地図帳って本当だったんだ!と知ってから #地理がすき
大学に合格して、実家から大学近くのアパートに引っ越したとき。
高速道路を大学近くのインターで降りてびっくりしたのは、土地があまりに平らなことでした。
「あぁ、関東平野ってこういうこと……?」
高校時代は地理選択。「平野」という言葉は理解していたけれど、本当にあんなに平らな土地が広がっているなんて、地図帳では分からなかった。あの日の衝撃は、忘れられません。
あの辺りに住んでいた人は、やたらに自転車乗りが多いのも印象的でした。地元では自転車乗る人ってそんなにいなかったから。「あー、平野だからみんな自転車乗るんだな」って、勝手に認識していました。
わたしも大学の頃は自転車でどこまででも行けたなぁ…今は、行った先で自転車置き場見つからなかったらどうしよう症候群におそわれるから、自転車のらずにどこにでも徒歩で行っています。なつかしい。
初めての土地にいって同じようにびっくりしたのは、はじめて山梨に行ったときかな。付き合っている人が山梨にいて、はるばる行ったんですけど。
甲府が、すごかったの! 本当に、盆地!
噂には「俺んちは山に囲まれてるから」ってずっと聞いてたけれど、本当に360度山に囲まれてるの。
山に囲まれたくぼみって、こういうことだったのねって知りました。
地理って現在進行形のはずなのに、どこか歴史みたいに「そんなのもいつかどこかにあったらしい」ってフィクションみたいに思っていたのかなって思うんです。
言葉で理解してテストで点数はとれているのと、現地にいって、平野や盆地を体感したのとでは全然ちがうよね。
それから、旅行にいくとつい地形を気にするようになりました。
教科書にかいてあることが、本当だった!って知っていくのおもしろいよね。
地形とは違うけれど、友達と弾丸四国一周ドライブしたときには、道沿いの街路樹がみかんなことにびっくりしたの。愛媛はみかんの名産地って、確かに習った! あんなに普通になってたら、そりゃ全国に出荷できるわ~。
学校帰りに、おやつ代わりにみかん食べられるじゃん。買い食いしなくなるよね。
そういうのもさ、行ってみてはじめてわかるよね。むしろ社会の授業でそういうのが知りたかったよ。
地理に限らず、教科書にかいてあることって現実で、目で見えるものなんだって知れると、急に教科書の太字が浮き出てくる感じがします。
教員もしてたから人より長く教科書みてきたけれど、立体的にみえるページが増えてくるのが学びの楽しいところだなぁって思うんです。
地理がすごく好き!とか得意!なわけでもないのに書いてしまった笑。
この学問系の「〇〇が好き」、どの教科もそれぞれお話したいことがあるから、シリーズで書いてみたいなって思ってます^^
勉強ってたのしいよねーー。
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