Effect 代表 今井久美

首都圏で20年間、帰国子女を中心に8000名の指導実績をもつEFFECTスクールを主宰…

Effect 代表 今井久美

首都圏で20年間、帰国子女を中心に8000名の指導実績をもつEFFECTスクールを主宰 子どもの英語力育成と受験に関わる貴重な情報を下記のLINEでプレゼント中!   帰国生👉https://kli.jp/f/YJkR/   一般生👉 https://kli.jp/f/ARN6/

最近の記事

英検の取組み方・活かし方【一般生】

英検の傾向大学入試で英語外部試験利用入試として本格的に活用されるようになって以来、英検自体も出題傾向や合否の採点基準などが大きく変わってきています。 具体的にはIELTSやTOEFLのように英語4技能をバランスよく測定する形式に変わっており、3級以上ではライティング問題が出題され、筆記試験では語彙・読解問題とリスニング、ライティングがそれぞれ同じ配分で採点されます。これに2次試験での面接によるスピーキングが加わり、4分野それぞれ均等に評価されるようになっているのです。 そして

    • 英検の取組み方・活かし方【帰国生用】

      英検の傾向大学入試で英語外部試験利用入試として本格的に活用されるようになって以来、英検自体も出題傾向や合否の採点基準などが大きく変わってきています。 具体的にはIELTSやTOEFLのように英語4技能をバランスよく測定する形式に変わっており、3級以上ではライティング問題が出題され、筆記試験では語彙・読解問題とリスニング、ライティングがそれぞれ同じ配分で採点されます。これに2次試験での面接によるスピーキングが加わり、4分野それぞれ均等に評価されるようになっているのです。 そして

      • 子どもの英文読解力を育てる方法  Intensive Reading編

        読解力とはさて、英文読解力を伸ばす方法、前回は大量の文章を素早く読解する力について書きましたが、今回は難しいレベルの高い文章を読み解いていく力をどうやってアップしていくかについて書いてみたいと思います。 これは英語に限らず日本語においてもそうですが、読解力とは文字情報を概念化し、自分の理解度に応じて内容を把握する力です。 背伸びさせ続ける子ども達の文字情報を概念化する力や内容理解力を伸ばしていくには、常に背伸びさせ続けることが重要です。今の理解力を少し超えたレベルの文章と格

        • 子どもの英文読解力を育てる方法  Extensive Reading編

          読解力の重要性読解力を伸ばすことは、入試においては言うまでもなく、子ども達の将来において非常に重要であることは皆さんもご存知の通りです。 特に近年、入試改革によって英語は長文化が進んでおり、高校でも大学でも難関校入試では文法ではなく、読解力が合否を分けます。 大量の文章を読む力では、どうすればしっかりした読解力を育てることができるか、2回にわたって書いてみたいと思います。 読解力で必要とされる能力は大きく二つに分けることができます。 一つは、できるだけ多くの情報(文章)量を

        英検の取組み方・活かし方【一般生】

          英語を始めるのは小学生がいい!

          ”慣れ親しむ”段階?小学校3,4年生で英語が学習活動となり、5,6年生で正式な教科となり、日本の英語教育も少しずつ変わってきましたが、まだまだ多くの人たちが「小学生から英語をやって効果があるの?」とか、小学生英語の目標は「英語に親しみ、英語を好きになること」等々の中途半端なご意見です。 みなさん、シンガポール、台湾、中国、韓国などアジアで国際的に活躍できる人材育成に積極的なこれらの国や地域の教育関係者や保護者が、そういう感覚で小学生段階の英語教育を捉えていると思われますか?そ

          英語を始めるのは小学生がいい!

          英語学習に文法は必要か?

          文法の働き英語教育に文法学習が必要かどうか。 まず、日本語のケースを考えてみたいのですが、例えばこの動詞の活用形は五段活用の終止形か連体形かとか、ここは副助詞か係助詞どちらを使うべきかなどと文法的確認をしながら日々、日本語を使っている日本人はいないと思います。何故なら、そんな後付けの理論に依存しなくても日頃から日本語を使う経験があれば、ちゃんとした文や文章を書いたり、話したりできるからです。 英語の文法も同じだと思います。海外生活の経験を積む中で英語を習得した帰国子女たちは、

          英語学習に文法は必要か?

          英会話 vs 英文法

          英会話と英文法の二者択一?日本では一般的に英語教育を提供しているのは英会話教室か文法を教える塾がほとんどです。学校でも小学校では英会話活動、中学以上では文法教育が主流です。 英会話で文法が身につく?では、英会話をやっていると文法も身につくでしょうか。会話の繰り返しで、英文が書けるようになったり、長文の読解力が向上するとは思えませんよね。 英文法で会話ができるようになる?それでは、英文法をしっかり頑張ったら、英会話ができるようになるでしょうか? これは、残念ですが私たち大人

          英会話 vs 英文法

          高校・大学で英語環境で学ぶ生徒へのおススメ

          高校・大学で英語環境で学ぶ時期こそ 私たちEFFECTではまもなく、小学生の低学年から長期間、当校に通い英語力を保持・伸長して来た子供たちが大学や高校に巣立っていく時期になります。幼少期から長い生徒なら約10年、見違えるほど立派になった子どもたちを目にするのは、私たちにとっても大きな喜びであるとともに、それを支えてこられた保護者の皆様に対しては敬意と感謝の念に堪えません。 これから多くの生徒たちが海外やまた国内においても高校や大学で英語環境で学んでいくわけですが、そういう彼

