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【悩める親に贈る】おとなのための絵本5選

こんにちは、絵本案内人の いとう です。

今回は、子育て中のお父さんお母さんにグサっと刺さる絵本をご紹介します。
「怒りすぎた・・・。」
「私の子育てこのままでいいのかな。」
そんなときの助けになってくれる絵本です。

【イヤイヤ期の救世主】かばのイヤイヤくん

『かばのイヤイヤくん』
作:角野栄子
絵:佐々木洋子
出版社:小学館

※この本は絶版で新品の購入は難しいと思います。
中古品も比較的高価なので、図書館をおすすめします。
(一応、中古品を買えるようにしておきます。)

ジブリ映画「魔女の宅急便」の原作者、角野栄子さんの本です。

イヤイヤ期、なにを聞いてもイヤって言いますよね。
もう好きにしなさい!って突き放すとまた泣かれる・・・。
どうしたらいいねん。
そんな時期、このママかばの姿勢が刺さります。
ああ、こんな風に育てたいな・・・。

子どもにとっても良作。
イヤイヤ期真っ最中の子にも
イヤイヤを我慢するようになったお兄ちゃんお姉ちゃんにも。
気持ちいいくらいのイヤイヤと、それを見守るママかば。
あったかいです。

【パパの正解はこちら】ちらかしぼうや

『ちらかし ぼうや』
作者:ジャン・オームロッド
訳:ほしかわ なつこ
出版社:童話館出版

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1歳さん、棚という棚から物を全部出してきますよね。
本棚、おもちゃ箱、うちの子はシンク下から鍋を出すのが好きでした。

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片付けても片付けても、秒で散らかる。
もういいや・・・。
そんな様子を微笑ましく描いた絵本です。
散らかったときのお父さんの正解の態度が載っています。笑


【泣くママ続出】おこだでませんように

『おこだでませんように』
作:くすのき しげのり
絵:石井 聖岳
出版社:小学館


https://www.shogakukan.co.jp/books/09726329

怒りすぎた日の夜に、ぜひ。
ただし、ひとりで読むことをおすすめします。
泣きます。
貸したママたち、その場で泣いちゃう人続出。
よく叱られてしまう子の心を垣間見ることができます。

【わたしってダメなママ?】今日

『今日』
訳:伊藤 比呂美
絵:下田 昌克
出版社:福音館書店

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https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1455

この本は、出産直後〜小さいお子さんがいるママ向けです。

今日も家事ができなかった。
今日も1日おっぱいをやるだけで終わった。

そんなつらい気持ちに優しく寄り添ってほぐしてくれます。
先輩ママから新米ママへの贈り物としても最適です。


【いっそ笑っちゃお!】こぶたくん

『こぶたくん』
作:ジーン・バン・ルーワン
絵:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:童話館出版

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子どもがいると、ちょっと外出するだけでもひと苦労ですよね。
あーもううんざり!と思う瞬間も。
そのドタバタな日々を絵本にしてもらって
客観的に見ると、めちゃくちゃ笑えるってことが
この本で分かりました。
そしたら!なんと!
以前ならイライラしていたことも
笑えちゃうんです。
仕方ないや!あはははは!みたいな。笑
そうなったら日々喜劇みたいな感じで面白くなってきます。きっと。
そうなってほしい。しんどい日々、変われ!

【余談】いとうさんの子育て

子どもが好きで、小学校の教員になりました。
幼稚園と保育園の資格ももっています。
妊娠中もたくさん勉強しました。

いざ!産んでみたら!

教科書どおりにいかない!(当たり前)
え、ハイハイしないんだけど?(1歳すぎるまでずりばい)
え、離乳食全然食べない・・・
出汁から取ってるのに・・・(関係ない。食べない子は食べない。)
え、断乳?卒乳?無理じゃない?(3歳直前まで飲みました。)

子育てって思うようにいかないし
自分の人生が止まったように感じて
社会から切り離された孤独感や焦りもあるし
なかなかにしんどいですよね。

そんなときに、絵本で気持ちがほぐれたり
癒しの時間を過ごせたら。

そして、また子どもと笑えたら、と思うのです。

でもひとりでは無理。
パパ、頑張れ!ママに癒しを!(おしまい)


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