アラフォーからのヴィジュアル系10 <前で見たけりゃ早番持ってこい>
本日は、チケットの取り方および、整理番号について。チケット発券、いわゆる「チケ発」のお話です。
ライブに行き始めた当初は最初はさほど気にしないでいた整理番号(入場順)ですが、人間欲が出てくるとどうしたものか「もっと前で見たい、早い番号が欲しい」となります。いや、だれしもってわけじゃないのはわかってるよ。。。
そしてわたしも一時期かかっていました「最前以外入りたくない病」についても少々。。。
振り返るとあさましいなあとは思うんですけどね、、、わかってるんですけどね、、、。
そんな感じでチケットと整理番号についてのあれこれ!
<チケットの取り方あれこれ>
さてライブに行くには、だいたいその公演のチケットが必要になりますが、ライブのチケットにもいろいろ買い方があります。
見たいバンドのサイトに、イベントスケジュールの詳細が書いてあればそこにチケットの買い方も記載されているので、随時それにあわせて買いましょう。
*イープラス、ローソンチケットなど
もっとも一般的な買い方です。
〇月〇日〇時、イープラス、ローソンチケット等々で発売、という場合はネットもしくは店頭の端末で買います。
そんなに早い番号に固執するのでなければ、だいたいライブ前日か前々日の夕方までは買えるので適宜お支払い。
コンビニで発券できることがほとんどです。
ヴィジュアル系のライブはイープラスが多い気がする。イベントにもよるんだけど。
10時とか12時とかに発売開始のことが多いのですが、人気のライブだと一瞬で売切れたりとかあります。ただだいたいはキャンセル分が出たりするから後日買うのもありっちゃあり。
ほとんどのライブはコンビニで発券して紙のチケットを受け取った時点で番号がわかる。
ライブの日までチケットをなくさないように保管しておくのが大事。
*イープラス、ローソンチケット、先行予約
いわゆるプレオーダーというやつです。
(イープラ以外ではなんていうのかわかんないけど)
ライブの日よりもかなり前に申し込んでおいて、番号は抽選、抽選の当たり外れが告知された後に発券期日になってから発券する。半月から1か月くらい待ったりします。外れたら涙ものですが、変に保険をかけすぎて欲しい枚数以上に取れてしまった時もちょっとやっかい。
*バンド・事務所・イベント先行予約
〇月〇日~〇月〇日まで先行予約です、郵便局で振り込んでください、みたいなこともあります。
ファンクラブ優先とかもこの買い方が多いかなあ。
チケットはだいたいライブの2週間くらいには発送されるから、それまで番号はわからない。
1~50とか1~100までが先行予約で、それ以外は後日イープラスで、とかっていうこともある。
少なくとも先行予約であれば、ある程度の番号が確保されるのはわかっているので、そんなに早い番号に固執するのでなければ、安泰の取り方といえば安泰。
*バンド予約
前日まで行けるかどうかわかんない、もしくは途中入場になるのがわかってるけど、当日券代で入るのもなあとか、そういう時には非常に便利なバンド予約。あとそもそも動員がそんなに多くなくて、どこでも好きなところで見られそう、とかそういうときもバンド予約あったらそっちにしたり。
紙のチケットは出たり出なかったりこれはバンドというよりはライブハウスによるけど。
バンドのサイトからメールやフォームで申し込んだりします。
そうすると「〇月〇日どこそこ受け付けました、会場でどのバンド見に来たかと名前を言ってください」みたいな返事がくる。
この場合は、入場番号そのものが存在しないことがほとんど。なんか適当に行って適当に入ります。
バンド予約でも整理番号があって、メールに番号書いてあったら、会場でオープン前に並ぶ。
だいたい、ライブハウスのスタッフさんから「バンド予約の人はチケット持ってる人の後ろに並んでください」みたいなアナウンスもされます。
バンド予約については、メンバーが直接返事返してきたりとか、TwitterのDMで!とかっていうこともあるから、出演者とのコミュニケーションが必要になることに対して、若干ハードル高く感じる場合もあるようですね。
実際わたしもサイトにフォームがあったりする場合はDMではなくてそっちを選びます。
*物販
〇月〇日ライブの終演後に物販でチケットを販売します!みたいなこともあります。
