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インディーズ出版に挑んで分かったスイッチの入るきっかけ

インディーズ出版の編集

この半年、本の編集に関わっていました。
最後の校正・修正がまだ終わっていませんが山は越えてようやく書ける気持ちの余白が生まれました。

商業出版ではなくインディーズレーベルからの自主出版だったのですが、このプロセスが大変だけども楽しかったです。

販売は11月下旬ですが、予約をスタートしています。
なんと、印刷予定部数をすでに超える予約をいただいているそうで著者の河合さんもわたしも嬉しビックリしています。
しかも「自分で読みたい」というだけでなく「身近な人に読んでもらいたい」とまとめて購入してくださる方も多いとか。

まだ間に合いますので、予約や内容については下のリンクでご覧ください。

どんな本なのかを簡単に言うと「頑張り方を間違えないための考え方」を紐解いています。

失敗は挑んだ者だけが得られる経験値

こんな言葉も書かれています。一歩踏み出すのは怖いけど、こんな風に思えたら踏み出せそう。
忘れそうになったらページをめくって思い出せる、ような本です。
ロックな本らしく読みながらヘッドバンギングしちゃう「ヘドバン読み」してしまいそうなので、頭・首回りを傷めないようご注意ください。

「ロックな生き方」について書いておられる、著者らしくインディーズレーベルからの出版となりました。
書店には並ばず、当面は著者の河合さんのHPでのみ限定販売になるようです。

6割の「できそう」と「読んでみたい」でやってみた

今は自力で電子書籍も出せる時代ではありますが、紙の本を出版するのはやはりちょっとした特別感を感じます。でも、自分で紙の本を出版する、というのはハードルを感じるのもわかります。自主出版というと、専門の出版社にお願いして費用も掛かりそう…… というイメージ。

今回は、出版社にお世話になるのではなく、インディーズレーベルから出すことになりました。さすがに印刷製本はできないのでわたしが手帳制作でも信頼する登プリント社さんにお世話になりましたが、編集の最終工程と印刷・製本以外は著者とご家族、わたしでやってみたらなんとかなりました。

著者の河合さん自身も書いておられますが、出版したいというお話を聞いていた当初は「原稿書くの、大変そうですね~」「校正くらいだったら、やったことがあるのでやりますよ」とお話する程度で全く自分でできる物事ではないと思っていました。
実際に商業出版される原稿を校正した経験はあったので、過去の経験が少しはお役に立つかもしれません、という程度でした。

その間に河合さんはご自身で何度か商業出版に向けて挑戦されていて、そのお話を聞くにつれ、ふと思い出したのが大学生の時にゼミで卒論をまとめて冊子にしたことや前職で小冊子の編集をした経験でした。

あの一連の作業って、編集というものかも?
じゃあ、できるかも?
何よりも、日頃から聞く河合さんの話はいつも自分が自分のことを考える時の問いかけや誰かにお伝えする時の参考にすることもあるので、本になったものを読んでみたい。
そう思ったら、わたしのジブンスイッチON!で、数日内に河合さんに「やってみませんか?」とお声がけしたのでした。

そして河合さん「やってみよう」と仰ってくださったからこそ、完成少し前までたどり着くことができたのでした。

人の熱量は伝播して、ものごとが動く

出版しよう!と決まってからの詳しいプロセスはまたの機会があれば、どこかでお伝えしようと思いますが、ここまでの動力の始まりは河合さんの「伝えたい」という熱。

河合さんは出版したい、という思いをあちこちで語っておられました。
その一部分をお聴きしたのは確かですが、振り返ってみると。
聴いただけではなく、聴いたことが響いて共鳴する何かがその響きを受けた振動で人が動くのではないか、と感じています。

もしわたしが編集や校正の経験が無ければ、そもそも「やってみませんか?」と河合さんに提案していないし、河合さんの熱量に影響を受けたからだろうなとも思います。

そんなこんなで、著者の熱と想いがギュッと込められた初出版、熱々のうちにぜひ一度ご覧ください。

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