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個人的に思う発達障害グレーゾーンに必要なもの


こんにちは。リョータです。


僕は、自身が

知能検査で凹凸が見られ
グレーゾーン(境界知能に近い数値のIQ)であり
心理検査では人の心が読み取り辛いと判断され

自閉症スペクトラムと分類されました。


自分のことですが、上記のことは正直よくわからないです。

ただ、そうらしい、、、ということだけがわかる感じです。


僕自身に必要なもの

それは第一に【安心感】だと言えます。

これは絶対に必要です。

たとえば
僕は今、社会に属している感覚がありません。


40年生きてきて、自分と向き合うノートを取ったり
アルバイト先の人の言動を観察し

自分と違う点を探ったりし


自分を分析した結果は



・週5の8時間では働けない身体と精神状態であること


・一人では努力の継続が難しいこと
(しんどいと辞める・・・諦める傾向がかなり強めであること)


・自分にとってかなり簡単なことでないと継続できないこと

(簡単なことをクリアして、
次へと移行するステップアップが難しい
できないことに非常にストレスを覚える
周りからの圧にとても弱い

大体の場合ここらへんで仕事を辞める
よって3ヶ月で退社という記録が謎に多い。)



・身体と精神の状態がいつもアンバランスであること
(心では頑張りたくても、身体が全くついていかないことが多々ある)



・本当に稼げないので、経済的不安にいつも怯えていること

自分含め、多くの発達障害人にとっては、稼ぐということが
ものすごく難しい。

老眼である人が小さな針の穴に
糸を通すくらいストレスフルで
難しいことであるパターンが多いと思う。
(全員ではないと思うので、確証はない)


・マイペースが通用しない社会では生き延びることができない
よってフリーランスになるが、仕事の確保が難しいこと。

(仕事の奪い合いという見えない競争の中で
競い合うのが苦手な発達障害人はかなり不利であること

特にSNS戦術など根本的に理解できないので
要領がつかめず結果も出ないために
諦め癖が発動し何もつかめずに終わる。)


・非常に詳しいマニュアルが必要であること

(まず初めにこれをこうしろ。
次にこれをこうするんだ。
そしてそれができたらこれをこうして、こうする。。。

などの具体的で詳しい説明があれば
その通りにはできるということ。)

(自分で判断して、自分の思うようにやってね!が全く通用しないこと。)



・自分を助けてくれる人の存在が必要であること

・所属したとしても「一人でやれ」系のものがありふれた中で、
努力を継続することはかなり危険であり
間違えた解釈のまま突き進み
自爆が当たり前であること。


・整理されていない情報
わかりずらいマニュアルは
かえってストレスを増幅させる

発達障害人特有の諦め癖が発動するということ。


・発達障害人(HSPも発達障害人である可能性が高いらしい)は
非常に繊細であり
生きてるだけなのに生きづらさを
とてつもなく感じていること。


あまりまとまりはないですが、
とにかく安心感がない状態で大人として生きています。


イラストの仕事を獲得できなければ

めちゃくちゃ頑張って行ってる
週2で3時間のアルバイトのお給料(約3万円)で
暮らさなくてはいけないです。

うちの親は【頑張れ】系の親なので
相性も悪く、日常会話するのも僕にとっては苦手意識があり
ほとんど口を聞かなくなっています。

(親の方も僕から距離を置いています。)

