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カンバンメニュー

ちらっととぶらっと地元の人間なら
ほとんどの人は知っているであろう店に
マンチョもといランティを食いに行った。
以前この店にいつ来たか
記憶にないくらいだが
相変わらずの感じで繁盛していた。
この店いや企業は多店舗展開している。
チェーン店ではなく
全て直営店でやっているようだ。
店員の方からもらったシートに
色々と書かれていたので読んでみた。
その企業は看板メニューがあるのだが
その誕生秘話が書いてあった。
昔々創業者が息子に
「うちのお店で一番おいしい料理って何?」
と聞かれたそうだ。
その時この料理だよと
答えられないことに気づき
看板メニューの開発を決意したそうだ。
息子の一言がきっかけだったのだ。
長年の試行錯誤で新メニューが完成し
その努力が実り月を追うごとに売れていき
看板メニューと呼べるようになったと。
そういう話がスキだ。
この企業は上場している。
上場することが全てではないが
この企業は看板メニューがあったからこそ
そこまでいけたのだろう。
私はグローバルニッチトップメーカーに
勤務していたことがあるが
その企業もやはり看板メニューというか
ブレークスループロダクトがあったわけだ。
その強みが経営の醍醐味な気もする。
儲かることはイイことやでと
肌で感じることができたのは
本当に良い経験であった。
儲かっている経営を知らないまま
経営支援者になっていたらと考えると
ちょっとゾッとしてしまう。
真っ当なことで超絶儲けることには
堂々とこだわっていきたいと思う。
看板メニューを作るには決意と情熱と
努力と長い年月が必要だがその先に
新しい世界が待ち受けているってわけだ。
そう考えると支援先に
「看板メニューを作りましょう」と
気安く言えるものでもないが
そういう伴走もしてみたいところだ。
そして己自身の看板メニューって
なんや?とも思った。
胸を張ってこれや!と
言えるものがあるのか。
それがなくても
なんとかなっちゃう診断士?
それではいかんっ!
看板メニューを築いていこうじゃ
あ〜りませんかっ!
喝!
オマラカウィー!!!

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