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トレーナーになるには?

おはようございます。
10月も後半に入ってきて、日中はまだ暖かいですが、朝晩冷えるようになってきました。

「トレーナー」とは?

さて、タイトルにあるように
「トレーナーになるには?」
ということを質問されたりすることがあります。
いくつか選択肢があるので、少し紹介させていただき、私自身はどのようにこの仕事についたかも書いていきたいと思います。

  • トレーナーの種類
    まず「トレーナー」と言っても世間で捉えていただいているのはトレーニング指導、マッサージをする、テーピングを巻くなど色々な活動をひっくるめて「トレーナー」と少しずつ認知されてきていると思います。
    その中で代表的な専門家(職種)をいくつか紹介したいと思います。

    ①アスレティックトレーナー(AT)
    日本スポーツ協会(元 日本体育協会)が認定しているアスレティックトレーナーの資格を持ち、主にスポーツ現場での指導がメインとされています。
    アスリート(スポーツ選手)のサポートをするスポーツトレーナーです。アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、ケガの予防のためのトレーニングや選手へのコンディショニング、アスレティックリハビリテーション、障害評価、ケガの応急処置、再発予防や障害発生を抑えるためのテーピングなどを行う。

    ②S&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ
    S&Cコーチは主にアスリートを対象に、パフォーマンスの向上と傷害予防を目的として、ストレングストレーニングを中心とした安全で効果的なエクササイズプログラムを作成し、指導を行う職業です。
    筋力、パワーを中心としたすべての体力要素へのアプローチを通じて、目的とする試合や期間に、選手、チームが最高のパフォーマンスを発揮することを目標に、エクササイズプログラムを作成します。
    (NSCAジャパンより抜粋)

    ③パーソナルトレーナー 
    パーソナルトレーナーとは、個人に合わせたトレーニング指導を行う運動の専門家を指し、健康促進や筋力増強、アスリートへの運動指導まで幅広い範囲のニーズに合わせて専門的指導を行います。また、トレーニングにおける専門的な指導だけでなく栄養学などの観点からも「理想的な体作り」をクライアントと一緒に目指す職業です。

このように代表な3つを紹介しました。

トレーナーになるにはどうすればいい?


次になるにはどうすればいいかという部分ですが、

  1. 大学、専門学校に通う
    トレーナー養成の学科がある大学もしくは専門学校に2〜4年間通い、専門科目(解剖学、生理学、トレーニングなど)を学びます。

  2. トレーナースクール
    半年から1年くらいで資格取得を目指して勉強する形になります。
    近年では資格取得後の活動先の支援等も行なっているところも増えているようです。

  3. 独学
    自分で情報を集め、本などを買って、勉強し、資格取得するパターンです。
    基本的にトレーナーの資格試験はマークシートの筆記のみ(ATは専門課程で学んで受験資格を得て、筆記、実技などの試験があります)なので、独学でも資格取得はできます。

  4. 企業に入る
    最近では、社内資格のような形で社内研修をして指導現場に出すパターンが増えてきています。
    某ダイエットジムなどでは1ヶ月ほど研修をしてトレーナーデビューできるところも多くあります。

上記4つが代表的な形かなと思います。
近年では「筋トレブーム」というものが起きているらしく、トレーナーになりたいという方が増えています。

木村の場合

私がトレーナーの勉強をし始めた2000年代前半は「1.大学、専門学校に通う」という選択肢がほとんどでしたが(私も専門学校に行きました)、この10年ほどでトレーナースクールや企業に入って研修という形が増えてきております。
メリット、デメリットはどの選択肢にもありますが、最終的には常に学び続けていくことが共通で必要になると思います。

「トレーナー」と呼ばれるものの職種、なるためにはというところを紹介してみました。
私自身は、人の身体を治すということを最初に思い浮かび「治療家」と考えましたが、トレーニングすることで身体を良くすることができる方がいいなと思い、現在のトレーニング指導の仕事についております。

専門職ではありますが、最終的にはサービス業なので、しっかりとした人間性とクライアント目線に立ったアウトプットができることが大切かと思います。

トレーニング指導させていただいていた元千葉ロッテ 内竜也投手と

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