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歴史を重んじよう

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人生の先輩。尊敬する先人の教えを学ぼう。
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2024年4月の記事一覧

災害関連死

災害関連死

災害関連死
大きな災害時(地震や津波等)の直接の被害は免れても、避難所又は施設等における生活等において死亡するケースである。様々な原因があるだろうが、避難生活(普段の生活環境から一転した劣悪な環境下)からのストレスなど、「救えたはずの命」とも言われている。阪神・神戸大震災時で教訓を得たので、各自治体で対応しているものの、上手く運んだケースもあれば、熊本地震時のように直接被害の犠牲者よりも関連死の方

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災害の行方

災害の行方

災害の行方
東日本大震災から13年の月日が経っている。まだ完全に復興が終わったわけではないが、津波や地震被害での復興に限れば、めどが立っていると聞いている。しかしながら、原発事故の処理には、いかんせん目途が立っていない、目に見えない、現代の科学(化学)では対処できないから未来へ託すそうだ。それまで「地球」に預かってもらうらしい。すごい言い訳論であり屁理屈だ。押し付けられる未来人も地球もたまったもん

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記憶を次の世代に

記憶を次の世代に

記憶を次の世代に
あっと言う間の29年。されど29年。名文句のようなセリフの片鱗だが、阪神・淡路大震災から、今年になって29年が経過している。毎年、神戸の東遊園地で「追悼のつどい」が開催されているが、この時期(1月)の明朝5時頃はかなり寒いのである。神戸は盆地でもあり、六甲山卸しが降り立って来るので、冬季は乾燥した冷気が身にしみるのである。

私も16年目に「つどい」に参加して位牌の名簿を見ていな

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