編集工房edico|よみかき室

読んだり/かいたり/つくったり。編集工房edicoの編集拠点・佐賀駅そばの「よみかき室…

編集工房edico|よみかき室

読んだり/かいたり/つくったり。編集工房edicoの編集拠点・佐賀駅そばの「よみかき室」のことなど。 別ブログhttp://avocaho.jugem.jp/(高橋香歩)

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最近の記事

・職業訓練の生徒さん作品の採点 ・NPO法人Nさんより封筒のリニューアルの相談→印刷会社から封筒の色見本・サンプル取り寄せ ・自治体の年度末報告書の冊子印刷入稿。 印刷物やデザインが必要な時、たまに相談される。プロボノ的な立ち位置が結構気に入っている。和田さんのおかげ。

    • 佐賀の駄菓子・玩具卸 高橋商店のその後

      2023年が終わりを告げようとしています。 先日、長崎の本屋ウニとスカッシュさんにお邪魔して、makijaku製作室さんの展示「日記展」を鑑賞した(前夜の設営後に押しかけた)際、ご自身や周りで本当にいろいろなことがあったんだろうということ、それを大切に一つの展示として昇華させていることがとても心に響きました。 その365日に区切りをつけたいと思っているということも。 わたしもこの一年、勝手に「三大難題」として抱えて来たことの一つを書き残してみたくなりました。 その一つとは

      • 今日は ・食品シールデータ2種入稿 ・書籍データ入稿 を済ませる

        • 「なつかし古本市」第2弾を開催しました→次回は4/29開催

          築65年の高橋商店の片隅で「なつかし古本市」を4月8日(土)に開催。第一弾の終了後、第二弾の開催を決め、4/15(土)に実施しました。小雨模様でしたが、足を運んでくださった方、出店や本の出品にご協力くださった方、誠にありがとうございました。前回の様子はこちら。 古本とコーヒー、そして古文具 今回は、前回の古本市に参加してくださったマチルダさんにコーヒーの出店もお願いしたところ快諾してくださり、店内でコーヒーを販売していただきました。次の日に「たねまきヴィレッジ」での出店を

        ・職業訓練の生徒さん作品の採点 ・NPO法人Nさんより封筒のリニューアルの相談→印刷会社から封筒の色見本・サンプル取り寄せ ・自治体の年度末報告書の冊子印刷入稿。 印刷物やデザインが必要な時、たまに相談される。プロボノ的な立ち位置が結構気に入っている。和田さんのおかげ。

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        • つぶやきの集積場
          3本
        • edicoよみかき室の日々
          4本
        • 高橋香歩の散文
          17本
        • 問いと答え
          1本

        記事

          高橋商店の片隅で「なつかし古本市」をお試し開催しました→次週4/15も開催

          昨日は急遽佐賀市の高橋商店の片隅で「なつかし古本市」を開催しました。ご来場やご出店、ご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。 昭和34年、佐賀市に建てられた現役の卸問屋。駄菓子の販売スペース隣に古本を並べました。初対面同士のお客様でも昔なつかしの本やおもちゃを介してお話に花が咲いたり、じっくり品定めしたりする方の姿が見られました。 初の試みの今回、この数年間にedicoに寄贈いただいた本と、出店の呼びかけに手をあげられたクミコさん(マチルダカフェ)や石井さんの

          高橋商店の片隅で「なつかし古本市」をお試し開催しました→次週4/15も開催

          NGと言われている政治と宗教の話

          宗教との小さな接点 宗教とそれに類するもの わたしにはそれらとの小さな接点がいくつかある。 両親の家系とも浄土真宗の門徒(佐賀・鹿児島)なのに、家族の中でわたしだけ中学時代を境に、次々と別の「新宗教」に触れる機会があった。仲の良い友人の影響で、カトリックでもプロテスタントでもない教会に通った時期もある。高校在学中、身近な先生から何がきっかけか宗教関連の書籍の「献本」を受け、読んだ感想を送るとさらに新しい本を送られた。あの頃のわたしは従順だった。 振り返ると、生活の中でい

          NGと言われている政治と宗教の話

          マダムの夢~佐賀県をフェアトレードタウンに~

          半世紀にわたり国際ボランティアを続けるマダム 服づくりに生きる作家さん 自己破産のち南阿蘇に移り再起したそば打ち職人 所属しているNPO法人みなくるSAGAのメンバーも 70代の人が中心になって活動している。 ふだん年齢はあまり気にしないけれど、最近何かと縁があるのは、なぜか「75歳」の人たちで、面白いなあと思う。 わたしが30年後、何かにこれほどの情熱を注いでいられるだろうか…?と想像する指針にもなっている。 中でも、お世話になっているNさんの紹介で印刷物をお手伝いす

