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【Googleフォーム】フロントエンド環境とGoogleフォームを組み合わせてお問い合わせやアンケートフォームを作成する(Part1)

例えば、PHPやCGIが使えない環境下でWEBフォームを使いたい、お問い合わせフォームを受けるサーバーサイド環境が準備できない、という場合があるかもしれません。そのような場合にフロントエンド環境とGoogleフォームを組み合わせて、お問い合わせやアンケートフォームを作成する方法です。

以下、フロントエンド環境とGoogleフォームを組み合わせてお問い合わせやアンケートフォームを作成する手順を説明します。

目次

  1. Googleフォームの作成

  2. フロントエンドのウェブページ作成

  3. Googleフォームの送信先URLの取得(フォームactionを設定する)

  4. name属性を指定する

  5. フォームデータの送信

  6. Googleフォームにデータを送信するコードの一例

  7. まとめ

Googleフォームの作成

Googleフォームの作成: 最初に、Googleフォームを作成します。Googleフォームを使用することで、フォームフィールドを作成し、回答を収集できます。必要な質問や選択肢を追加し、フォームをカスタマイズします。




フロントエンドのウェブページ作成

フロントエンドのウェブページ作成: HTMLを使用して、お問い合わせフォームやアンケートフォームを作成します。

フォームフィールドをデザインし、送信ボタンを追加します。

<form id="contact-form">
    <label for="name">参加者名</label>
    <input type="text" id="name" name="name" required><br><br>
    <label for="message">コメントまたはご質問</label><br>
    <textarea id="message" name="message" rows="4" required></textarea><br><br>
    <button type="submit">送信</button>
</form>


表示部分はフォームのようになりましたが、このまま送信しても何も起こらずどこにも送信されません。




こちらを送信したときに、Googleフォームが送信されるように設定してみます。

Googleフォームの送信先URLの取得(フォームactionを設定する)

Googleフォームの送信先URLの取得: Googleフォームを作成したら、フォーム送信時にデータを受け取るためのURLを取得する必要があります。開発者ツールで送信先URLを取得してコピーします。このURLは後でフロントエンド側で使用します。

Googleフォームのフォームにaction属性がありますので、値を一致させます。


フォームのactionにGoogleフォームのURLを入れます。

<form id="contact-form" action="https://docs.google.com/forms/d/e/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX(フォームID)/formResponse"

name属性を指定する

「name=XXXXXXXXXXXXX」のところには、各フォームのname=”entry.XXXXXXXX”と一致させます。

このXXXXXX部分は、Googleフォームのソースコードの中に隠れています。




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