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【note6ヶ月目の振り返り】あの日あの時あの場所で

枝瀬です。
主に、教育、心理、コミュニケーションや
自己啓発、日々の気付きを発信しています。

「だい@初担任のサポーター」と
同一人物でして、

「だいアカウント」で
平日(月・水・金)3回
教育系の発信を、

「枝瀬アカウント」は
不定期に、
素の自分発信をしています。

最後までお付き合いいただけると
嬉しいです。


ひねくれ者の独り言

2023年10月19日。
僕はnoteを書こうと思った。

きっかけは

当時、
「資産形成」をテーマにした
オンライン情報教材で
勉強をしていて、

あなたが持っている最高の価値を
毎日、「無料」で提供することを意識して、
実際に始めて欲しい。

という課題があったから。

なんでもいい。
知識でも、労働力でも、とにかく、
今あなたの手持ちにある最高の価値を
出していこう。

そんな宿題を課されたとき、

ふと
「noteで文章を書いていこう。
 それがオレの手持ちの価値だ」
とひらめいた。

すでに夜の22時を過ぎたころだった。
おもむろにパソコンを開き、
バーっと思いつくままに文字を連ねた。

それが、これ。

タイトルからして
ひねくれてねじ曲がっていて、
今思えば、恥ずかしい限りなのだけど、

当時の僕は
自分(あるいは同僚)の力では
どうしようもないほど大きな仕事上の問題に
直面していて、
気分が落ち込んでいた時期だった。

本音と建て前、
理想と現実が

清々しいほど
乖離していて、

いかんともできず、
ただ耐えるしかなかった。

それにしても・・・、
6か月前の自分に問いたい。

この記事の、いったい、
どこが「他人様の価値」になるのか??

何度か読み直す。

自分の記事を
頭越しに否定するんじゃなくて、

過去の鬱屈していた自分の中から、
「価値」の源泉になりそうなものを
「ある」と信じて。

この記事は、6か月前の
自問自答だった。

自分で、自分の思い込みに縛られて苦しんでいる人がいる。どうすれば、呪い(=思い込みの縄)は解けるのか??

「自分の思い込みに縛られて苦しんでいる人」は僕だ。

自分の中の、
ナイーブかつデリケートで、
口にするだけでもはばかれるような、
恥ずかしい本心に気が付くことだ。
そして、人に正直に打ち明けることができれば、なおいい。

本心とはなんだ??

当時の僕は、
自分から生まれた言葉を読み直して、

「なんじゃ、こりゃ・・
 われながらヘンなものが出てきたな」

と思いながら、
投稿ボタンを押した。

どうせ、まだ誰も読まないだろう・・。

そう思っていたら、
意外にもすぐに「スキ」がついた。

実際、本当に読まれたかどうかは不明だ。
「スキ」連打で、
たまたまヒットしただけかもしれない。

ならまち月燈さん


『ひねくれ者の独り言』から
僕の毎日投稿はスタートした。

読まれているかどうかわからない
「スキ」だったけど、
反応があることは少なからず励みになった。

自分の投稿は、少なくとも
存在の認知はされているようだ・・。

始めの頃は
note=「書く」一辺倒で

頭の中は「価値を提供する」
というgive精神onlyだったため、
思い至っていなかったのだけど、

noteのアルゴリズムが働いたのだろう。
こんな記事の見出しを見た。

端的に言えば、

この記事との出会いは
「noteを自己発信の場」にした自分を
大きく鼓舞してくれるものだった。

ポップな言い回しをするなら
「やったぞ、オレ!」
である。

自分は高校国語教師をしていたので
仕事柄、
大学入試に出題される評論文をよく読んでいた。

で、
それが
(ほとんどの場合)
好きになれなかった。

小難しいことを
小難しく言うことの
どこがどうエラいのか?

