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プレゼンテーションで、相手の耳を開かせた素敵な事例。
以前ルー大柴さんの講演を聞きに行った時の事例です。
もしかして、ルー大柴さんを知らない方は、こちらの「ウィキペディア」をご覧ください。
この時の講演では、一般的な流れと同じように司会の方が「それではルー大柴様よろしくお願いします」と講師をお招きするスタートでした。
しかしその時に、なんとルー大柴さんは最後尾から登場したのです。
誰もが壇上の袖から登場すると思っていたら、まさかの最後尾からの登場で、参加者全員が驚いていました。
もちろん私もその1人でした。
そして最後尾から壇上に上がるまで5分以上の時間をかけ、その道中ではお客様の隣に座って談笑をしたり、雰囲気は一瞬にしてガラッと変わり、ほとんどのお客様は笑顔になり笑っていたのです。
これでみんなの耳は、完全に開いたのです。
なぜならば、驚きそして笑うことによって、感情がしっかりと動いたからです。
さすが一流のエンターテイナーであり、プレゼンテーションの話し方やコツを心得た登場でした。
耳が開いた後はどうすればいいのかというと、みんなが興味を持つ話をすればいいのです。
しかし、興味を持つかどうかは相手次第です。
つまりどういう相手によってどういう話し方をするかは、その場で決まっていくものなのです。
事前に用意したPowerPointの資料を画面に映して、練習してきたように読むだけでは相手の興味は得られないかもしれません。
なぜならば、想定していた雰囲気やイメージしていた相手と必ずしも一致するとは限らないからです。
だから、プレゼンテーションでの話し方のコツは、常に相手の立場に立つことです。
詳しくはこちら「相手の立場に立って考える人と考えられない人」をご覧ください。
プレゼンテーションにおける話し方のコツは、次の2つです。
Attention:注意を引くこと
Interest :興味を持たせること
この2つのステップを意識するだけで心構えが変わりますし、実践することでプレゼンテーションの話し方が変わります。
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