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子育てのリアル

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子育てエピソードや、本音が漏れた記事をまとめています。
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記事一覧

大きくなるのが不安な君へ

これは、4歳の夏に突然「ぼくは小学校へは行かない」と言い出したいとうくんと、その母の記録です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ぼく、小学校には行かない」ときっぱりとした口調で言い切った。いきなりなんの話?と、母である私は面食らってしまった。唐突だった。 いろんな言葉が頭をよぎるが、ひとまず「なんでそう思ったの?」と聞いてみる。 「勉強したくないから」 「そうなんだ」 この日、無理に掘り下げない方がいい気がして、ひとまず否定せずに受け入れる雰囲気にしてみ

3歳が、絵本を描いたので読んでくださいな

こんにちは、絵本案内人の いとう です。 今日は、3歳の頃に息子が描いた絵本を見てもらいたくて。お付き合いいただけると嬉しいです。 『いそげ!パッチちゃん』 作者:いとうくん(仮) パッチちゃんは ねるまえに ほんを よみます。 きょうは きょうりゅうのずかん。 「おやすみ、まま」 「おやすみ、パッチちゃん」 パッチちゃんは きょうりゅうのゆめがみたいなあ とおもいながら くうくうねむりました。 「あれ?ここはどこだろう。かわがながれてるなあ。」 パッチちゃんはしら

友達もいなくて一人で生きてた頃

「ぼくが、引っ越して、友達もいなくて一人で生きてた頃さあ、」 4歳の息子がある日そんな風に言うから思わずズキっとしてしまいました。 ◇ 息子は年少さんで入園した幼稚園を半年も通わずに転園しました。夫の転勤が決まったからです。当初から、この園には1年通えたらいいかなくらいに思っていましたが、それは大人の心づもりの話で。 息子にしてみれば、初めてママから離れて生活することにやっと慣れて、戦隊モノ好きの友達もできて、やっと楽しくなってきた頃でした。 「パパがお仕事の場所を

恐竜飼いたい!と言うので飼ってみることにした

我が家はアパートです。したがって、動物は飼えません。息子は動物が好きで、兄弟もいないし遊び相手にせめてペットでも飼いたいな〜といった様子。 「ねえ、何か飼うなら何がいい?」と聞いてみると 「恐竜!」 お、おう、、、。 「恐竜か〜ライオンか〜、、、ウサギかなあ!でもやっぱり恐竜がいいな!」 お、おう、そうかい、、、、。 まあ理解はできます。恐竜飼いたいよね、分かる。 息子は3歳の頃からお小遣い帳ならぬ、お仕事帳をつけています。スーパーに行くたびに、お菓子やガチャガ

長かった育休を終えて

2021年、春。長かった育休を終えて、復職します。 正式な制度を利用した育休ではなく、結婚・転居を理由に退職し、その後妊娠・出産。そのまま夫の転勤サイクルに流されて、あれよあれよという間に専業主婦に落ち着いていた現状でした。 結婚しても仕事をするつもりでいたわたしは、5年におよぶ長い無職期間を育休と捉えることで自分を慰めてきました。戻る席はないけれど。 そしてこの度、ご縁をいただいて、復職することになりました。 復職まであと1ヶ月。自分のために時間を使うことにします。

息子には、しなやかな強さをもってほしいと願う出来事がありました。そのためには丈夫な基礎が必要。母は毛布に徹して頑張ります。

価値の有無は子どもが決める

昨日の夕飯に作ったレバニラの残りでお昼ご飯を済ませ、コーヒーを啜りながらnote内をお散歩していたら、こんな記事に出会った。 まさに、うちの子のことかな?と思った。うちの4歳は今、幼稚園に着ていきたい服が恐竜のセーター1着しかない。この1着で頑張ろうとしている。 我が家は裕福な家庭ではないが、子どもが1人だということと、断捨離が好きでときめくものしか手元に置きたくないということもあって、「シンプルで質の高い物」を厳選して買うようにしている。夫は形から入るタイプなので、質の

きみが笑っていてくれればそれでいい。

わたしは変化に弱い。先の見通しをもちたいし、計画通りに進めたいところがある。心配性だからなのかもしれない。段取りよくサクサク進むと気持ちがいいし、達成感にじんわりと浸っていたりする。有能な自分、と自分を褒め称えてちょっと胸を張りたくなる。そういう自分が好きだ。 この性格は、仕事だとちょっと役に立つ。先を見越して準備をしておくし、自分の手元に書類を溜めておきたくないので、早く仕上げて早く次にパスする。うまくいかないことが起きても、早くパスを回したから時間に余裕をもって直しもで

そんなこと分かってるけど今が無理なんだよ!と思っていたら、薬を処方された話

子どもを産んでから何度言われたことでしょう。 「大変なのは今だけだよ。そのうち口も聞いてくれなくなるんだから!笑」 子をもつ親なら1度は言われたことがあるのではないでしょうか。 これ言われて、素直にそうだよなあ、よし!今は大変だけど頑張ろう!って思えます? 私は、 そんなこと言われても今が大変なんだよ!今をなんとかする方法を教えてくれよ!!!とりあえず1時間でもいいからこの子を預かってくれー!!!! と心の中で毒づいてました。声をかけてくれた人生の先輩方ごめんなさ

子育てはぶつかり稽古/絵本で救われるのは元気な時だけ/やられそうな日は

こんにちは、絵本案内人の いとう です。 今日は、いち母親としての気持ちです。 この記事を書こうと決心したのは、雨滴堂さんのこの記事を読んだからです。まさしく自分だ、と思い、泣かずには読めませんでした。 本当にしんどい時に、絵本じゃ役に立たない、じゃあ私たちを救ってくれるのは何か、そんな話です。(私個人には合う方法を紹介します) 子育てって、お腹の中に入っていた小さい人が外に出てきてしまったらもう。とめられないですよね。たまにその事実に絶望します。 例えば、泣き止ま

全親に刺さる。目から勝手に水が。【先生に読んでほしい親の思い】

こんにちは、絵本案内人の いとう さやか です。 今回は、子育て中の私に刺さって抜けなくなった記事の紹介です。 この記事を未婚の教員時代に読みたかった。 私はさぞかしお母さんたちの気持ちが分からない先生だったことでしょう。 自分の子どもの持ち物くらいちゃんと確認して揃えてしてほしい、親なら子どもの行動を把握していて当たり前、家でもっと勉強見てほしいなあ、もっとたくさん会話して子どもの気持ちを知っていてほしいなあ、そんな風にお母さんたちを見ていました。 母となった今なら

最近、うちの4歳は「赤ちゃんなのか?」とツッコミたくなるほど牛乳を飲みます。ばぶー、ばぶちゃん、などと赤ちゃん返りもしています。一人っ子なのに。まあいいか。

幼稚園の先生に「謎の赤ちゃん返り」の件を話してみた。「小さいクラスの子のマネをしているのでしょう」とのこと。確かに家でも小さいさんの話はよく聞きます!なるほど、ぼくも先生に抱っこしてもらいたいけど我慢してるってわけね!納得!これで、4歳の赤ちゃんを受け入れられました◎