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育児は長距離走と同じ。~ママは全員ヒロミ~

先日数年ぶりに24時間テレビを見ました。
今年のランナーはヒロミさん!
ふーん
正直、それ以外の感想は無く。
ですが見ているうち、悲鳴をあげる体に鞭打って頑張るその姿に、少しずつ少しずつ引き込まれている自分がいるのでした。

どうも、えだまめです!
育児本を買って、実行しないまま満足するのが趣味です!!
「育児は長距離走」という言葉、耳にしたことはありませんか?
私も何かの育児本で目にしたことがあります。確かに子を産んで成人するまで18年間を育児と捉えると、長すぎてゴールが見えないマラソンと似ているところがあると思います。


育児のおわりはどこですか?

さらに、子供が18才を過ぎてからも、大学へ行くお金が必要であったり、社会人となって上手くやっていけるか、独り暮らしで体調を崩さないか、結婚して孫ができて‥‥‥etc
心配事は尽きません。
一体どこが育児のおわり?もしや死ぬまで‥‥?
マラソンどころか24時間マラソンよりも長い、育児=人生となってくるではありませんか!
(ひぃぃ~~~)

無理無く走りきるために

では、どうしたら最後まで折れずに走りきれるのか。
私は高校生の時、陸上部に所属していました。専門は長距離。夏は1500m走や3000m走、冬は駅伝大会などに出場していました。
記録は特段良いものではなく、速くなりたいと思って一生懸命練習するものの、高校3年間で大してタイムは変わらなかったように記憶しています。

ここでお読みの皆さんに、是非、長距離走をペース配分をきっちり考えて効率良く良いタイムを出す方法をお教えしたいのですが‥‥
すいません!

そんなん全然ありません!!(ドーーン)

いえ、トップレベルの選手の方や専門家に言わせれば、当然科学に基づいた長距離走のキホンというものがあるのでしょうが‥‥
私の場合、記録会や駅伝大会などでは、スタートのピストルの合図があって早々にしんどくなっていました。

え、まってまってゴール遠すぎやん‥(パニック)

私は決まって毎回、レースが始まった瞬間、出場したことを強く後悔するのです(笑)
そして、そこからは基本記憶がありません。とにかくがむしゃらに走って、いつの間にか遠すぎたゴールが見えてきて、なんだか良く分からないうちにゴールしているのです。


出産も気づいたら終わってた

始まった瞬間のパニック、そして気がついたら終わってるというのは、思えば出産も全く同じでした。
妊娠中に感じていた出産に対する恐怖も、陸上大会でピストルの合図を待っている時に良く似ています。
どんなに痛いか、どんなに辛いかを想像して、震えていました。
しかし始まってしまえば、もう流れに身を任せるしかありません。そして、一生懸命すぎて意何がなんだか分からなくなっていき、気がついたら終わっているのです。
陸上部時代に出場したレースの数は、数えきれません。ですが一度たりとも最後まで走りきれなかったことはありませんでした。


専門家じゃくても、プロじゃなくても走りきれる

今回24時間テレビでランナーを務めたヒロミさんは、走りのプロだったでしょうか?
高校3年間、うだつの上がらない陸上部員だった私は、言うまでもなく優秀な選手でも専門家でもありませんでした。
でも、最後まで走りきれた。
育児もマラソンも、一生懸命走っていれば、終わりが必ずやってくる。
それに尽きると思うのです。
なんなら走らなくてもいいです。
ヒロミさんをはじめ、24時間テレビのランナーは皆さん歩いている時間も長いですよね。
それでも前に進めば、ゴールは見えてきます。


一人では絶対に走りきれない

しかし、絶対に忘れてはならないことがあります。それは、ヒロミさんも私も、
“常に誰かと一緒に走っていた“ということ。

そもそも、大して足の速くない私が、何故陸上部に入ったのかというと、誰かと一緒に走りたかったからです。
“仲間たちと列になって、夕暮れの土手を走る“ということが、楽しくてしょうがなかったからこそ、辛くても続けていました。

ヒロミさんを見ていて目が離せなくなったのは、ヒロミさんご本人はもちろんですが、

周りのサポートメンバー、あの懸命な顔!!

これにやられてしまったわけです。
育児もマラソンも、サポートメンバーや仲間がいてこそ。
マラソンなら、応援して、水を渡し、マッサージをし、血圧などの体調確認をし、ペースの指導をするというようなサポートメンバーが要るように、育児にもサポートメンバーが必要です。
しんどかったら保育園に預けてください。
悩んでいたらママ友や家族に打ち明けてください。

ママたちはみんなヒロミ!(笑)

全国に希望を与える、素晴らしい存在です。


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たとえママ友がそばいなくても、幸い現代にはインターネットという技術があります。
育児で辛いとき、一緒におしゃべりする感覚で聞いていただけるとうれしいです。


お読み頂き、ありがとうございました。

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