なので、どこか頼りにくく
お金のことではあまり関与したくないので
自分で稼いだお金でなるだけ自分のことはするようにしています。

それでも頼るという、図太い精神力があれば別なんですが。。
持ち合わせてないです。


その結果、実家暮らしなのに気が収まらない・・・・
安心感が全く感じられない・・・という

高所の綱渡り状態の精神状態が続いています。


こんな感じなのでまともな思考ができるわけがありませんし、
貯金も去年よりも増えているのですが

仕事は減ったので安心感はもてません。

安心感がいちばん欲しいのに
安心感が得られません。


何も目指さないのがいいかもしれないとよく思う


何も目指さない方がいいのだろう、、とふと思います。

発達障害人である僕は
何かを目指すこと、人と比べることが極端に苦手です。

やる気が出るどころか、劣等感が強く出てきてしまい
やるべきこともやれなくなってしまいます。

もし、辛いのに行動している状態が続いているのであれば、
それは鬱状態へ移行しているだけのフェーズですので
ご注意ください。


羨ましいのは楽しそうな人、、というよりも
安心している人


僕は安心している人が羨ましいというか、
憧れです。


それはその人がどんな状況であっても、どんな所で働いていても
どんな暮らしをしていても

安心している状態を見ると、こちらも安心できるから

僕はとても安心したい存在なんだと思いました。


安心するために


安心するために何ができるか・・・・

いろいろあります。

理解してくれる恋人を持つ、、だったり
よく褒めてくれる固定のクライアントを持つ、、だったり・・・

安心のある世界っていうのは想像上では自由に作ることができます。

ですが、現実は全く安心感が得られてない状況でもあるわけです。


いつも通り、、、というのが一つ、安心感につながります。

そのいつも通りの内容が、上に書いたように
自分の安心に直結するものであれば

それはとても良いものです。

ですが、その状況を手に入れなければいけないという
試練がありますよね。。

それを思うと、安心感はなくなり、焦燥感へと変わります。


なので、目指そうとすると
焦燥感の存在になるだけなので

できれば目指したくない。

でも目指さなければ、安心感は手に入らない・・・。
となるわけです。


もちろん、一人で的確な努力をするのが苦手な僕なので
目指すにはマニュアルや人の手助けが必要であることがわかります。


今、安心感を得たいなら生活保護


いますぐに安心感を得たいのであれば
僕は生活保護がお勧めだと思っています。


・一人暮らしで静かな空間を手にできる

・人に頼み事をすることができる(ケースワーカーさんなど)

・毎月の収入が確保されている(10万円以上の支給額)

・何も出来なくても、しなくてもいい環境である


これほどリラックスすることに特化した環境はないと思っています。

安心感の最上級である、、何もしなくてもお金が入ってきて
好きなことだけして暮らしができてる【ひろゆき】さんレベル
なんじゃないでしょうか。


生活保護者のYouTubeとか見たことありますか?
若くして生活保護を受けている方もいらっしゃいます。

僕はこの方のライブ配信を見て、とても癒されました。
おそらく、彼自身が現状で安心しているからだと思います。


しばさんのYouTube


これを聴きつつ絵を描いてました。


作業中は落ち込まない



こうしなくちゃいけない・・・というような
制限のある正解のあるような作業ではなくて

正解がない作業している時って落ち込みません。

自分が正解だと思うように
それをすればいいだけだからです。


なので、
家の掃除とか絵を描くことは自分に向いている作業だと思っています。


ブログを書くことも、正解を求めるとしんどいだけですが
正解は自分次第であるならば、しんどくありません。続けられます。


絵の好きなところには
正解がないから、、というところがあります。
(深くやっていくと絵には正解があります。
ですが、マニュアル的なことも多いので意外と取り組みやすいです。)


「空をピンクで塗ったっていい。」

ジョジョの作者の荒木さんのセリフです。

誰かが正解としている枠に当てはめなくちゃいけないと思いやすいのも
発達障害人のまじめさ故です。


なので、自己啓発系セミナーなどの集団に集まっている人たちの
多くは発達障害人が多いのでは??と思っています。


みんなと一緒に、、ができなくて辛くて
みんなと一緒に!がようやく出来そうな場所が
そういったセミナー系の集団だからです。

それも本人が楽しいのなら僕は全然アリだと思っています。

僕は苦手でした。
結局一人だったし、入っていけるような雰囲気では無かった為やめました。


目指すのなら生活保護を


つらつらと長い文章を打ってきたのですが、、3120文字も。。。笑

目指すのなら生活保護を受給することを目指すのがいいのかなと思います。

つまり、、発達障害人にとっては
結果が確実に出て、安心に辿り着ける方法が

まずは生活保護しかないから、、、

という点で、僕は生活保護を押します。

それか、障害者年金ですね。
(協力的な医者と協力的な社労士が必要です。。。)

もし生活保護を受給して
安心した生活を送れれば

きっと自尊心は回復します。
生きてていいんだ、自分も、、、と思えると思うんです。

僕は去年、仕事である程度結果を出すことができ、
収入が自分の中では跳ね上がりました。

結果的に、お金をいただける安心感がものすごかったので
自尊心も大幅に回復し、まともな思考ができる時間が多くなった
気がしています。


しかしながら、仕事に追われる日々でしたので
全く休まる気はせず、お金のために仕事を追い求める日々でした

現在仕事を探している身分でありながら

仕事をしたくない気持ちがあります。

仕事しないとお金が入らないという現実は
僕にとっては酷なようです。

僕は仕事をしなくていいのであれば、
仕事をしたくない人間です。
(これは発達障害人の体力と精神力からくる
体験の結果です。最初から仕事が嫌いだったわけじゃないです。)

人からの承認は得たいけれど
別に仕事での承認じゃなくていい。

自由にファンアート描いたり
自分が美しいと思うような絵を追求したりして
それだけで生きたい。

多分これからもこのような気質は変わらないだろうし
これが自分なんだということで折り合いをつけて
諦めなければならないところだと思っています。


発達障害人の自分について書いてみましたが
それとなく発達障害の人の頭の中が伝わったら
嬉しいです。

リョータ


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