だいたいある程度の番号までがシャッフル販売される。うっかりしているとそれ以降のライブでは売り切れていたりするので、もしイープラスとかで追加販売があるようならそっちで買う。
バンド側も、来てほしいライブにワンマンライブのチケット発売を合わせてきたりとかもするので、ああこの日がチケット発売てことは、この日のライブは大事なんだな、動員がほしいんだな、とかいう目安にもなりますが、だからといって必ず行けるとも限らないですしね。。。
だいたいチケットの取り方としてはこんな感じかなあ。
<早い番号が欲しい!>
早い番号に固執しないでいる時は、番号が悪くても「そっかー、じゃあこの日はあんまり前では見られないかな?」とちょっとがっかりするくらい。番号が良くても「わー!よい番号来た!2列目くらいで見れたらいいなあ!」とかとても心持ちが平和です。大変に平和です。
正直、ずっとこういうスタンスであればとても平和なバンギャル生活が送れます。
しかし、ライブに行く回数が増え、フリとかも覚え、好きなメンバーをできる限り近くで見たい、むしろわたしが前にいないでどうする!メンバーから今日もわたしがいるのを気付いてほしい!みたいな感じになってくると「なるべく早い番号がほしい、、、」と発病しはじめます。
本当に病気です。
さらに、かかっているときはまったく病気の自覚がないから困ります。。。
しかし発病してしまったもんは仕方ない。
病気とはうまくつきあっていくしかないのです。
そしてもって、どこが自分のベスト位置かによって、ちょっと病気の種類が変わってきます。
2列目か3列目でもいいから、自分の好きなメンバーが見やすい位置を取りたい、みたいな時であればまあそんなに重症ではないので、あまり気にしないでもいいというか、チケ発頑張ればよい話。
チケ発のがんばり方については後述します。
このくらいの病状は、もし番号悪くても、わりとあきらめつけられる感じの病状なので、ほんとうに「うまく自分の気持ちと折り合いをつける」ことで心の荒れをおさめることができるし、ライブを見ればだいたい心穏やかでいられます。
どうしようもないのが「最前じゃないとヤダ」病です。
ああわたしも一時期かかっていたさ!
説明しよう!「最前じゃないとヤダ」病とは!
自分の好きなメンバーを誰よりも近くで見たい、どんな手段を使っても最前列の柵にしがみつきたい、むしろその場所はわたしの場所だ、なんとしても一桁の番号を確保してやる!という情熱を通り越してもはや怨念としか呼べない狂気にむしばまれる、バンギャル(特にドマイナーといわれるような規模の小さいバンドに通っているバンギャ)が発症しやすい病気である!
ああ怖い怖い。
わたしも昨年までは、立派な「最前じゃないとヤダ」病患者だったのですが、幸か不幸か好きなバンドが解散してしまい、その後はバンギャルはやめられないものの、前でも後ろでも楽しかったらなんでもええがなというゆるーい感じになりましたので生きるのはずいぶん楽になりました。
とはいえ、この「最前じゃないとヤダ」病にかかるくらい、熱心にバンギャルやっていたのだなあという風に考えると「夢中になれるものがあってよかったね」と思ったり思わなかったり、いやけどそうはいってもやっぱりちょっとみっともない、いやあかなりみっともないとか、大変複雑な思いに駆られます。
多分周りからは相当に痛々しく見えていたのではなかろうかと思います。
でもねえ、、、最前、楽しいんだよ。。。
<さてではどうやって早い番号を取るのか>
「最前じゃないとヤダ」病とつきあうには、ライブチケットのひとけた(つまり1~9)、もしくは最前に確実に入れるであろう番号内を確保する必要がある。
とにかく、整理番号が早ければ早いほど良いわけだ。
イープラの場合はとにかくがんばる。
10:00の発売にあわせて、ファミポートもしくはパソコンスマホで待機して、時報を聞きながら購入ボタンを押す。これはもう勘と経験を積むしかありません。
以前の仕事の時は9時半過ぎから「すみませんチケ発なので」とコンビニ行ってました。
そんで10時過ぎに戻る。なんという無双。。。
余談ですが、オフィスの1Fがコンビニになると決まったとき、ファミマだったらいいなあとずっと思っていたのですが、セブンでした残念。
これが自力でがんばって早い番号をとる方法。
正直これしかないと思っています。
抽選販売とかシャッフル販売の場合はもう運しかないからね!
