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中国語ピンイン教本(もやもやを晴らせます!)

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ピンインの実体を日本語ローマ字と比較して記載、ピンインのもやもやを晴らします。どこに焦点をあててトレーニングすぶべきかが掴めます。ピンインのコンセプトは「子音優先!母音重要」です… もっと読む
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記事一覧

ピンイン教本-11 音には出さなくても、疎かにしてはいけない子音の構え

中国語で子音優先!とは、子音の「構え」を崩さないこと!同様に、日本語では母音優先!といいますが、日本語では母音の「構え」が固定され、母音の音は「a」で表記されれば a は、つねに「あ」です。 この点で中国語の単母音「a」は複合母音になったときは、「an」と「ian」 がありますが、「ian」の a の発音は「エ」のような音に変化しています。こうした現象は日本語の母音では生じません。日本語の母音は単母音しかないからが一つの理由です。でも声門閉鎖の違いも原因です。声門閉鎖につい

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ピンイン教本-10 複数の母音で一つの母音、複合母音の実体をつかもう! 

前回の「教-9」で、ピンイントレーニングは中国式子音法!また日本語には母音法!という発音と発声の練習方法があることを紹介しました。中国語は子音優先で子音が重要ですが、母音も日本語に劣らず重要です。前回の単母音での発音に加え今回は複合母音を詳しく取り上げます。 複合母音ではどの母音が重要か?日本語は単母音だけなのになぜ中国語では複合母音があるのか? 日本語では音節とは別に「拍」があります。 拍はリズム上の単位のことです。「モーラ(mora)」ともいわれます。拍手の拍ですか

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ピンイン教本-9 バイオリンの中国語、ピアノの日本語、他ピンインの構図

空港の中国語アナウンスはメロディーが流れているようなイメージがありませんか?中国語の本質ってあれではないかと思います。日本語のアナウンスも優しく、滑らかではあっても、メロディアスだというイメージではないですね。 それである日本人の女性講師が中国語はバイオリン、日本語はピアノに例えていました。四声をバイオリンのように「滑らかに」という提案ですが、中国語らしさの特徴をいかにも女子らしい感性で表現しています。 中国語は声母(子音)と介母と韻母(この二つで一つの母音になる)ので、

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ピンイン教本-8 子音優先の中国語!母音優先の日本語。トレーニングも中国語では子音法!日本語は母音法。

中国語の母音は子音に合わせて、微妙にまた柔軟に変化しました。日本語の母音は固定して変化しません。ピンインも日本のローマ字も「子音+母音」という構造は一緒ですが、発音の特徴は全く違います。 日本語は母音で構え、子音と一体化して音声化します。つまり音を出すときあ行の発音であれば「あ・か・さ・た…」のように、母音のフォーム(口の形)は崩さずに発音します。 「開く」の日本語音読みは「かい/Kai」で、中国語では「开/kāi」です。アルファベット表記は同じです。しかし発音は違います

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ピンイン教本-7 状況に合わせて柔軟に変化して対応する中国語の母音!

i なのに「ウ」で発音(Si)、単母音では難しい発音の「e」が複合母音の「ei」では「エ」で良かった、などピンインの母音の記号は訳が分からないと感じる人がいると思います。前回と今回の記事でその原因を整理してみました! 前回は「Si」で、その原因の一つを下記のように見定めることができました。 分かり易い言い方では「聞こえる音の記号だけではなく、言い方の記号」という特性もあるのではないか、という見方です。背後にあるのは音韻論からの分析でした。 このケースとは別なピンインの特

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ピンイン教本-6 ピンインは聞こえる音の記号ではなく、言い方の記号!だから奇妙な現象が起きます!

このピンイン教本では、ピンインの音の仕組みと発声の仕方に焦点を当てて、日本語発声との違いを知ることで、どこに注意を払って練習をすればピンインの発音を効果的に習得できるようになるか?をテーマにしています。 さて、今日の記事は次の問題からスタートします。 日本語の「す」はSuだけです。中国はSuとSiで表記される二つの「ス」があります。日本語とどこが違うのでしょうか? こんなものだと思ってピンインの練習をしていたと思いますが、ちょっと立ち止まって考えてみますと、日本人の感覚

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ピンイン教本-5 頻出単語で、日本人の苦手な2声×3声の2音節声調克服!

中国語単語の中で、二声・三声の組み合わせは頻出単語です。日本人にとってこの苦手な組み合わせをマスターすれば、声調はもう8割OKです! 🔳 二音節声調【実践】での要点                   二音節発音の原則:2音節目の声調を強調する                      二声×三声、三声×二声の2音節をマスターすれば8割OK、徹底マスター 前回では二音節トレーニングに入る前に知っておくべきこと、また準備としてすべきことを取り上げました。知っておくべきポイン

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ピンイン教本-4  日本語ローマ字読みが訛りの元凶!子音母音の区切りに注意!

ピンインもローマ字読みも子音が先にあって、つづく母音と組み合わせて表記します。でも単母音しかないローマ字と複合母音のあるピンインでは、ときに全く同じアルファベットの綴りでありながら、発音の仕方が違う場合があります。 子音・母音の区切り目がローマ字とピンインでは違うのですが,アルファベットの綴りが全く同じ単語の場合、日本語の区切りで発音してしまいますと、日本語訛りになってしまいます。 ローマ字読みの影響に注意をしよう!ローマ字読みの影響で、中国語の発音が日本語訛りになってい

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ピンイン教本-3 日本人の苦手な二・三声!原因と克服のレッスンポイント

各声調の特徴、そして日本人の苦手な二声・三声、その原因とどこを克服すべきかに焦点を当てました。 ■ 要点                              各声調のポイント・単音節での声調、動画から学ぼう!                                一声(高・gao1)➤高く平ら!伸ばしすぎに注意、他                               二声と三声が間違いやすい原因は?転換点。               一音節での声調練

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ピンイン教本-2 音域拡張トレーニングと北京大学の四声的簡便読法

音域拡張の土台を作らずにピンインの練習に入るのは、走り込みをしないスポーツ選手のようなものです。足腰を鍛えずして、プレイを始めるようなものです。 日本語は中間トーンですが、中国語は歌の音域同様の高低トーンがあります。その発音の基礎作り、北京大学お勧め四声的簡便読法!を紹介します。 ■ 要点                               声調を身につけるうえで初めにおこなう練習、音域拡張トレ。 音域拡張で北京大学お勧めの簡単な練習方法! 間違えると意味が通じ

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ピンイン教本-1 日本語ローマ字とピンイン、見た目そっくり。でも発音の特徴が違います! 

「脳が認める外国語勉強法」で「最速で外国語を学ぶための鍵」で記述されている1と2は次の二つです。 中国語の学習でピンインから始める理由発音が最初に来るのは何故?  慣れるというのは、音を言語として認識することに慣れるということです。 中国語ではピンインが発音記号 ですから、ピンインを学んで、中国語を言語として理解するカギを使って、まず中国語のドアをあけてみましょう。 中国語と日本語見た目そっくりの兄弟!開けてみたら、文字だけでなく発音記号がローマ字のようです。 しか

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