になる。
『料理は、作った人のまごころがわかる。』
私の母がよく言っていた。
『お金をかけず、手間暇かけて』とも。
仕事もしながらになると、どうしても忙しいが言い訳になる。
イライラしながら料理をしたら、本当にびっくりするほど味に出る。
だから休みの日にできるだけ作り置きをして、平日いかに楽に、楽しく料理をするかがめちゃくちゃ大事。
つまり、まごころをこめたものを、料理だったりプレゼントだったり。
提供するには、事前の準備が大事だということ。
ある程度の下準備をしているだけで、仕上がりが全くちがう。
あとは、その時の心の状態も大切。
イライラしていたり、疲れていたり、他のことを考えている時は作らないほうが⭕️
それから、やってあげてるという妙な使命感も捨てたほうが長続きする。
どうしても、女性の方が負担が大きい。
(男性の方、ごめんなさい。あくまでも我が家の場合で、めちゃくちゃ家事する男性も世の中にはいるということはわかってます🥲)
仕事をして、帰宅途中で子供を迎えに行って、帰宅してから子供の機嫌をとりながら、宿題を見ながら、習い事に送り迎えしながら、お風呂にいれながら、干しっぱなしの洗濯をと入れて、畳めていない洗濯の山を片付けながら、ご飯をダッシュで作りながら、片付けながら次の朝ごはん、お弁当、夜ご飯の献立を考え下準備しながら、子供を寝かせてから荒れた家を片付けながら、明日の朝から始まる多忙な家事をこなしていく準備をはじめる。
目に見えない家事が山ほどある。
だれが綺麗なタオルを手の届くところに準備するのか。
冷蔵庫をあけてお茶をひやしてくれているのは。
季節の変わり目に布団がかわっているのはなぜか。
日用品が欠品せずあるのはなぜか。
玄関の靴がきれいに並べられていたり、トイレットペーパーが新しく付け替えられていたり、ゴミ袋が新しく付け替えられていたり、ちいさいことかもしれないけれど『暮らしを豊かにするために』誰かに言われるわけでもなく、淡々と女性は家事をこなす。
最近わたしはご飯ができたよー!と家族をよんでも、ゲームやパソコン、漫画を読んでなかなか集まらない家族に雷をおとした。
材料準備するのも、作るのも、かたづけするのも全部お母さんの仕事って誰が決めたんじゃー!👹って。
だから、簡単な仕事を任せるようにルールをきめた。
ご飯をお茶碗によそう。
お茶をいれる。
使うお箸やフォーク、スプーンを用意する。
取り皿を用意する。
食べるために何が必要か考えさせて動くというルールをとりいれた。
参加することが大事だとおもうから。
まごころをこめるために、みんなに協力してもらって、まごころを大きくあたたかくしたいんだな。
世界中の女性たち。
頑張りすぎずに。
しんどい時は声をあげて。
家族が1番の理解者でないと、まごころは育ちません。
たまには雷をおとしていきましょう。
今日もえらかった。
今日も頑張った。
おつかれさま。
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