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絵本おかしばなし-2-

『おこだでませんように』
作/くすのきしげのり 絵/石井聖岳  小学館

いまは夏休みなので、時間に余裕がある。
ということで、普段の絵本の読み聞かせを、大型絵本や紙芝居にしてみるのはどうだろう?

特別感が出てイベント的で、いいんじゃないの?

な~んて思ったので、図書室で大型絵本を借りられるか聞いてみたら、本当は個人への貸出はしていないのだけど…と言われてしまいました(涙)。

まあ、それもそうか。
ぜんぜん気にしていなかったけれども、値段を見てびっくり!1万円近くしてる!

いや、まあ、でもそうか ^^;

しかし、子どもたちに読み聞かせをしたい!という私の熱意が伝わったのか、なんやかんやでお借りすることができ、無事、大型絵本での初読み聞かせをすることができました!パチパチパチ…。

絵本の内容はというと…、

小学校1年生の「ぼく」は、ちょっとやんちゃで、いつも、先生やお母さんに怒られてばかり。そんな「ぼく」が、7月7日、短冊にお願い事を書いてみた!というお話。

この絵本は、私は読んだことがなかったのですが、先日読んだnotoの記事に、読み聞かせに使いたいけど関西弁で…、と書かれていて、どんな内容なのか、気になっていたのです。

まさか、最寄りの図書室に大型絵本の蔵書があるとは!運命かなと思いました(笑)。←大げさ

で、読んでみたら…こりゃ大変だ。泣いてしまう(TT)

修行じゃ!修行じゃぁ〜!!!

と、いうわけで、2回声に出して読んで(少なっ)いざ本番。

ちょっとやんちゃで、いつも怒られてることが想像に難くない、Rくんという子がおりまして、その反応が気になるところ…。

関西弁風(笑)で読み始めたからか、最初、ちょっと驚いた様子で、それからじーっと真剣に聞いていた。かと思いきや、やっぱり途中で突っ込みを入れてくる。

「「ま」が反対だ!」とかね。

でも、なんだか上機嫌。

自分と重ね合わせて聞いてたんじゃないかなぁ〜っていうのは、私の勝手な想像です。

ついつい怒ってしまっても、大人だって反省するのです。

自己肯定感、下げたいわけじゃあ、ないんです。
というのは、大人の言い訳。

子どもたちより、プンプンしているおとなに読み聞かせしたい絵本です、なんちゃって(笑)。


〈絵本紹介リンク〉
『おこだでませんように』



Rくんについてはこちらにも載っているので、よろしければセットでどうぞ!↓

一生、手元に置いておきたくなるような詩集を作りたい。 こころが折れそうなときに力をくれる絵本を作りたい。