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未完成のビールサーバー

本日、搬入されたビールサーバー。
手作り感満載というより、その筋で超有名な職人がお金をかける、コストを抑える、要望を叶えるということを念頭に、さまざまなアイデアを込めてくださったビールサーバーが出来上がりました。(未完成)

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手帳に描いたイラスト↑

このサーバーは大手のビール(例:アサヒスーパードライ、サッポロ黒ラベル)を美味しく注ぎたいという希望からスタートし、そこにハンドキャリーできるという要望などを付け加えていきました。

わたくしの希望はそんなところと、職人さんの持っている知識と提案も入れていただきました。
搬入されてからも、さらに「こんなことはできませんか?」「こうするとどうなりますか?」と質疑応答を繰り返します。

まずはこのままで使ってみて、自分自身の技術と重ねるとどのようなことができるのかを試行錯誤してみたいと思います。


昨夜は「ガンタンク」で説明をしたのですが、画像の黒い部分(下部)が冷蔵庫です。
こちらにビールの樽を保管します。大きく見えますが、10ℓ樽が1本入る大きさ。
そして何より軽い!20kgを切ると聞いていましたが、運んでみると10kgの米袋を持つより軽く感じるくらい!
その下に台車をかましています。今後、これ専用の台車を導入しようと考えています。

画像の青い部分(中央)は、冷蔵庫で冷やしてあるビールを、さらに氷で冷やす部分です。
ゆくゆくは“覆い”で囲って、目隠しを作る予定です。
この中に氷水が入るわけですが、職人さんのご厚意で、チラーコイルとコールドプレートの2種類を導入していただきました。
この両方を試してみて、気に入った方を使ってくださいとのことです。
これに関しては別途、記事をあげたいと思います。

そして、タワーと呼ばれる銀色の注ぎ口(上部)。
ビールをしっかりと「冷やす」ことを目的とする場合、タワー型を導入しないのがクラフトビール専門店です。
なぜなら、銀色の部分は冷やされていないの劣化する可能性(常温に近づく可能性)があるからです。
それでもタワーにこだわりました。
さすが、ビールサーバーを専門にしている職人さんです、このタワーの中にも保温できるようにしてあるのと、もう一つ、全体を使ってビールの温度が落ちないような配慮をしてくださっています。
これも別途、記事をあげて解説したいと思います。


まあ、まずは搬入が無事に完了したことで、ホッとする部分と、これから使いこなさなくちゃいけないと奮い立つ部分と、二つながらに我ありな感じです。
わたくしはパッションで動くというよりも、かなり熟考するタイプの人間なので、大きな大きな命題が与えられたような気分で、なかなか落ち着かない日々を一週間は過ごしてしまいそうです。
嗚呼、山登りにでも出掛けよう…(煩悩が飛んでいく)

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