江口和孝|編集者・ライター

フリーの編集者兼ライター。最近は仕事の文章ばかりで私的な文章を書いていなかったので、日…

江口和孝|編集者・ライター

フリーの編集者兼ライター。最近は仕事の文章ばかりで私的な文章を書いていなかったので、日常に起きた出来事や思う事を綴っていきたいと思います。

記事一覧

妻、浜辺美波になる。

夏は、妻が四季の中で一番好きな季節だ。 気分が高揚するらしい。 ちなみに僕も夏は好きなのだが、ここ数年の酷暑っぷりには辟易としているので、今の時季ぐらいが一番良…

カブトムシ・クロニクル

第1章 親から子へのペイ・フォワードカブトムシを飼っている。 いや、正確には飼っていた。 先日、夏の終わりと共に(まだ暑いが)、最後の1匹が天に召されてしまったの…

このnoteへ来てくれた人へ~#自己紹介

フリーの編集者&ライターをやっています江口和孝です。 何かを書いたり、組んだり、集めたり、編んだりして、人に伝える仕事をしています。 このnoteでは、日々の生活や…

エアコンからバジルへのリインカネーション(後編)

(前回までのあらすじ) 自動おそうじ機能がアシュラマンの高笑いと共に止まり、水漏れも止まらない我が家のエアコン。 考えられる対策、手立てを講じたが改善はせず、残さ…

エアコンからバジルへのリインカネーション(前編)

ここ数年、暖かくなるとベランダでスイートバジルを育てるようになった。 毎日水をあげて、日なたに置いておくだけで勝手に育ってくれる。 さらに、摘心といって、ある程…

家族バラバラな夏休みの旅行記

選抜入りを逃す 今年の夏は、家族でプールや遊園地や映画などいろんなところへ行った。 特によみうりランドのプールは2回行った。 日焼け対策にラッシュガードを着てプー…

歯ブラシで奥さんが窒息しかけた話

先日の夜、いつものように寝る前に歯磨きをするため、洗面台へ行った。 何も考えずに自分の歯ブラシを手に取り、歯磨き粉をつけて、歯を磨き始めたのだが、奇妙な違和感が…

シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖(特に考察してません)

初日行ってきた。 前作の「:Q」から今作まで8年以上経ってるし、総監督の庵野秀明氏は合間に「風立ちぬ」で声優挑戦とか「特撮博物館」の館長とか「シン・ゴジラ」とか「シ…

妻、浜辺美波になる。

夏は、妻が四季の中で一番好きな季節だ。 気分が高揚するらしい。 ちなみに僕も夏は好きなのだが、ここ数年の酷暑っぷりには辟易としているので、今の時季ぐらいが一番良いと感じている。 春は花粉症、冬は寒いのが辛い。 話を戻すと、妻は当然、夏のイベントも好きだ。 花火大会、プール、海水浴なんかはマストと言って良い。 なんだったら、ママ友コミュニティを駆使して、大人数の花火大会を企画、開催までしてしまう。 この花火大会、最初は親と子どものセットの3〜4家族、10数人ぐらいで始めた

カブトムシ・クロニクル

第1章 親から子へのペイ・フォワードカブトムシを飼っている。 いや、正確には飼っていた。 先日、夏の終わりと共に(まだ暑いが)、最後の1匹が天に召されてしまったのだ。 カブトムシを飼い始めたのは、去年の夏から。 きっかけは、小学生の長女の「カブトムシを飼ってみたい」というおねだりだった。 死にかけて地面にひっくり返りながら、ブルルンッと羽を震わせているセミの横を通るだけでギャーギャー騒ぐ娘なのに、果たして昆虫を飼育できるのか?という疑問は正直あった。 しかし、子供のチ

このnoteへ来てくれた人へ~#自己紹介

フリーの編集者&ライターをやっています江口和孝です。 何かを書いたり、組んだり、集めたり、編んだりして、人に伝える仕事をしています。 このnoteでは、日々の生活や仕事の中で思うこと、感じたことをできるだけ面白おかしく発信していこうと思います。 有意義な情報は多分、手に入りません。 この人楽しそうだな、と思っていただければ幸いです。 お仕事の依頼もお待ちしています。 私について1976年、兵庫県西宮市生まれ。2001年に、株式会社宣伝会議が主催する「編集・ライター養成講

エアコンからバジルへのリインカネーション(後編)

(前回までのあらすじ) 自動おそうじ機能がアシュラマンの高笑いと共に止まり、水漏れも止まらない我が家のエアコン。 考えられる対策、手立てを講じたが改善はせず、残された手段は、メーカーに頼ることだけだった――。 まずは、説明書に記載されていた「エアコンご相談窓口」にかけて(当然待たされる)、オペレーターにかくかくしかじかと症状を説明。 オペレーターの女性はなんか弱気で、説明もたどたどしくて回りくどい。「申し訳ありません」「お手数ですが」を連発していたのが印象的だった。 そこ

エアコンからバジルへのリインカネーション(前編)

ここ数年、暖かくなるとベランダでスイートバジルを育てるようになった。 毎日水をあげて、日なたに置いておくだけで勝手に育ってくれる。 さらに、摘心といって、ある程度育った芽をハサミで摘み取っておくと、わき芽が伸びて、たくさん葉をつけてくれるようになる。 2~3株も育てれば、スーパーで一袋198円のバジルを買う必要がなくなるどころか、その10数倍の量を冬が来るまで収穫し続けることができる。 収穫したバジルはマルゲリータ風のピザトーストとかガパオライスとかジェノベーゼとかにな

家族バラバラな夏休みの旅行記

選抜入りを逃す 今年の夏は、家族でプールや遊園地や映画などいろんなところへ行った。 特によみうりランドのプールは2回行った。 日焼け対策にラッシュガードを着てプールに入るせいか体質のせいか分からないが、毎回遊んだ翌日になると背中が汗疹で猛烈に痒くなり、「アセムヒEX」を背中全面に塗ってもらうハメになるのだが、やはりプールは楽しい。最後にもう1回行こうか、奥さんと検討している。 映画は「インサイド・ヘッド2」を観に行った。 最初はあまり興味がなかったのだが、ディズニープラス

歯ブラシで奥さんが窒息しかけた話

先日の夜、いつものように寝る前に歯磨きをするため、洗面台へ行った。 何も考えずに自分の歯ブラシを手に取り、歯磨き粉をつけて、歯を磨き始めたのだが、奇妙な違和感があった。だが、それが何かは分からない。 口の中を一通り磨き終えた頃、ようやく気付いた。 目の前の鏡に張り付けている歯ブラシホルダーに自分の歯ブラシがあったのだ。 では、今使っているこの歯ブラシはなんだ? その直後、浴室で洗濯物を干していた奥さんが叫んだ。 「あーっ! それ、なっちゃん(※次女)のウンチこすっ

シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖(特に考察してません)

初日行ってきた。 前作の「:Q」から今作まで8年以上経ってるし、総監督の庵野秀明氏は合間に「風立ちぬ」で声優挑戦とか「特撮博物館」の館長とか「シン・ゴジラ」とか「シン・ウルトラマン」とかを作り始めちゃって、挙げ句の果てに「:Q」公開後にうつ病も発症していたとかでもう完成できないんではないかと半ば思ってた。 だから、ちゃんと広げた風呂敷をたたんでくれたことに安堵と感謝しかない。 話はよく分からんところもちょっと、いや多々あったが、それは「:序」「:破」「:Q」を復習せずに観た