冬の福島潟
福島潟に冬がきました。
この季節、訪れる人も少なく、ひとり静かな散策が楽しめます。
河鵜達はいつもしっかりソーシャルディスタンスを守って、一つの杭に一羽ずつ。
吹雪の中この姿を撮影した写真が今年初めのフォトコンテストで最優秀賞を受賞してましたね。
冬枯れの草木とうっすら積もった雪。
新潟の冬にしては天気も悪くない。
歩いていて清々しく、少し寒いけれどとても心地いい。
休日のひとりの散歩。
10年くらい前まで、ひとりでいること、ひとりで出かけることに、どうしようもない寂しさと、屈辱感といったらいいのか、うまく表現できない変な感情が沸き起こってきたものだけれど、もうそんな気持ちもなくなってしまった。
今は、ひとりでいること、こうしてひとりで散策しているのが、とにかく心地いい。
自然に誰かと繋がれたら幸せなことだけれど、もう無理したくない。
できたらこのままひとりで淡々と生きていきたいな。
でも、そうはいかないよね。
生きてる限り。
この、水辺の遊歩道から外れてポツンと置かれた、誰も座りそうもない壊れかけのベンチがなぜかお気に入りで、福島潟に来ると必ず会いに行って写真を撮ってしまいます。
「福島潟 ー壊れかけのベンチー 」ってタイトルの写真集作れそう(笑)
それにしても、冬のボーナスを当て込んで無理して買ったレンズ、本当に写りいいなぁ。満足満足。
やっぱり趣味にはお金掛けるべきだよね。
天気も良くなってきた。
気持ちのいい冬の青空。
と思ったら、また吹雪いてきたので、今日の散歩はここまで。
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