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ありし日のアリ

えほんスズキです。

最近note投稿していません。ダラダラと絵本を描いてはいるものの、投稿できるようなものはなく。加えて、日常のトピックスもありません。前者、後者ともに己の努力不足であります。

まあ、投稿頻度をあげたから何なんだと言う話で。誰も望んでいないわけです。求められないとモチベーションは上がらない。求められればプレッシャー。私はこうしてその場で足踏みをしながら31年生きてきました。もう、足踏むスピードも遅いです。足踏みだとしても若い時はもっとドタドタ、派手に足踏んでいたものです。今となっては足踏むこともしんどく、ぺとん、ぺとんと言った感じです。

「ぺとん、ぺとん」の一端がこのnoteです。目的も無く何かを書く、と言う行為は足踏みに似ています。何かしてるけど何かにはなっていかない。えほんスズキは足踏み男です。ということは、こんなテンションで意味もなく文章を書くことは得意なのかもしれません。

問題は、意味もない文章なので、その結果も意味が無いということです。さて、意味とは何か。テーマのようなものでしょうか。テーマに目掛けて何かを書けば、それは足踏みではなく、じりじりとすり足ぐらいにはなるかもしれません。
しかし、テーマ。思いつきません。特に中身のある人間ではなく、空っぽを満たしたい人間でもありません。適当にテーマを決めましょう。50音を順に文頭にして、テーマを考えます。今日は「あ」。

ありし日のアリ

アリ、甘いものが好きな群れで生活する小さな黒い虫です。
最近見てません。矛盾してます。大人、特に内向的で才覚もない大人は、よく下見ています。堂々と、当たり前のように正面を見れません。だから、地面を見る機会は多いはずです。しかし、アリを見た記憶が直近でありません。これは矛盾です。
幼い頃を思い出すと、とてもアリが好きでした。というか、石をどかしたその下にどんな虫がいるのか確認するのが好きでした。Twitterはよりドーパミンを出させるためにアイコンをクリックしてからタイムラインを表示させるまでに意図的な遅延を作っていると聞いたことがあります。それと同じ。何も手間なく見えるアリではドーパミンが出ません。わざわざ石をどかして見るアリだからドーパミンが出るのです。

そう考えると、ありし日に見たあのアリも、Twitterと同じく限りある可処分時間を奪う悪魔だったわけです。なんせ、どんなアリを見たのかまるで覚えてないわけですから。

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