見出し画像

アラフォーからのヴィジュアル系9 <バンギャルのライフスタイル、全てはライブのために>

<バンギャルのライフスタイル>

バンギャルの人生はライブ中心、と言っても過言ではありません。
好きなバンドのライブにすべて参戦するいわゆる「全通」をやってのけるバンギャルも少なくない。
かくいうわたしも、全通は難しいものの、2015年には年間参戦本数70本、本命のライブ参戦率59%という我ながらよくやったな〜という結果を出しております。
(ていうか本命の年間ライブ本数自体も70本くらいあったってことだよなあ、、、すごいなあ、、、)
なお、単純に本数でいうと2016年が103本、2017年が93本と、基本的にライブ中心の生活には違いなく。。
そんな感じで本日は「いったいどうしたらそんなにライブ中心の生活ができるの!」という、わりかしよく聞かれることも多い疑問を解き明かしていこうかと思います。

<バンギャルのお仕事>

お金がないとバンギャルはできません。
バンギャル、大変に働き者が多いです。
時間に融通がつけやすいフリーターも多いのですが、正規雇用バンギャルも多い。シフト制のお仕事の人もいるけど、フルタイム事務職とかもざらにいる。
わたしもフルタイム正社員でした(今は転職してフルタイム契約社員)。
なので、職種としてバンギャルをやりやすい職種、とかは特にないんじゃないかなあ。
個々人でうまくやりくりしてる感じは非常にあります。
ライブのある時はライブを優先するけど、それ以外ではめっちゃ働く!とかそういうメリハリをつけているのが実情じゃないですかね。

<そうはいってもオーラスでは行けぬ時もある>

あくまでもわたし個人の話になりますが。
わたしの前職、9:00〜17:30定時でした。
渋谷区かつ山手線だったので、ライブハウスの多い池袋新宿高田馬場へのアクセスも悪くない。
18:30スタートのライブだったら、定時退勤で間に合う。
タイムテーブルが公開だったり、メンバーさんが「だいたい何時くらい」とかってtwitterなどで言っている場合だったらその時間にあわせていけば大丈夫。
どうしても仕事の都合がつかないときは涙を飲んであきらめる。みたいな感じ。
オープンスタートがもっと早い場合でも、タイテが公開されてて定時より遅ければ合わせていけば大丈夫。
さて。では。
定時退勤では間に合わない場合はどうするのか。
半休か早退です。

ライブ日程が発表されたら、仕事とのやりくりを考えながら、なるべくライブに行けるように調整する。それがバンギャル。

これはあまり大きな声では言えないのですが、、、以前、全社会議の日程と本命の解散ワンマンが被りそうになり、そもそもその日は半休を取るつもりでいたので、あっちこっちに根回しして「その日は半休を取りたいので会議を入れないでください」とお願いして回ったことがあります。。。周りが察して上司が根回ししてくれて、ずらしてもらうことができたので本当に助かりました。
あと、社員旅行の最終日に、好きな2バンドでメンバー脱退ワンマンライブと生誕主催ライブがあり、時間差で両方見られそうだというのに社員旅行の帰りをみんなと一緒にするとどちらも見られない、という事態になり。
これも、最終日にわたくしだけ先に帰らせていただくという特例を使わせてもらいました。。。おかげさまでどちらのライブも見られました。

かように「希望の通りやすい環境つくり」を普段からしておく、というのも大事かもしれません。

<遠征についてのやりくり>

さて、上記は都内イベントに参戦する際のわたしのやりくりでしたが。
遠征の時どうしてたか。
一時期は名古屋大阪にそれぞれ月1回は行く、みたいなこともあったり、週末に北海道や福岡、日曜がライブだと日曜のうちに東京には戻れない、みたいなこともあったりしました。
それでも、地方遠征のためにまるまる一日休みを取る、というのはわたしあんまりやらずにきたんですよね。。。

