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アウェイの旅11則。サポーターの人生を豊かにしてくれるのは勝利か栄光か・・いや旅での経験だ。

アウェイの旅を通して、サポーターはサッカーだけではなく、多くのことを、楽しみ、学び、経験を身につける。この11則を実践することで、あなたのサポーターライフは、さらに充実するだろう。これは、サポーター仲間が意見を出し合って作った実践的な11則だ。

1 旅程作りから楽しむ。

どのルートで行こうか、どこに泊まろうか。何を食べようか、どこに立ち寄ろうか・・・。試合の展望を考えるだけではない、楽しい時間がそこにある。時間と予算が許されるのであれば、できるだけ日帰りはしない。宿泊を伴い、訪問先を満喫できる週末を計画する。アウェイの旅の楽しさは1ヶ月前の旅程づくりから始まる。

2 自宅を出るときから応援グッズを身につける。

ユニフォームやマフラーを身につけて旅をすれば、アウェイの地に愛するクラブをアピールできることができる。「サッカーでこんなにたくさんの人が来てくれるんだ」ということを知ってもらう手段となる。ときには、地元の人から「遠くからよく来てくれたね」ともてなしてもらえることもある。そして目立つ。道中で、同じクラブを愛する仲間が見つけてくれる目印になる。

3 地元の人が集まる場所へ行ってみる。

例えば喫茶店(カフェでも良い)、食堂、商店街、ショッピングセンター、バスターミナル、さらには銭湯など、地元の人の交流場所に行ってみる。そして土地の空気に馴染む。すると、ガイドブックには掲載されていない地元の生活を感じることができる。地元の人との会話の機会があると、なお良い。

4 歴史・文化について知る。

地域ごとに、人々が歩んで積み重ねてきた独自の文化と歴史がある。アウェイの旅がなければ得られなかった縁を生かし、学んでおきたい。資料を読んでみるのも良いが、最も理解を進めることができるのは観光だ。寺社、城、カフェ、温泉、景勝地、さらには農家を訪ねて農業体験もできる。その地の大学の博物館を訪問するサポーターもいる。

5 名物料理を楽しむ。

地域ごとに伝統食や名物料理がある。せっかくだから食べてみる。毎年のように同じ地域に遠征するようになると有名店ではなく、地元の人に直接聞いて、地元の人が足を運ぶ美味い店にも挑戦できるようになる。ベテランサポーターの中には、行く先々の街に行きつけの店をもっているツワモノもいる。食べる時間がなければ土産を買おう。地域の地酒を味わうのも楽しい。

6 車移動よりも歩くことを優先する。

車の移動はあっという間に終わる。視界が狭い。それよりも、時間が許せば歩いてみる。地元の人の視点で地域を眺めれば、必ず発見がある。それは、古い小さな建物だったり、看板のさりげない表現だったり、歩く若者のファッションだったり。その地域を感じるものが目に入ってくる。

7 自分の役割を考えてみる。

ビジター席のエリアは狭い。ホームゲームとは違い少数精鋭のサポーター集団となる。来たくても来られないサポーターも多い。一人一人のサポーターが背負うものは、どうしても、望まなくてもホームゲームより重くなる。そんなとき、どのような応援をすれば良いか自分なりの役割を考えてみる。

8 寛容な心を持つ。

郷に入りては郷に従え。地域には地域の習慣がある。それを受け入れることを楽しむ。いわば、不自由を貴重な体験として楽しむ姿勢があると良い。それはスタジアムの中でも同じ。ホームスタジアムとはスタジアムの構造が違う。運営方針も違うだろう。その不満は爆発させるよりも楽しむ方が良い。

9 道で出会う仲間には挨拶をする。

街ですれ違ったり、店や宿泊地で、同じクラブの応援グッズを身につけたサポーターに出会ったら、まずは挨拶をする。ホームゲームにはない、少数精鋭の一体感が生まれる。もしかすると、趣味の合う人との出会いがあるかもしれない。旅に役立つ情報を交換できるかもしれない。

10 土産話や写真は拡散する。

美味しい、楽しい、美しい、素敵と思ったことは、行けなかった仲間のためにシェア。ネットで発信しよう。アウェイの旅を終えた後でも、コメントで楽しさは持続する。さらには、土産話に、仲間がヒントを返してくれて、来年にはもっと楽しいアウェイの旅をできることになるかもしれない。リアルタイムにSNSで発信すると、その場で旅のアドバイスを得られることもある。

11 無事故で帰る。

そして、これが大切。サポーターの旅は続く。


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+KeLサポーター研究所所長。元なでしこリーグ冠スポンサー担当者「『世界一の女子』好き」。著書「横浜F・マリノスあるある」「サポーター席からスポンサー席から: 女子サッカー 僕の反省と情熱」「日本のサポーター史」「サポーター3年生からの日本のサポーター論」。
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