あとは、数を集めて挑むかですかね。。。バンギャル友達が増えれば、数で挑んでみんなでがんばって、余ったらお譲りに出す、というのもできなくはない。
これはイープラスとかでもできるし、物販でのシャッフル販売の時がわりとみんなやるのでは。
おひとり〇枚まで、というので並んでいたら目の前で売り切れる、とかたまにあるんですけど(わたし現状、基本的に単独行動なので)。
そういう時はあとからTwitterとかで「譲ります」とかっていうのを探しますが、こうなるともう単独行動では早い番号とるのは難しいです。
自力で取れなかった場合に、ネットで探すと「金額上乗せで譲ります」っていうのを見つけたりとかあるけど、定価以上の転売はバンドにプラスにならないのであんまりおすすめしません。あとでトラブルになることもあるし。
最近はチケット代行業者なんかもあって、ヴィジュアル系専門業者です!みたいのもあるけど、あるけど、ねえ。。。これも高額積んだところでバンドの利益にはならないしなあ、という。。。端的に言ってお勧めしません。
結論:頑張って自力でとるのが一番良いです。
そんで、最前に確実に入れる番号、とは。
そのライブハウスで最前列に何人入れるか。この人数。
だいたいどこのライブハウスでもある程度の人数は決まっている。あと、これあんまりいい話じゃないのかもしれないけど、最前割というのがあって、ボーカルド前センター(ドセン)を中心に左右何人入れるか。狭い箱なら2.1.2で5人。だいたいは3.1.3で7人とか。広めのところなら7.1.7とか行けなくもない。ほんと場所による。
ワンマンだったら、まあ一桁持ってれば見たいところで見れるでしょう。
対バンライブだった場合。
自分の目当てのバンドだけ最前で見たい、ということがほとんどだろうから、一桁持ってたら好きな場所はいればいいですけどその時はたぶん、交渉に来る人がいると思うので、どこのバンドが見たいか個人個人で話し合いすればいいですね。。。
もし一桁で好きなところに入ったときに「ちょっとまとめてるので相談させて、、」みたいな感じで声をかけられたら、自分がどこのバンドを最前で見たいのかということはちゃんとお話ししておけば、そこのバンドの時はちゃんと見られると思われます。
いわゆる、仕切り、というやつです。
これなあ、バンド側では「とにもかくにも仕切りやまとめ行為は禁止!」みたいな感じのアナウンスをしてることがほとんどで、悪事の極みみたい言われたりするけど、意味合いが人によって全然違ったりするから難しいですね。
仕切り禁止、まとめ禁止、見たいところで自由に見て!とか言いますが、実際じゃあほんとに見たいところで見れるのかってなるとなかなかややこしいからなあ。
まあけど「最前じゃないとヤダ」病にかかるくらいの重症だと、ライブハウスのバンギャル特有文化はなんとなくわかってきますからね。。。
慣れるまでは行けても2列目とか3列目、とかっていうのがよろしいかと。
ワンマンの時は、持ってる番号で入れるところ、好きなところで見たらよいです。
<そのうち治ります>
一時期はわたしも、仕事を抜けてチケ発ファミポ待機したり、なんとしても一桁!みたいな必死さを出したりしていましたが、最近は「見れればどこでも楽しい」になりまして、「最前じゃないとヤダ」病は完治しました。
あまりいい話じゃないけれど、最前じゃないとやだっていうのもなんか変な承認欲求みたいなもので「バンギャルを楽しんでいる自分」が満たされたら消えるもんなんじゃないかなあと思います。
ほんとうはもっと若いうちにやるものだ、というのはわかっています。
なので、アラフォーからバンギャルやろうかな、という人はわたしみたいにならないように~。
まあ楽しいけどね。。。
あんまりみっともいいものではないからね。。
<次回予告!>
出会いがあれば別れもあります。
解散脱退、大切なお知らせについて。
次回、<大切なお知らせと重大発表と出会いと別れと再会と>をお送りします。
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