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ストーリーを演出しよう
「物語」には記述以外にもあらゆる分野で構成されている要素があり、どれを取っても欠くことの出来ない要素だと思われます。その代表的なのが「音楽」では無いでしょうか。だから「絵」になるのでしょうね。想像してみましょうか。

どんなに堅い(表現は悪いかも知れませんが)書籍でも、緩やかな雑誌でも(ココも表現は悪いですね。すみません。)、特にアニメなどは主人公含め登場人物の「声」が聞こえて来ます。先にコミックスなどの文庫版が先行した後で「アニメ」化された場合、登場人物の声が合致しない場合の落胆感というか、喪失感というか、人気があればあるほどミスマッチにがっかりするものです。(ココも人によって捉え方は変わるのでしょうが、、、)

私の中では、ここまで声優陣とアニメが合致することがあるのかと思いつくのが、後にも先にも一作品だけあります。「ドカベン」です。(水島新司氏の日本の野球漫画で週刊少年チャンピオンに、1970年代から80年代に掛けて連載。)確か実写版の映画化までされた人気の作品でした。それこそ他方の野球漫画では、到底ながら人では成し得ない超人的で非現実的な「魔球」などが流行っていた頃に、純正統派の野球シナリオで、主人公の「山田」くんの最初の出だしは、柔道出身の貧困生活からスタート。そして、多額な契約金を手にしてプロ野球まで昇り詰めるサクセスストーリーでもあった。

何でもそうだが「夢」を追いかけるモチベーションというのは個人によって千差万別であり、サクセスストーリーにはひときわ憧れる「星」でもあった。つまり輝ける一番星の「スター」だったのである。たとえ挫折に陥ったとしても「挑戦」することへの意味合いと価値観を持ち合わせていたので、周りからみていても清々しさというか、自然に応援したくるほど熱いモノを感じたものである。

かなり脱線してしまいまたが背景には必ずと言って良いほど「音楽」が付きまとっていることに気付いていませんか?ある音楽(曲)が流れただけで、過去にあったシナリオやエピソードがよみがえって来ませんか? 例えば「好きな(だった)女の子」とか(笑)
この曲が流れると「彼女(彼氏)を思い出す」とか。。。

つまり、強烈なインパクトやイメージが残るストーリーには、私は音楽(曲)が欠かせないと思うのです。ようは「演出」というパフォーマンスですね。

誕生日のお祝い、結婚記念日、プロポーズなどの記念日などが思いつくはずですが、商談などの「契約日」や、住宅なら「地鎮祭」や「上棟日」などがあるでしょう。完成したなら、「引き渡し日」などもあるでしょう。「記念樹」を植えたり、小屋裏や柱に記念書きをしたり様々な「演出」があると思うのですが、ぜひ「音楽」(曲)を取り入れてみてはいかがでしょうか?単に流しているのではなく「なぜ」この曲を選出したのか。というエピソードが必要です。

季節はいっきに冬模様へ突入したのでしょうか。クリスマスから年末に向けて演出されるのが「イルミネーション」です。神戸の「ルミナリエ」は有名ですね。しかしながら、日本の三大イルミネーションとしては、長崎県佐世保市の「ハウステンボス」、栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」、北海道札幌市の「さっぽろホワイトイルミネーション」らしいのですが、一度も見たことはありません。(ハウステンボスには行ったことがあるのですが、時期外れでイルミネーションはなかったです)それでも、お花(私の趣味の1つで、お花が大好きです!)は多種品目で満開で、とても満足した記憶があります。

私はついつい神戸の出身なもので、つい三大夜景にも選出されている「神戸」の街並みを思い浮かべるのですが、今の住まいの地元である身近な駅前ロータリーの、地元企業によるスポンサーによって電飾されているささやかなイルミネーションが好きです。規模も含め何もかもささやかな電飾ですが、毎年セッセと準備している姿に、とても温かみのある地元らしい「愛着」というか、どことなく「憂い」を感じるものです。

こういうデータがあるそうです。あなたは「ライトアップ派」?「イルミネーション派」?
10代含め若い世代は圧倒的に「イルミネーション派」で、私みたいな大人であり高齢に近くなるほど「ライトアップ派」ときれいに分かれるそうです。企業であるなら事業ごとに電飾に工夫をされて見てはいかかでしょうか?顧客ターゲット層によって分けるかなど、インパクトや印象に植え付ける「演出」を奏でてみましょう。

私は前職時代に、年配層にも若年層にも見てもらえるよう「両方」を取り入れていました。ロハスな音楽(曲)を奏でながらね。