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先生だって分からないよ‼︎

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

「先生だからって何でも知ってるわけじゃないんだよ」

これは、私がつい最近、実際に生徒に言った一言です。

教員という職業は子供たちに向けて教育をする教えることが仕事ということもあり、生徒たちの中には先生たちは何でも知っていて、分からないことがあっても聞いたら教えてくれると思い込んでいる生徒がたくさんいます。

しかし、実際はそんな何でも知っている完璧な先生はいません。

もちろん私も完璧どころか、一般常識すら怪しい中で教員をしています。

確かに教科(私の場合は数学)のことに関しては多少、他の人より知識はある方だと思いますので、生徒の質問にも答えてあげることが出来ますが、例えば他教科の内容は全く分からないので、聞かれても答えることは出来ません。
つい最近も中学生レベルの漢字が読めず、1人知識の無さにショックを受けていました(笑)

先生として、知らないことがあるということは恥じるべきなんだとは思いますが、でも仕方がないことなんです。

毎日、自分の担当教科しか授業していなかったら他教科の内容に触れることは絶対ありません。
定期的に復習にしなければ、先生だって今まで勉強してきた知識は抜け落ちていきます。

にもかかわらず、子供たちは先生のことを知識人のように扱います。
私はそれが時々苦痛に感じていました。
先生は知ってて当たり前という固定概念のせいで、「知ったか」をする先生が多いように、昔の私も変なプライドから生徒たちに「知ったか」をしていました。(反省しなければ…)

しかし、ここ最近になって分からないことは正直に

「分からない・知らない」

と言うようになりました。

なぜなら、教員は子供たちに教育をする立場なんだと改めて見つめ直すことができたからです。

生徒たちは先生たちの言葉を信じます。
生徒たちは先生たちの知識を絶対とします。

何が言いたいかというと、生徒たちに曖昧な情報や嘘を教えてしまったら生徒たちが誤った知識をあたかも本当の情報のように信じてしまいます。

それは、教育をするものとしては絶対にあってはならないことです。

そんな大事なことに気がついたのはつい最近のことです。
(もっと早く気づいていれば…)

教員はただ知識を教えることが仕事ではなく、分からないことがあった時にどう対処するか、どのように自分なりにアプローチするか、そういった自分で問題を解決する力主体性を育ませることこそが大切な仕事なんだとそう感じるようになりました。

だから、私は生徒に聞かれた質問で分からないことは正直に分からないと言います。

その代わり、じゃあ何が分からないのかを生徒たちには考えさせ、問題解決に向けてどうすればいいのか、そういった解決策を生徒たちには提示しています!

先生は完璧な人間ではありません。
何でも知っている知識人でもありません。

生徒から聞かれた質問に答えることは出来ませんが、その分教員として生徒と一緒に問題解決のための手助けをすることはできます。

私は教員として、これからも将来社会で活躍してくれる子どもたちの問題解決能力を養っていけたらと思います‼︎

本日は、お忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
今後も教員生活のありのままを発信していこうと思いますので、フォローのほどお願いいたします!

また、私が実際授業で扱っている教材を販売していますのでそれも併せて
お願いいたします!
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