いったいどうしていたかというと。
午後半休と午前半休を組み合わせたりしてしのいでました。
北海道で土日ライブだったときは、土曜日の早朝に北海道着、月曜日の早朝に飛行機乗って午後から仕事。これで月曜の午前休みだけで済む。
名古屋、福島、仙台だとライブ終わってダッシュで新幹線乗ればその日のうちに帰れる。ので、午後半休でオープンラストも大丈夫。
大阪だとさすがに日帰り難しいので泊まりますが、午後半休にして泊まって始発新幹線に乗って、午前休みの午後から仕事。

「さすがにこれは体力的に厳しいな」と思ったのは、大阪遠征の時に午後半休にして新幹線で大阪に向かい、ライブが終わったら夜行バスで東京へ戻ってきて朝普通に出勤した時です。
一応寝れたけれども、もう二度とやるまいと思いました。。。
そのあと風邪をひいて高熱を出し、しばらくしんどかったので。
あれは自分の体力を過信したというか、加齢を感じたというか、まあなんというか、財布に無理はかけられても、身体に無理をかけたらいかんなあと痛感しましたね。。

そう。
若いバンギャルは体力がある。みんなお財布をやりくりして、行きも帰りもバスにしたりとかっていうのもざらです。
わたしは年取ってからだったので、お財布に無理をかけて体力を温存し、新幹線プラス宿泊、ってしてましたが。
大人は無理せず体力温存で!

<遠征かつツアー>

ツアーだと、名古屋行って大阪行って、みたいな2デイズは比較的多いです。
わたしが経験したなかで名古屋大阪以外だと、柏→水戸→福島ってのがあった。この時は土日月って感じのスケジュールだったので、柏の日は一度家に帰って、水戸で泊まって福島行って、郡山から最終の新幹線で戻ってきたんだったかな。月曜だけ仕事休んだんだと思います。
わりかし週末遠征が多かったんですよねえ。
これが平日に名古屋→大阪、みたいなのだと、土日休みフルタイム勤務だとなかなか厳しい。
ついでにこれがインストがあったりすると、午後半休では間に合わないし、インストはあきらめるとか、あれこれやっぱりやりくりしないといかんかったりします。

<交通と宿泊と費用>

なんかみんなすごいやりくりしてるらしいですね。
らしいですね、というのも、わたしあんまり気にしたことがなくて。。。
ちょっとくらいは安いとうれしいなあというのはもちろんあるので、チケットショップで新幹線の回数券を買ったり、宿泊も楽天トラベルで安めのところを探したり、あとはなんだろJTBで交通と宿泊がセットになってるのでちょっと安いのを探したり、とかそんなくらいなんです。
安くしようと思えば結構安くできるし、高くついてもいいやと思えば際限なく高くなるのが交通と宿泊。
あまりキリキリしないでも、自分の快適な感じで(お財布にも身体にも)探せたらいいんじゃない〜?というのが個人的な見解。
この、お財布をあまり気にしないでも楽しめる、というのは社会人バンギャルの強みですよ。
(しかし貯金はありません)

<結論>

ライブのないときは仕事を頑張る。

休みたいときは休む。

前職の時はこれでかなり融通をきかせてもらいました。周りの協力あってして、みたいなところもあったので大変感謝しています。
で、わたし最近転職しまして。
その際にいろいろ条件を考えたのですが。。。
土日休み、残業少なめ、というのを重視しました。
結果的には定時が18:30になったので、早い出演順だとライブはいけないのですが、わたくしそろそろバンギャル活動もちょっと落ち着かせたいところがあり、必死ギャを辞めるためにもそのくらいでちょうどいいかなあと。
その代わり、遅い時間だったり、土日は行けるだけ行こうと思ってます。
遠征??どうするんだろうね。。。

<次回予告!>

次回!
バンギャルチケット事情!
イープラス、バンド予約、チケ発について!
<前でみたけりゃ早番持ってこい>をお送りします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?