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アドベンチャーをやる人が作った国=ニュージーランドに学ぶ「変化」への態度

この記事では、podcast番組「半歩先トーク」のゲストとトーク概要の紹介をしていきます。対談の詳細は、podcast(Apple・Spotify・Google)にてお楽しみ下さい。

podcast番組「半歩先トーク」について

「半歩先トーク」は、Living with Natureな社会の実現に向けて、時代の半歩先を歩き始めるためのヒントを提供してくれる方々をゲストをお迎えし、お話をうかがっていくpodcast番組です。

これからの社会の形について、政治・経済・文化・教育・仕事・旅・テクノロジーなど様々な視点から考えていきます。


ゲスト(藤井巌さん)のご紹介とトークの概要

001-アドベンチャーをやる人たちが作った国ニュージーランドに学ぶこと<前編>-ゲスト:藤井巌さん
002-「楽しい」を大切にするリサーチ・ベースドのニュージーランド流教育<後編>-ゲスト:藤井巌さん

藤井巌さん(リアルニュージーランド代表)

ゲストの藤井さんは、鹿児島の名門ラ・サール高校から東京大学法学部という超エリートコースで、卒業後は外資投資銀行でニューヨーク、ロンドン、東京という金融の中心地でバリバリとご活躍でした。
ところが、この「資本主義の最先端」を突っ走った後で、ふと立ち止まり、1年ほどシーカヤックを漕いだり、思索にふけったりと「お休み」の期間をとられます。

その後、一念発起して、ニュージーランドの南島に移住。
「本物の自然」を多くの人に感じて欲しいと、ニュージーランド専門の旅行会社を経営される傍らで、長年懸念を抱いていらっしゃった「日本の教育にまつわる違和感」も手伝い、ニュージーランドで学ぶ機会を日本の子どもたちにもオプションとして与えたいと留学のサポートをする会社も立ち上げられました。

そこでは、何十人という日本の子どもたちが、ニュージーランドで教育を受けることで「目が輝き」「生き生きとした生命を取り戻す」瞬間を目の当たりにしてきたといいます。

いわゆる「不登校」の問題にも強い関心をお持ちで、不登校に関する論考も発表されています。

実際、日本で「不登校」というレッテルを貼られ居場所を失ってしまった子どもたちが、ニュージーランドに行って向こうの教育を受け、社会で暮らす中で、一気に「自分らしさ」を開花させていく様子を何度も見てきたといいます。

また、ニュージーランドは、新型コロナの対策としても、ジャシンダ・アーダーン首相の対応が評価されています。

先進国の首相で、在任中に産休を取得したのは、ジャシンダ・アーダーン首相がはじめてだということです。そんなジャシンダ・アーダーン首相のリーダーシップのあり方は、世界的にも注目されています。

今回の「半歩先トーク」では、そんなニュージーランドの教育の考え方、自然の中で育っていくということの教育的意味、ジャシンダ・アーダーン首相のようなトップを輩出する社会の仕組み、その土壌となるカルチャー、さらには、ニュージーランドが誇る豊かな大自然とおいしい食べ物の魅力など、縦横無尽に、いろいろとお話をうかがっていきました。

アウトドアを楽しむ人たちの多くが憧れる国、ニュージーランド。ニュージーランドと言えば、アウトドア好きにとっての「聖地」になっています。自然と社会との関係性のバランスも絶妙です。

ラ・サール高校から東京大学法学部を経て、外資系投資銀行に就職し「資本主義の最前線」でご活躍だった藤井さん。ある時、スッパリと会社を退職され、思索の日々を過ごされた後に、ニュージーランドに移住しました。

それから15年ほどが過ぎ、ニュージーランドで子育てをしながら、新型コロナウイルス感染症のパンデミックも経験します。そんな藤井さんにとってニュージーランドの魅力はどこにあったのでしょうか。そして、ニュージーランドから、僕らはどんなことを学べるのでしょうか。

知られざるニュージーランドの魅力から、この国の教育の考え方まで、藤井さんとの半歩先トークをpodcast番組としてお楽しみ下さい。


podcastへのリンク(Apple・Spotify・Google)

001-アドベンチャーをやる人たちが作った国ニュージーランドに学ぶこと<前編>-ゲスト:藤井巌さん
002-「楽しい」を大切にするリサーチ・ベースドのニュージーランド流教育<後編>-ゲスト:藤井巌さん

Apple Podcast
https://apple.co/3vqHuYb

Spotify Podcast
https://spoti.fi/36n10dl

Google Podcast
https://bit.ly/3LU4Jj6


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藤井巌さんが代表を務めていらっしゃるリアル・ニュージーランドのウェブサイト


「半歩先トーク」の公開収録について

podcast番組「半歩先トーク」は、公開収録の形で行われています。収録後は、「オフレコ」として、ゲストと本音での「楽屋トーク」をお楽しみ頂けます。

「半歩先トーク」公開収録の日程等のご案内は、一般社団法人Edition4 Studies代表理事の山本達也が主筆としてお届けしている「山本達也の半歩先通信」にてご案内しています。

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番組ナビゲーター(山本達也)の紹介

山本達也(やまもと・たつや)
一般社団法人Edition4 Studies代表理事

1975年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。

専門は、技術と社会変動に関する政治と政策。特に、情報通信技術およびエネルギー関連技術が政治に与える影響についての論考を多数発表してきた。
より根本的な問題意識は、「成長の限界」(資源・エネルギー問題の顕在化)に直面した社会における政治・経済システムのリデザインにある。

自律・分散・協調型の社会システムにおける中小都市の役割に注目し、テクノロジー(技術)を組み込みながら自然と都市文化とが融合した都市をコミュニティの構成員たちが、ボトムアップの形でデザインしていくための仕組みづくりに関するプロジェクトを手がける。

研究実践のフィールドとしては、2012年より、生活の拠点を長野県松本市に移し「信州まつもとのこれから」を見据えた各種活動を、2019年より、鹿児島県いちき串木野市とも連携しながら「次世代社会のデザイン」の実践を手がけている。

松本市基本構想2030市民会議(座長)および松本シンカ推進会議(座長)を務める。信州まつもとエリアのデジタル地域通貨AC pay(アルプスシティ・ペイ:ALPSCITY pay)のコミュニティマネージャー。

著書に、『暮らしと世界のリデザイン:成長の限界とその先の未来』(花伝社、2017年)など多数。

www.tatsuyayamamoto.com