評論家やるなら、
同時に実践家で
現場を変えないと本物じゃない。

今でもずっと、そう思っている。

でも、
河合隼雄先生の文章は違った。

この人の文章は
平明達意で、
どこにも難解なところはない。

でも、内容が深遠で、
どこか得体のしれないくらい
大きな器
を感じる。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
この人の言うことを
100%理解することは
一生かけてもできないだろうが、
少しでもわかるようになりたい。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

そう直観した。

河合先生の書籍はずいぶん購入し
読み漁ったと思う。

このyoutube動画は
少なくとも100回は聴いただろう。

「ならまち月燈」さんは、
そんな僕の憧れの河合先生と
実際にお会いしていたばかりか、

酒席の場での振る舞いなどを含め、
およそ書籍では知り得ない
エピソードをふんだんに
披露してくださっていました。

河合先生は、おそろしくお氣遣いの方でした。
この場合の氣遣いは、魔法使いと同じような意味での氣の使い手という意味を含みます。
その場の空気を自由自在に動かし、冗談でかきまわすようにみえて、真実を悟らせ…というような、もうとても人間技とは思えないすごいお氣遣いでした。

太字は枝瀬がつけました。

書籍を通して僕がイメージしていた河合先生と、
「ならまち月燈」さんが語る先生像が一致していることが嬉しくて、

さもありなん

と膝を叩く思いがしましたね。

また、
「ならまち月燈」さんご自身が、
僕にとってはものすごく惹かれる存在でして。

河合隼雄さんといえば、
ユング派の心理療法からスタートして、
禅をはじめとする仏教全般にも精通する
「こころ」の世界のエキスパート。

かたや
「ならまち月燈」さんは
指圧師を専門とされています。
いわば「身体」のプロフェッショナル。

指圧と河合隼雄先生という
異色の組み合わせが
僕にはとても自然なことで、

両者とも、

世の中の現象を
動的平衡と捉え、
それぞれの布置(コンステレーション)を
見極めて働きかけをする営みです。

それは漠然と僕が
学級経営をはじめとする仕事上で
意識していたことでもあり、
(あくまで素人ですが)

親近感と軽い興奮で
ぶしつけにもコメントしてしまいました。

それが、これ。

僕の初コメント

河合隼雄さん自身が
「セレンディピティ」体験を多く語っていましたから。

河合隼雄先生を仲立ちにして
「ならまち月燈」さんと出会えた意味は
本当に大きかった。

先生はスゴイ!

ここから僕の投稿には
はっきり「スキ」がつきます。
「ならまち月燈」さんからの「スキ」です。

もう猛烈に励みになりました。

輪郭を伴う
1人の読者がいてくださる!!

単細胞生物の典型である
僕は、それだけで嬉しくなってましたね。

ホント、根は単純なんです。
そのくせ、ひねくれているから、
ただの子ども(苦笑)。

ただただ書きました。
「スキ」がまだ
10いけば大台の頃です。

そういえば、
あいさつ代わりになる「自己紹介」がまだだな。

いっちょ本腰入れて書いてみようと思って、
日曜日の昼、一気呵成に書き上げたのがこれです。

このときに、

「先生はスゴイ!」

と@につけたんですよね。

自分の中の、
ナイーブかつデリケートで、
口にするだけでもはばかれるような、
恥ずかしい本心に気が付くことだ。
そして、人に正直に打ち明けることができれば、なおいい。

ひねくれ者の独り言

先の記事に対する
自分の「恥ずかしい本心」は、

「先生はスゴイ!」

だと言語化できました。

「枝瀬泰」というペンネームは
その2年前、kindle本にチャレンジしていて、

僕は自分のことを
どこからどう見ても
「うさん臭い」「エセ」だという自覚があったから
(今もハッキリあります)

「エセ」=「枝瀬」とつけたのですが、

今回、
自己紹介を書き終えたとき、
なによりも

「先生はスゴイ!!」んだぞ

って声を大にして発信したかった。

この記事に初めてコメントくださったのは
クロサキナオさんです。
感謝しかない。

クロサキさんだって💦

りょーやんさん

そして、12月中旬ごろ
体に電流が走った記事がこれ。

有料100円でした。
スマホのアプリでは買えないので、
すぐさまPCで購入手続き…。

僕の初めての有料note購入記事です。

新卒で就職してから3年が勝負

(中略)

