見出し画像

当たり前体操は好き。けど当たり前思考は嫌い

当たり前を疑え。

今回は、
感覚過敏な特徴をもつ子を話題に取り上げて
お話を進めさせて頂きます。

感覚的な特徴を持っていると

日常生活や学校生活で

周りの思いがけないタイミングでストレスがのしかかる場合があります。

田舎の中学校では,

自転車での通学が可能な場合があります。

そして
田舎の中学生では、

ヘルメットの着用が義務です。

このヘルメットの感触がどうしても我慢できないという子がいました。

たいていの大人はそれを

「わがまま」「カッコつけている」と言います。

ただ,その訴えに聞き耳を立てるか,

わがままと突き放してしまうかで,

子どもは「どうせ相談しても聞いてくれない。」

と学習します。

すると更に学校で悩みがあったときに,

自分の悩みを心にとどめておくことになります。

つまり,

自分が経験してきた枠では収まりきらない部分で,

人は悩んでいたり
苦しんでいたりします。

今回の一例の感覚過敏のお子さんは

周囲の大人からすると

とても意外な所でストレスを溜めていることを

僕は知りました。

自分の中の当たり前は

人の中の当たり前ではないことを

再認識しました。

考え方や感じ方,価値観は人それぞれ。

そう思って生きてきましたが,

時折,その事を忘れてしまいそうになります。

頭に入れて,

今後もたくさんの子どもたちや

保護者の方々

支援者の方々との出会いを大切にしていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?