          マダムの夢~佐賀県をフェアトレードタウンに~

          「なりたい自分」があるんなら

          夜、書店での勤務後、仕事場のよみかき室に寄ったらまた寒い道を帰りたくなくて、そのまま泊まることがある。 明け方、世間の進行方向とは逆に向かって帰宅。いろいろ言われているけれどもう長いこと朝の登校見守りを続けている人を遠目に見ながら。 「“行動したもん勝ち”だな。そしてその人自身を批判することはできないな」 と、その地道な行動にある種の尊敬の念を抱いた。この人が望む成果につながっているだろうから。そして、自分の胸に問いかける。言い訳を作って、決めたことをやらなくなる流れがい

          「なりたい自分」があるんなら

          「読めない」人

          帰宅後、テレビを見ながら、Yが何気なく言った言葉 「日本語もろくに読めない同級生がいてね」 が気になった。 「どういうところで?」 「高校生の頃、国語の授業で音読の時」 「どういう風に読めなかった?」 「教科書の一文を読み進められず易しい漢字も読めなかったり」 「どんな人たちだった?」 「悪ぶってる生徒たちにくっついている感じ」 昔から本の虫のように読書が習慣づいていたY。 数十年前のことながら、当時こんな生徒もいるのかと驚いたことを覚えているようだ。 勉強は苦であり

          絶望がいっぱい

          いろんな事情があり夫と離婚して子どもと二人暮らしになった母親。 
 なんの保証もなくこれからも死ぬまで仕事してギリギリの生活をしていく前期高齢者。 
 問題を抱える家族と一緒に住んでいて、困窮しながらも改善方法が見つからず毎日を過ごしている人。 
 水害から再起を図るも再び災害が訪れ、努力も水の泡となった経営者。 
 建てたばかりの家が地震で倒壊し、多額の借金を抱えてしまった人。 
 幼い頃から描いた夢に向かってたくさんの挑戦をしたけれど、叶わないまま人生を送る人。 
 好き

          選挙は誰に投票しても同じ?

          同級生や知人に市議がいたり、以前、衆院選や県知事選の広報のお手伝いをしたりしたことがきっかけで、選挙にはわりと関心を持っている。

          有料
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          選挙は誰に投票しても同じ?

          こんな風にして叶うもの

          小谷美紗子さんの曲のタイトルではないけれど、ある起点からの「コトの顛末」を書き出してみたいと思う。 最初の小さな願い 昨春、佐賀駅にある書店が閉店して、「佐賀の街なかから本屋が消えた」事実に悶々としていた。「駅そばに本屋がなくてどうする?飲食店以外ここにどんな文化が残ってる?」と。いろんな店が駅前から消えていく中、小さな本屋でもいい、学生さんが偶然的に入って何かを発見できるような店は必要だと思ったのだ。 わたしは衝動的に、でも切なる願いをこめて「自分でも何かやれないか」と

          こんな風にして叶うもの

          いいカラダになる

          生クリームが好きで、なめらかな見た目や舌ざわりに魅了されていた。でも、ふと疑問に思い、その正体を知りたくなった。乳製品コーナーでこれまで購入していた1パック100円台で買えるものは乳脂と植物油脂との混合のコンパウンドクリーム。 実はケミカルなものが「生クリーム」と謳われていることが多々あり、その原料や製造過程を知ると、冷静にならざるをえない。純粋な乳から作られるクリームでないものを「なぜ食べているのだろう?」と疑問を覚えるようになってしまったのだ。 そして、意識して距離を

          本で旅をする

          『はじめての編集』(菅付雅信 /アルテスパブリッシング)はわたしが編集の仕事を自由にやっていくことを後押ししてくれた本。 2014年の初め、この中に出てくる"ZINE"という単語が気になって調べ、個人が自由に作る小冊子だと知り、これだ!と思い、2014年2月、深夜バスで岡山へ。そこで見たZINE展示会に刺激され、個人事業を始め今に至ります…(岡山の作家さん、書店主さんたちには当時大変お世話になり、今でも遠くから刺激を受けています) この本は今でもそばに置いておきたい一冊で

          「れんしゅう」の場としてのよみかき室

          edico 高橋香歩です。 前回の投稿ではQ&Aという形で、このよみかき室のことを少し紹介しました。 6.なぜ「よみかき室」という名前なんですか?の続きとして 7.「よみかき室」を開放する理由は? について、まとめてみたいと思います。 さいしょは、「佐賀駅近辺に本屋がなくなったのさびしすぎる… アパートだけどまずは本屋もどき、つくっちゃえ」という、小さな問題提起のような気持ちでした。その勢いだけで2020年春、賃貸契約を交わしたのです(個人事業で使うことも許可をいただけ

          「れんしゅう」の場としてのよみかき室

          よみかき室とは?

          古いアパートの一室を借りて、「よみかき室」なるものを始めました。「よみかき室」って何?と不審に思う方もいらっしゃると思いますので、よくある質問のような感じでまとめます。 1.どこにありますか? JR佐賀駅南口から佐賀駅ガード下の道を西へ進み、徒歩約4分。築40年ほどの木造アパート1Fの一室を借りています。「炭火焼 男」さんが通り沿いに見えますが、その奥に隣接する部屋です。ちなみに高橋は佐賀駅の敷地を出て、居酒屋「山内農場」さん入り口前より約300歩で着きました。 アパート