「障害を作っているのは、あなた」
「障害を作っているのは、あなた」
ラジオを聴いていて、私は、
何1つ反論できませんでした。
1.「自立生活支援センター(CIL)]」とは…
9月16日・敬老の日に愛媛県宇和島市立
コスモスホール三間で行われた
「星空映画祭・インディペンデント
リビング」を鑑賞しました。
観に行くきっかけは、南海放送ラジオ
「やのひろみの部屋」に今回の映画祭主催の
CIL星空の代表・井谷 重人(いたにしげと)
さんが出演されていた放送回を聞いた事
でした。
冒頭の
「障害を作っているのは、あなた」
という言葉は、この井谷さんの言葉に
なります。
井谷さんは、団体の代表でもあり、
頸椎損傷をされていて、ご自身も
障害者の当事者でもあります。
CILとは、自立生活センターのことで、
Center for Independent Living
これらを略した言葉で、全国に
約120カ所、世界に1000カ所あるとのこと。
自立生活支援センターは、障害者自らが
運営し、地域で自立した暮らしをする
ためのサポートをしている団体です。
2.「人間らしさ」とは…
映画は、1時間40分のドキュメンタリーで、
障害者の方々の日常を映しています。
ほとんどの方が車いす生活をしていたり、
24時間介助が必要な障害があったり、
コミュニケーションがうまく取れず、
「自立」という言葉とは、距離があるように
思える方々ばかりでした。
映画の中で、15年間自宅で引きこもりを
されていた方も出演されていて、
「引きこもり前には存在していなかった
100円均一のお店(ダイソー)があり、
すべてのものが100円で買える衝撃が
あった」
ということを明かしてくれていました。
また、過去に障害者支援施設に入所を
されていた方は、「施設は、つらい」と
いうことも仰っていました。
しかし、CILを利用し、ヘルパーさんなどを
フルに活用することで、自分のやりたい
ことをやるという、人間らしさが溢れる
映画になっていました。
3.「自分らしさ」とは…
「自分らしさ」を実現する、これは、
健常者であっても難しいことですが、
障害者の方には、よりハードルが
高いものになります。
映画のアフタートークでは、
「無知が偏見を生む、知ることで行動に
移すことができる、行動することで
人生が豊かになる」
ということを仰っていて、自分も何か行動を
起こさないといけないと強く感じました。
4.「資格」を活かす…
ここで資格を活かさないと、取得した
意味がない、そんな思いです。
全国には、「障害福祉専門」行政書士の
先輩方がおられます。
(この本はその方が執筆されているもの)
自分が行政書士という資格を活かして
障害者の方も「自分らしく」生きていける
お手伝いをすることに携われるなら、
この方面からなのかなと。
学んでいく中で、もしかしたら、違う
アプローチの方が良い、ということに
なるのかもしれません。
でも、まずは知ることから。
「障害を作っている」のは自分なので。