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本で旅をする

『はじめての編集』(菅付雅信 /アルテスパブリッシング)はわたしが編集の仕事を自由にやっていくことを後押ししてくれた本。

2014年の初め、この中に出てくる"ZINE"という単語が気になって調べ、個人が自由に作る小冊子だと知り、これだ!と思い、2014年2月、深夜バスで岡山へ。そこで見たZINE展示会に刺激され、個人事業を始め今に至ります…(岡山の作家さん、書店主さんたちには当時大変お世話になり、今でも遠くから刺激を受けています)

この本は今でもそばに置いておきたい一冊です。そして菅付さんの最近の編集物でエスペラントをめぐるセンシティブな問題が起きていたことを知りました。

※エスペラント語… 1887年、ポーランドの眼科医ルドヴィコ・ザメンホフによって「言葉の異なる人たちが、お互いを理解し、地球を平和にするために」という願いをこめて生み出された計画言語、いわば「地球のことば」(日本エスペラント協会公式Webサイトより)

今度は、寄贈されたこのエスペラント語辞典を開くきっかけに…。「編集」や、その影響についても改めて考えるきっかけとなりました。

まだまだ「編集途中」のこの拠点ですが、よみかき室では、本から本、本からどこかへとゆるやかな旅ができれば、なんて考えています。

ちなみに編集はエスペラント語で "redaktado" なんて言うそうです。ドイツ語と通じるものがあります。

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