怒っている人は悲しんでいる人
一般的に「怒り」はネガティブなものとして捉えられがち。
イライラしている人は好かれないし、
怒りっぽい自分にはうんざりするものだ。
でも「怒り」という感情は悪者ではなく、人間にとってあって当然のものであり、私たちを外的な危険から守ってくれている大切な感情のひとつ。
“怒っている人は悲しんでいる人”
私はこの言葉を知ってから、「怒り」の見え方が変わった。
「怒り」は二次感情。
怒りの下には「悲しみ」「不安」などの一次感情が潜んでいる。
自分自身が怒っている時、周りの人が怒っている時、“何に怒っているんだろう?”ではなく、
“私は何が悲しかったのかな?”
“あの人は何が悲しかったんだろう?”
と考えるようになった。
表面化しているのは、激しい怒り。
でもその気持ちを分解していくと、
「分かってもらいたかった」
「愛されたかった」
そんな切なる思いがみえてくる。
「怒り」を邪険に扱わず、その奥にある本当の気持ちを見つめられる人でありたい。
そして、「怒り」と上手に付き合っていく方法をもっと取得したいと思う。そんなアンガーマネジメントについては、またいつか。
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