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恥ずかしさが消えた日

googleフォトってみなさん使われてますか?カメラが趣味な私は撮りためた写真のバックアップの一つとして、過去の写真をすべてここに入れてます。

普段は見返すこともないのですが、夫婦でどこかに行ったときの思い出話をしたときに、どんな写真を撮ったっけ?と、時々思い出を振り返ったりします。

独り身で風景ばかりとっていた日々から、妻と出会ってポートレートが増えたり、結婚して、子供ができて、そこからはほとんどが子供や家族の思い出だったり、その時々の自分の生活を思い出さしてくれる。googleフォトはそんな魔法のアプリ・・・かもしれません。

さて、妻と出会って自分が変わったなと思うこと。色々あるけれど、一番は「これをやったら恥ずかしい」って思うことが少なくなったこと・・・かもしれません。「うんそうだ、過去の自分なら絶対に拒否してた」というのがこの写真。過去の写真の中でも好きな一枚です。

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長野県松本市で開催されたカエル祭りなるものに参加し、翌日の空いた時間に訪れた旧松本高等学校の教室。被っているのはその年の年始の年越しで訪れた八景島シーパラダイスのオールナイトイベントで、あまりに寒すぎて防寒具として買ったシロクマの被り物。

撮影の小道具に持って行ったのですが、教室で撮るとなんか面白そう・・・となって、被って撮影。

人目を人一倍気にして、こういうことは絶対に恥ずかしいと思う性格だった自分が妻(当時はまだ結婚前ですが)と出会ってから、少しずつ少しずつ変わっていくのを感じました。自分の両親にも見せたことがない自分。いつからか殻を被ってずーっと生きてきた自分。妻との出会いがなければずっと殻に閉じこもったままだったかも。妻と出会った日は、自分から恥ずかしさという殻が消えた日かもしれません。

このシロクマはその後いろいろなシーンで活躍。なんと結婚式でも大活躍。白のドレスとタキシードにシロクマはなかなかの盛り上がりでした。良い思い出。いまは役目を終えて、タンスの中でひっそりと隠れています。いつかまた二人で。

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さて、今日は実家の父の誕生日祝いに実家へ帰っておりました。最近本を読みたい衝動にかられていて、しかし読みたい本をどう見つけたらいいかわからず。妻から「お義父さんの本棚から探してみたら?」と言われ、なるほどと、帰ったついでに眺めてみました。雑然と並んだ本の中から気になった一冊が「空気は読まない」。

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まだ読んでないので今回の話と関係があるかどうかはわかりませんが、直観で気になったので読んでみることにします。父親が好きな本を読むことで、知らなかった父の一面を見ることができるかもしれません。

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父子の関係とはまた複雑なもので、尊敬はしているけど距離はいつまでも遠いまま。妻が自分を変えてくれたように、また何か自分が変わるきっかけになればいいなと思います。

……なんて日記を書き終えたあとに、あれ、前にも同じような日記を書いたような・・・と思ったらやっぱり。

年に数回しかかけてないのに数少ない記事でこんな感じだと先が思いやられますね・・・。でも凝りずにご覧いただけると嬉しいです。ではまた。












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