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あれ?人見知りが理想の家庭を築けているワケ

高校教師の枝瀬です。
主に、
教育、心理、コミュニケーションや自己啓発、
日々の気付きを発信しています。

ヘッドホンをつけたまま、
うつむき加減、
見るからに「話しかけないで」
オーラ全開の生徒がいます。

あなたなら、どう関わりますか?

こういう生徒って実はわかりやすくて、、

話しかければいい
こちらから、一方的に、
マシンガントークをして
ニコニコ上機嫌で立ち去ればいい。

それを何度か、
繰り返して、
授業中は、なんかしら理由をつけて、
「最近の出来事を書いてみてー」と
作文を課します。
そしたら、めちゃめちゃ書きます。

その紙に書いた内容を口実にして、
「今度、話そうよ」と
一対一で話す場面を設けたら、
マシンガントークになります。

僕は「うん」とか「へー」とか
あいづち打って、たまに質問する程度。

だんだんとお互いの感情が
伝達していくような感覚になってくると、
互いの体温がちょっとだけ上がります。
のぼせる程度ですけどね。

でも、
その「のぼせ」が心地よいのです
コミュニケーションの醍醐味ですね。

この記事は、特に

  • コミュニケーションに自信のない方

  • 夫婦関係に関心のある方

  • イメージや理想はあるけど、不安の強い方

に向けて書きます。
読んでくださった方に気づきを与え、
体温がほんのちょっと上がるきっかけになれたら
いいなと考えています。
どうぞ最後までお付き合いください。


人見知りが描く理想の夫婦


僕は、
人見知りだったり
内向的な生徒の気持ちがわかります。

なぜって、
僕自身が「超」のつく人見知りだから。

高校時代、
3年間の部活動を共にした女子生徒を
一度も名前で呼べませんでした。

全員の前で話すことも苦手で、
発表の直前、「お腹がいたいので・・」と
トイレに逃げたこともあります。

浪人中の予備校時代は
いつも教室に一人。

そんな一人ぼっちの自分は、
音楽を聴くのが好きで、
いつも心の癒しになっていたのが
サザンオールスターズ。
桑田佳祐。

彼の自由奔放で
生命力あふれる楽曲に
たまらなく惹かれていました。

サザンって化け物バンドです。

『勝手にシンドバッド』でデビュー以来、
45年間ずっと第一線を走りつづけて、
創作意欲の衰えることがない。

しかもバンドメンバーは
大学時代のサークルからの付き合いで
きわめつけは、
バンド内に妻(原由子)がいること!

桑田さんや原さんの発言を聴くたび、
お互いがお互いをリスペクトしていることが
ひしひしと伝わってくる。

友だちいない独りぼっちの
高校生のころから、
「桑田さん、原さん」のような夫婦に
なれたらいいなあ、
とずっとずっとイメージし、
理想の夫婦の関係を描いてきました。

夫婦であり、
仕事仲間であり、
成果を出し続けて、
しかも仲が良い。
最高だよなあ、なんて。

ためらいと行動。失敗ときどき成功。

人見知りだって
24時間営業で発動しているわけじゃ
ありません。

勇気を出して
声をかけて、
仲良くなれたこともあります。

傷つくこともあったけど、
今思えば、
自分自身にベクトル向きすぎているだけでした。

なりたいイメージを描いて、
そうなるための行動を考えて、
まずは、「えいや!」とやってみる。

人見知りの場合は、
「声をかける」ですかね。

たまに発動する
「この人とは、つながりたい!!!」
という気持ちになると、
コミュニケーションを頑張れました。

彼女ができました。

はじめてのデートは
張り切りすぎて、不釣り合いにも
某有名写真家の個展に行こうと誘いました。

内容をよく確認もしないで、
いざ行ってみたらヌード写真のオンパレード。
個展のタイトルは「エロえんぴつ」
最悪です(苦笑)

働き始めて一人暮らしをはじめても
一向に家に遊びに来てくれません。
彼女はぜんそく持ちだったので、
来たくても来れなかったくらい
部屋が散らかっていた💦

高校教師の前職は、塾講師でした。
彼女は1年遅れて
僕と同じ学習塾に就職。
授業づくりのため、
一緒に徹夜で教材を作ったことが
何度もあります。

塾講師5年目で転職。
そのタイミングで彼女と結婚し、
1年後に長男が誕生しました。

そのころの僕は
初担任が楽しすぎて
部活も成果をバンバン出して
仕事に無我夢中だったので、
家におらず。。。。

妻には相当な負担をかけていたと思います。
産後うつになりかけていました。

妻も働くことで頑張れるタイプ。

「公文教室」やればいいんじゃない?

軽くアドバイスしたつもりだったのですが、
この一言が妻のやる気に火を点けて、
テナント探しや教室開設準備に
奔走する日々。

今となっては、
地元に確かに根付いた教室になりました。

振り返ると……

僕は仕事帰り、
公文教室に寄って、
たまに息子の小学校からの友人を集めて
テスト勉強を教えたりします。

いつの間にか子どもは3人に増えて
それぞれに習い事や部活動があり、
共働きしながら、
子どもの面倒を見ていくのは
かなりタイヘンだけど・・、

人見知りで友達できなくて
自分に絶望していた時期のあった
僕にとって、
今の家族の在り方は幸せでしかない

車でドライブするときは
今もサザンが流れます。
そのたび
「桑田さんと原さんの関係ってサイコーだよな」
と思っているのですが、
ふと気づくと、
自分と妻も、それに近いんじゃないかなーって。

教育という仕事仲間でありながら、
子ども3人を共働きで育てる同志。
根っこはお互いをリスペクトし合う
仲良し夫婦です。

これ、昔からイメージし描き続けてきた
僕の理想だったんだ!

交際してから
21年くらい経ってますけど、
振り返ったとき
堂々と主張できることは

□□□□□□□□□□□□
イメージは現実化する。
思えば叶う。
描けば実現する。

□□□□□□□□□□□□

これは心からそう思います。

まとめと補足

イメージが叶うことを、
僕の実体験から語ってみました。
もちろん、描けばいいってわけじゃなく、
そこに行動を伴わせることが不可欠ですが、
スタートは「描く」です

目下、僕たち夫婦の夢は
「子どもが親離れしたら、
 どこに旅行に行こうか?」
「定年退職後は、
 地域の公文で細々と子どもと関わる」
ですね。

このイメージも叶います。
いえ、叶えます。

あなたが実現したいイメージはなんですか?
なんでもいいんです。
すべては始めの一歩から。
ぜひぜひ、描いてみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
これを読んでくださったあなたの少しでも
お役に立てたら嬉しいです。

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