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「黄色の時間」と「オレンジの時間」~人生を変える時間配分のお話

水曜日から
期末テスト週間がはじまっています。

高校教師はテスト週間に入ると、
まとまった時間がとれるので、
ちょっとだけ気が休まるのです。

今日は、テスト監督を務める他に、
部活の大会の申込みや、
たまっていた小テストの採点、
提出物の評価で、午前中を費やしました。

昼食は同僚とカレー屋さんへランチ。
ご近所のカレー屋の
(特に)ナンが美味なのです!

小一時間まったり話したあと、
学校に帰ってからは
生徒の質問に答え、
来年度の体育祭の行事予定を
部下と一緒に考えました。

何の変哲もない、
イチ高校教師の日常です。

ぼくは、こんな日常的な時間を
「黄色の時間」としています。

なんで黄色なのか?

それは黄色のマーカーで書き込むからです。
何に??、と思いますよね。
日誌に、です。

僕はもう20年来、
日誌を書くことを習慣にしています。
そこで、時間の過ごし方を
視覚的に振り返るために、
いつからか、家事や仕事に関わる日常の時間を、
黄色のマーカーで囲むことにしました。

当然ですが、一日の大半は
黄色のマーカーで囲まれることになります。

わが家は、共働きでお互いに仕事が忙しいので、
弁当作りやアイロンがけ、
洗濯物、食器洗い、
子どもの勉強の世話、習い事の送迎
などなど、
家事育児のかなりの部分を
請け負わねばなりません。

仕事でも、
立場が主任職なので、
部下や運営生徒に指示を出し、
進捗状況を確認しながら、
授業、委員会、部活、学校経営全体に
あれこれ携わる必要があります。

やるべきこと、
やらねばならぬこと、
日常を生きていくために
「緊急」で「重要」な時間は
黄色のマーカーなんです。

だから「黄色の時間」。

当たり前ですけど、
日常は「黄色の時間」一色です。
僕はそのことに、
なんの疑問も違和感も抱くことなく
40年以上生きてきました。

ところが!!

最近、日誌に「オレンジの時間」を
加えることにしました。

これは、
メンターの教えの影響が大きいです。

メンターは言いました。

人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは、
「決意を新たにすること」だ。

そして、最も効果的なのは
時間配分を変えることで、
今までの時間の使い方に
「未来のための時間」を
少しずつ増やしていこう。

と。

詳しく説明しますね。

僕は、
先述した「黄色の時間」は
緊急で重要ではあるのだけど、
可能な限り最小限に抑えるよう心がけていて、
隙間時間をオレンジのマーカーで囲むことに決めました。

「オレンジの時間」で
何をしているかというと、
たとえば、
ビジネスで成功している人のコンテンツを
読んだり、聴いたりして、
その内容をメモし、
自分なりに咀嚼して、
このnoteでアウトプットしています。

通勤時間が片道70分あるので、
その間は、もうほとんど
オーディオコンテンツですね。
お気に入りの情報教材を
垂れ流しで聴き続けて、
その人の話す内容はもちろん、
テンポや抑揚、間の取り方まで
音声から感じられる
その人の(無意識に至る)
すべての要素を自分にインストールするよう
心がけています。

また、
土日祝日で比較的まとまった
隙間時間をとれるときは、
同じビジネスを学ぶ仲間と
情報交換や報連相する時間にしています。

今まで、
僕の周りは
(当たり前ですけど)学校関係者ばかりでした。
かろうじて異業種は、
息子のサッカークラブのパパ友たち。
そこで学校とはちがう社会の空気を
感じられたりもしたのですが、

今は、大量のフリーランス、
つまり、自分で事業をおこし、
自分のビジネススタイルをもって活動される方と
過ごす時間を意識的に増やしています。

「来年は、youtubeをもっと効果的に活用して月収100万円を目指す」
「一日の実働労働時間は30分。残りはランニングしたり妻と食事をしたりして、それでも月収数百万円が自動的に入ってくる」
そんな会話を、それこそ当たり前のように、聴き続けるようにしています。
(実際、当たり前のように話しています)

かつての僕の常識からしたら
「あやしい・・」と忌避するような人々ばかり。
でもそれはビジネスに無知すぎたからです。

教育とビジネスは相乗効果がある。
教師こそビジネスの学びをし、
実際、ビジネスを成功させることが
より教育に貢献できるんだということが
腹落ちした今は、
そういう人々こそ
僕自身が将来実現したいイメージ像なんです。

なりたい理想があったら、
その理想を体現している人たちと直接触れ、
その人たちの一挙手一投足を
自分にインストールしろ。

そんな風に、
メンターから教わったので、
成功者の多くいるコミュニティに飛び込んで
おしゃべりする時間も
僕の大事な「オレンジの時間」です。

以上、
最近、意識的に、
「オレンジの時間」を増やしています。
というお話でした。

ちなみに「オレンジの時間」を増やした結果、
僕は、どうなったと思いますか?

気持ちはすっかりフリーランスの経営者なんですよね。
すでに月収100万達成したくらいの気持ちになってます(苦笑)。

もちろん、現実はそうなっていません。
月収はなんら変化していないし、
机にはまだまだ未処理の生徒のプリントが山積みです。

でも、すでにマインドセットが変わってます。
かつてのように
100%「黄色の時間」ではいられなくなってしまいました。

だから、これからも、
少しずつ、着実に「オレンジの時間」を
増やしていきます。

決して「緊急」ではないけれど、
将来なりたい自分になるための「重要」な時間。
それが「オレンジの時間」です。

日誌を見返して、
「黄色の時間」よりも
「オレンジ色の時間」の配分が
上回るようになったとき・・

・・・・

僕の夢は実現しています。

今は、その過渡期だと思って
ただただワクワクです。
ちなみに、
このnoteに文章を書き起こしている時間も
僕の大切な「オレンジの時間」の一つです。

今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この文章を読んでくださったあなたの
少しでもお役に立てたら嬉しいです。


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