えひめの暮らし編集室

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マガジン

  • そしてこれから 和紙の旅

    • 5本

    愛媛県内子町の伝統工芸・大洲和紙づくりを体験し、この地域でユニークな活動をしている人々に出会う旅の企画メンバーで運営するマガジン。 古民家ゲストハウスのオーナー、和紙職人、世界の紙のつくり手を訪ね、その魅力を伝えている人、和紙とデザインの可能性を試せる活版印刷工房をオープンした人、里山で人をつなぐ人など、多彩なメンバーで運営しています。 このマガジンでは、旅の告知や開催情報をお知らせしていきます。 この旅に参加した方や興味がある方はもちろん、紙、手仕事、旅、地域づくり、関係人口づくりなどに興味がある方もぜひ、ご覧ください。

最近の記事

地域の人・コトをつなぎ旅をつくる|古民家ゲストハウス&バー 内子晴れ

早く、自由に気軽に旅ができる日常が戻って欲しい––。 本当に切に願います。 なかなか旅がままならないこの状況を何とか耐えているゲストハウスの皆さんを応援しようというゲストハウス思い出ノートさんの企画に、私も共感して、思い出を綴ってみることにしました。 旅先で、様々なゲストハウスにお世話になったのですが、自分の暮らす地域にゲストハウスがあるというのはとても大きいと感じています。だから、私が応援するならば、やっぱり古民家ゲストハウス&バー 内子晴れさんでしょうか。 内子晴れ

    • 映像の個展「紙の人びと」と表現する人

      表現することに向き合っている人たちと、見て、語りたい作品がある。 愛媛県内子町在住の映像作家・Ko-ki Karasudaniさんが、大洲和紙のつくり手に密着して制作したドキュメンタリー映像作品「紙の人びと」。天神産紙工場(愛媛県内子町)の屋根裏のgalleryで上映中だ。この作品のパンフレットも制作されていて、全ページ大洲和紙というこだわりよう。パンフレットは主に内子町のクリエイターたちと制作しているのだが、縁あって、私もその一部に関わっている。 映像による表現愛媛の伝

      • そして、これから〜和紙の旅〜|紙の人に出会う3日間

        ついつい集めてしまう、なかなか捨てるに捨てられない、そんな紙があなたの中にもないだろうか。旅の思い出や可愛いイラストのポストカード、心ときめく包装紙、装丁が美しい本……。 紙の持つ風合いや質感にこよなく惹かれてしまう人、ものづくりが好きな人に、ぜひとも知ってほしい、体験してほしい旅がある。 それは、愛媛県内子町で開催されている「そしてこれから〜和紙の旅〜」。 内子町の伝統工芸品・大洲和紙の紙漉きを体験し、紙にまつわるものづくりをする人々に出会い、語るという2泊3日の旅。地

        • 人はなぜ、モノを集めてしまうのだろう

          どうしても捨てられないもの、なぜか集めてしまうもの–––。 誰にとっても、何か一つはあるのではないでしょうか。 持ち主が心惹かれて集めたモノを展示した「シェアアトリエなるたの標本展」。愛媛県内子町五十崎の「シェアアトリエなるた」で開催されています。企画したのは、ゆるやか文庫の主宰であり、graftメンバーである青山優歩さん。改修前の構造が現しとなった空間を会場に、今後、この建物をシェアしていく仲間たちのモノへの愛が詰まった展示でした。 この展示を眺めていて、先日見たイベン

        地域の人・コトをつなぎ旅をつくる|古民家ゲストハウス&バー 内子晴れ

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        • そしてこれから 和紙の旅
          5本

        記事

          「内子晴れTO GOタンブラー」で、内子をあそぶ

          愛媛県内子町の町並み保存地区の入り口に佇む、古民家ゲストハウス内子晴れ。昨年の11月3日に2周年を迎えました。おめでとうございます! お客様や地域の方々への感謝を込めた2周年祭として、記念企画やイベントが開催されていたのですが(1/18〜2/11)、その中でも気になったのが、「内子晴れ×KINTO TO GOタンブラー」の販売。単なる記念グッズではなく、そこにはまちへの想いが込められていました。 まちをあそぶ仕掛けKINTOのTO GOタンブラーは、ステンレス製の真空二重

          「内子晴れTO GOタンブラー」で、内子をあそぶ

          【Event Report】暮らしに ひと振り スパイスを

          「LIFE IS SPICY」をコンセプトに、西へ東へと旅をしている溝端裕子さん。行く先々で、スパイス料理を学んだり、料理教室を開催して、スパイスの魅力を広めたりもしています。1/15に松山で開催した、「暮らしに ひと振り スパイスを」に、食材調達から、イベント終了まで密着しました。 愛媛の食材に大興奮朝の10時に、東温市のethnic green farm廣川農園さんに集合。スパイスの香り漂う、2升炊きの炊飯器が乗った車で、大阪から駆けつけてくれた溝端さん。廣川さんの農園