仕事面に関して濃い20代を過ごせば、頼られる30~40代、創造的な仕事を生み出すことができる50代~になれる可能性はグッと上がります。

生涯、カッコよく働き続けることができ、結果的にプライベートも充実させるクオリティ・オブ・ライフが高い人生を送ることができるのです。

その基盤をつくるのは、
やはり20代だと思います。

自身が所属するNPOの教育団体でも、

「プロの教師になりたければ、
気の狂ったような10年間を費やせ」


と教わって、それを心掛けてきた筆者。

記事より抜粋

教育とか、
先生という仕事に
葛藤をもちつづけながら、

反面
それしかアイデンティティーのなかった
自分にとって、

りょーやんさんのこの記事は、

「かつて、自分にもこんな思いがあったはずだ!!」

って鼓舞してくれるに十分な熱量でした。

このご縁から、
りょーやんさんの
共同運営マガジンに参加して

僕の記事は「PV」「スキ」だけでなく
「コメント」も激増します。

この記事を読まれている方ならわかりますよね。
りょーやんさんからの「コメント」です(笑)。

機械的な作業としてのコメントではなく、
僕の記事をきちんと読んでくださった上で、
励ましつつ、気づきをもたらしてくれる
もはや「芸」といってもいいような
ステキな「コメント」の数々もまた、
noteを書く励みになりました。

ささいな言葉ひとつで

この記事は
スタバで3時間くらい
言葉を選んで書きました。

すごくデリケートな問題だから
安易に読む人を傷つけないよう、

でも、
言わずにはいられないところだったので
書きました。

誤解される可能性も
誰かを傷つける可能性も
覚悟の上ではありましたが、

発信後も、ずっと
「これでよかったのか?」と
煩悶してました・・・。

でも、この記事に対しては
現役の高校生たちが
記事やコメントで反応を示してくれて

自分の中で
今まで見えていなかった部分に
気付くことができて、

noteをやってきて
本当に良かったと思う瞬間でした。

そして
改めて「やさしさ」について
思いを馳せていた時に、

「くりすたるる」さんのつぶやきを読んで、

「やさしさ」をこんな風に
やさしく表現できるのかって・・

もうね、泣きそうになりました。

それで書いたのが、
この記事です。

雪が降ってました。
もうはっきり、
そのときの情景が刻まれています。

僕の資産は「感動」

2023年10月19日。

なんでもいい。
知識でも、労働力でも、とにかく、
今あなたの手持ちにある最高の価値を
出していこう。

そんな課題から
『ひねくれ者の独り言』を
書き起こして、今に至ります。

気付けば半年を過ぎていました。
早いなあ。

今こうして振り返ってみて、
はっきりわかるのは、

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
最高の仲間から、
最高の価値を既に頂いている
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

という厳然たる「事実」です。

もともとは
「資産形成」のつもりで
はじめたんです、

だけど、
もう「資産」を
着実に築き上げているではないか!!

って。

上記にあげた方以外にも

本当に多くの人から

たくさんの価値
ー僕にとってそれは感動ー

を頂くプロセスの
今、真っ只中。

ありがたいなんてものじゃありません。

そして、自分なりの恩返しは、
やっぱりこれからも「書くこと」しかありません。

教育哲学者
森信三先生の言葉を引用して結びとします。

人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。
しかし、うちに求める心なくば、
眼前にその人ありといえども、
縁は生じず。

いつもお世話になっています。

6か月間、
ここまで「楽しく、続ける」ことができたのは、
共同運営マガジンやメンバーシップのおかげであり、
最後までこの拙記事を読んでくださった
あなたのおかげです。

簡単ではありますが、
ご紹介とともにお礼を述べさせてください。

noteだってリアルと変わりません。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
人とのつながりの中でしか
人は成長できないのですね。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

ご縁に感謝です。


長文乱文、
最後までお付き合いくださり
本当にありがとうございました。

これを読んでくださった
あなたの少しでも気づきになれば
嬉しいです。

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