          高校・大学で英語環境で学ぶ生徒へのおススメ

          日本人の英語力、また低下⁈

          日本人の英語力評価の低下国際語学教育機関 Education First(本部スイス)によると2022年調査で英語を母語としない112カ国・地域のうち日本人の英語力は前年の78位からさらに順位を落として80位になったとのこと。5段階中4番目の「低い能力レベル」(61位~87位)に属するといいます。 近年のTOEFLやIELTSの結果をみても諸外国の中で最下位レベルに甘んじる日本人の英語力の低さは、今に始まったことではありませんが、世界全体で経済社会の国際化が進み、海外の国々

          日本人の英語力、また低下⁈

          小学校英語の教科書に驚き!

          小学生高学年に英語が教科として2020年度から英語が小学3年、4年生で学習活動として取り入れられ、小学5年、6年生で正式な教科となりました。 今回、最も普及している出版社の教科書を見て正直、驚きました。何に驚いたかというと、その文や単語数の少なさに「たったこれだけのインプットしかしないの?」と驚いたのです。 ちなみに、新しい教科書を見た世の多くの教育関係者は、「そのボリュームと単語量、難しさに驚いた。」と言われているようですが。 なぜ、薄っぺらい?だいたい日本の学校の教科書

          小学校英語の教科書に驚き!

          多読・音読の驚異の効果

          二人の文豪の言葉日本を代表する二人の世界的な小説家の英語習得するに関する考え方をご紹介します。 まず、かの夏目漱石ですが、「現代読書法」において英語習得について次のように書いています。 「英語を修むる青年はある程度まで修めたら辞書を引かないで無茶苦茶に英書を沢山読むがよい。少し解らない節があって其処は飛ばして読んでいってもドシドシと読書していくと終いには解るようになる。又前後の関係でも了解せられる。其れでも解らないのは滅多に出ない文字である。要するに英語を学ぶ者は日本人がちょ

          多読・音読の驚異の効果

          音読が基礎トレーニング

          よくある質問仕事がら、以下のようなご質問をよくいただきます。 「こどもが英語を得意になるようにしたいんですが、どうすればいいでしょう?」 「小1の帰国子女ですが、英語を保持する良い方法を教えて下さい。」 また、時には保護者から 「仕事で英語がとっても大事になってきたんですが、大人でも英語力を伸ばす良い方法はありますか。」 私は、いつも「それは音読です。」と答えます。どんなスポーツでも楽器演奏でも基本になるトレーニングがありますよね。 英語では音読が「あれ」です。 英語は音読

          音読が基礎トレーニング

          大学入試の変化を見据えて、今(小・中学生)の英語を考える

          改革が進む大学入試経済社会のグローバル化やAIの普及・進化に伴う産業構造の変化などによって、これからの国際社会を生きる力としてコミュニケーション能力や問題解決能力が求められるようになりました。それらを受けて、大学入試も、これまでは「知識・技能」が中心でしたが、2021年1月から導入された「大学入学共通テストでは知識・技能だけでなく、それらを活用して自ら課題を発見し、解決していく上で必要な「思考力」や「判断力」、「表現力」が必要とされています。また、英語は出題の50%がリーディ

          大学入試の変化を見据えて、今(小・中学生)の英語を考える

          ホントに分かってますか?中間・期末試験の重要性

          定期試験の重要性保護者の皆さん、中学・高校での中間・期末試験の重要性を本当にご存じですか?「そりゃ、それで成績がつくんだから大事なのは当たり前ですよ。」という程度の問題ではないんです。 特にまだお子さんが小学生の場合は、漠然とした認識はあるものの、具体的にどう大切なのかはご存じないでしょうから、今一度、定期試験の重要性について書いてみたいと思います。 公立高校入試では都道府県によって多少の違いはありますが、公立高校受験では中学の成績を3割程度で得点化し、当日の入試の結果を残

          ホントに分かってますか?中間・期末試験の重要性

          都立高校入試の挑戦に思う

          スピーキング導入に対する各方面の反対東京都立高校の英語入試では、来年春からスピーキングが導入されます。 東京都の中学3年生、約8万人の生徒の採点は一括してベネッセに委託され、これまでのプレテストの採点はフィリピンで行われたといいます。 これに対して都議会では野党が公平性、経済的格差の問題などで大反対し、学術関係者も採点基準の不明確さや外部委託される評価の信頼性の問題など大きな疑問を投げかけています。 令和3年度大学入学共通テストに民間試験の導入が一度は決定されながら、採点の不

          都立高校入試の挑戦に思う

          受験を親としてどう捉える

          避けて通れない道子どもたちにとって受験は避けて通れない道です。高校受験や大学受験ならまだしも、まだ精神的に自立していない小学生の中学受験も拡大しています。特に東京では中学受験の受験者数が2022年は過去最高となり、約30%の生徒が受験しています。 小学生の子どもたちが、偏差値がどうのこうのと話すのを聞くとさすがに違和感を感じますが、これが昨今の現実です。 親としてどう捉える⁉では、親として子どもの受験をどのように捉えるべきなのでしょうか。EFFECTでも今まさに生徒たちの帰

          受験を親としてどう捉える