          【Event Report】暮らしに ひと振り スパイスを

          「半農×半X」という生き方を学び、自分でつくる

          土に触れ、作物に触れて、食べるものを、自らの手を体を使って生み出す。 そんな、農ある暮らしを本気で考える方に届けたいインタビューです。 「農ある暮らし」と言っても、農業を専業にする生き方から、「半農×半X(エックス)」といった二足の草鞋もしくはそれ以上の生業を持ちながら暮らすなど、様々な関わり方があります。 この「半農×半X」を学べる、それも農法は無肥料・無農薬で、というスクールが2月から愛媛県松山市で開講しようとしています。その名も「半農×半Xスタイルの次世代農業独立支

          「半農×半X」という生き方を学び、自分でつくる

          【LIFE IS SPICY】溝端裕子が行く!|廣川農園訪問記

          「LIFE IS SPICY」をコンセプトに世界を旅する料理人、溝端裕子さん。 昨年、愛媛を訪れた時に、スパイス料理イベントを開催したのですが、その時に出会ったのが、「ethnic green farm 廣川農園」さんのパクチー。その美味しさに感動して、「この農家さんに会いたい!」と目を輝かせていました。 ということで、廣川さんに畑見学をお願いしたところ、快くOKのお返事が。溝端さんの愛媛再来の時に、念願の畑訪問が実現しました。 廣川農園は、愛媛県東温市にあります。パクチ

          【LIFE IS SPICY】溝端裕子が行く!|廣川農園訪問記

          【1/15開催】暮らしに、ひと振り、スパイスを|〜廣川農園&愛媛の食材 × 旅する料理人・溝端裕子〜

          あなたのおうちにも、眠ってしまっているスパイスがありませんか? それらをうまく使いこなせるようになったら、レパートリーが広がり、日々の食卓がもっと楽しく豊かになるなあ。 私がそう思えたのは、旅する料理人・溝端裕子さんに出会ったから。パクチーとキウイとスパイスでサラダをつくるなんて、思いもつかなくて、その発想に驚かされました。 生き方はまさに「LIFE IS SPICY」。スパイスの魅力にはまり、世界を旅しながらスパイスについて学び、料理をつくってきた溝端さん。そんな溝端さん

          【1/15開催】暮らしに、ひと振り、スパイスを|〜廣川農園&愛媛の食材 × 旅する料理人・溝端裕子〜

          旅とスパイス

          旅とスパイスの共通点ってなんだろう? どちらも日常とは少し違う世界を見せてくれる。なくても生きてはいけるけど、だからと言って人生から消えてしまったら、なんだか味気ない。 この「旅」と「スパイス」のある生き方を選んでいる、旅する料理人・溝端裕子さんに再会しました。コンセプトは「LIFE IS SPICY」。旅先で出会った地域の食材とスパイスを組み合わせた料理をつくったり、現地のスパイス料理を学んだりしている方なのですが、日々、その土地の美味しいものを食べているからでしょうか

          愛媛移住に、地域おこし協力隊ってどうなの?

          移住してからの暮らしに不可欠である「仕事」。 私は、地域おこし協力隊を選択しました。 その経験をOGとしてお話するために、12月15日に開催された愛媛県の地域おこし協力隊合同募集説明会に参加してきました。会場は、ディアモール大阪 ディアルーム。愛媛だけに、みかん色で彩られておりました。 地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、生活の拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし 協力隊員」として委嘱。隊員は、一定期間、地域に居住して、地域

          愛媛移住に、地域おこし協力隊ってどうなの?

          農家から、口福のおすそ分け【farmer’s kitchen HIMARINO】

          あなたなら、気心知れる友人に、どんな手土産を選びますか? 先日、古民家暮らしの友人の家に遊びに行ったのですが、食べることや暮らしにこだわりのある友人を満足させる手土産のセレクトはなかなか手強いです。そんな時に、一緒に楽しみたいなあと選んだのは、「farmer’s kitchen HIMARINO」の太秋柿のコンポートでした。 クラッカーにクリームチーズを塗って、コンポートをのせてパクリ。太秋柿ならではの、梨のようなシャリシャリした食感が楽しめます。手を動かしながら、あれよこ

          農家から、口福のおすそ分け【farmer’s kitchen HIMARINO】