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ゑびす 〜75歳の冒険旅行❗️ in スペイン🇪🇸〜 vol4

ついについに突入〜❗️
75歳の大台に突入〜のゑびす、ひとり旅珍道中❣️

異郷・辺境の地、だ〜い好き❗️
異郷・辺境の地に血が騒ぐ❗️

前回に引き続き書いていきますよ〜

もうイヤダ〜❗️クタクタ。

私の足は、出社拒否ならぬ行動拒否状態。

どうしよう❓

バルセロナ大学と、ボケリーヤ市場は…。

今回は、孫のサッカー世界大会の観戦が目的ですからね。

試合会場がある、マドリードへの移動が重要なんですよ。

日程通りに、バルセロナからマドリードへ行かなくっちゃねぇ。

バルセロナでの時間が延びるのは、本末転倒。

そのために、行き当たりばったりの私にしては珍しく、日本で、綿密な計画を立ててきましたからね。

その予定では、バルセロナに着いた初日に、「バルセロナ大学」の見学と、バルセロナ市民の胃袋といわれる、「ボケリーヤ市場」に行くことになってるんですよ。

さ〜あ、どうする❓
ホテルフロントの椅子に、グダ〜ッと座り込んで、美脚❓をさすりながら聞きました。

「足さん足さん、あなたのお仕事はナ〜ニ❓
ホテルのお部屋で休むこと❓
それとも、ご主人様のお役に立つこと❓」

なんて答えたと思います❓

そりゃあなんてったって、私の足ですからねぇ。

「ご主人様のお役に立つこと」って言うに決まってるじゃああ〜りませんか。

なんて、健気❗️

(^^)ひとりごと

「実はね、正直に言えば、ホテルのチェックインは、PM3:00から。
今は0:00過ぎたところですからねぇ。どちらにしても、お部屋に入る選択肢はありませ〜ん。

でもね、お部屋には入れなくても、フロントの長椅子で、グダグダすることは出来ますよ〜。」

ということで、健気な私の足の申し出どうり、
「一位奮闘」で、「やるっきゃない❗️」

さぁ、スーツケースをフロントに預けて。

イザ、出陣❗️❗️

目指すは、「バルセロナ大学」❣️

まぁここが、私の長所でもあり短所でもあるんでしょうねぇ。

良く言えば、初志貫徹、雑草魂、前向き、とでも言うのでしょうか❓

悪く言えば、猪突猛進、後先無し、能天気、とでも言うのでしょうか❓

この、猪突猛進、後先無し、能天気な性分が、この何日か後に、大変なことを引き起こす原因になろうとは…。

この時の私には、知る由もナシ。

さぁ、「バルセロナ大学」の場所は、ホテルのボーイさんが、親切に教えてくれましたからね。

近い近い。

ホテルからだと、3〜4分ですねぇ。

私はね、海外に行ったときは、可能な限りその国の大学や市場に行くんですよ。

大学や市場を見ると、その国のことが、よ〜くわかるんですね。

ロシアのモスクワ大学や、エジプトのカイロ大学にも行ったんですよ。
残念ながら、入れませんでしたけどね。

でもね、ハワイのハワイ大学はいい大学ですよ〜。
「いつでもどこでもいらっしゃ〜い❗️」の超フレンドリーというか、超解放的というか…。

こちらの方が、こんなで大丈夫❓
って、心配するくらいフレンドリーですからねぇ。

カフェテリアだって自由に使えるし、キャンパスストアでお買い物だってできるんですよ。

私はキャンパスストアで、ボールペンなどのハワイ大学グッズをたくさん買いました。

ではバルセロナ大学は❓
と言えば、正直、見た目はあまり大学らしくないというか…。

どちらかと言えば、博物館のような印象を受けましたねぇ。

創立は、1450年だそうですから(日本の室町時代)500年以上の歴史を持つ、由緒ある大学です。

スペインでは、マドリード大学と1、2を争うエリート大学だそうですよ。

大学の中に入って最初に目にしたのが、歴史を感じさせる「エレベーター」です。

教授らしき人が、手でドアを開けて、自分で何やら操作していましたよ。

ひと昔前の洋画の一場面のようでした。

廊下の右側に、小さな中庭があり、学生さんたちの姿がチラホラ。

解放的なハワイ大学やドバイのアメリカン大学と違い、かなり学術的という印象を受けましたね。

世界中の留学生を受け入れているそうで、日本からの交換留学生も、ほとんど毎年あるそうですよ。

しばらく、中庭のベンチに腰をおろして、ひとやすみ。

行き交う学生さんや教授らしき人が、スペイン人特有の笑顔を見せてくれたのは、嬉しかったですね。

さ〜て、そんな彼らを眺めていたのですが…。

突如、ヒラメキ〜。

古式ゆかしいエレベーターに、やっぱり乗ってみた〜い❗️

「日本じゃお目にかかれないしね〜。それに、何だかクラシック映画のヒロインになったような気分になれそう…。さすが500年の歴史…」

思い立ったらすぐ行動。

これ、私の、どうしようもない性分。
(こまったこまったこまったネ❗️)

で、早速、エレベーターのある玄関へ。

こんな時、どうするか知ってますぅ❓

キョロキョロ、オドオドは、絶対にダメ〜❗️
不審者に間違われますからねぇ。

それでなくても、「チョット変な日本人」って思われてるでしょうから…。

冷静に冷静に
平然と平然と
いかにも、大学関係者のような雰囲気を醸し出して…。

(ネ、この雰囲気、これから海外旅行を計画している皆さま、必須ですよ〜。)

まず、ま〜るいドアノブを回し、鉄格子のような扉を開けます。

すると、その先に、エレベーターが出てくるんですよ。

まぁなんて言うか、「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」って、川端康成さんの言葉が思い出されましたね。

「鉄格子を抜けると、そこはエレベーターだった」な〜んちゃって…。

正直、雪国に比べて、あんまりロマンは感じられない言葉でしたけどねぇ。

で、そこからは、いつも使っているエレベーターと同じ。

というか、若干、速度と機械の音は違いましたけどね。

う〜ん、それにしても、あのレトロ感いっぱいの鉄格子の扉は❓

なんなの❓

何だか、二度手間

いえいえ、あの面倒臭さが、レトロだ〜❗️

と、思いつつ、バルセロナ大学を後にしましたとさ。

夕食までには、まだ少し早いしね。

さてさて、バルセロナっ子ぶってみようかなぁ。

グラシア通りをブラブラ。

喉も渇いたしね。
バルで一杯❗️いいんじゃない〜❣️

サッカー用品のオフィシャルショップや、オシャレなコーヒー用具店、絵本がいっぱいの本屋さん。

日本とは、またチョット雰囲気の違った、カラフルなお店が色々。

どこも目新しく、ついつい、フラフラ〜と入ってしまいますよ。

そうそう、「カサ・ミラ」や「カサ・バトリョ」が、確かこの先に…。

「スペインが生んだ、20世紀を代表する天才建築家」とくれば、もうおわかりですよね

そうですそうですそうですよ〜。

「知らない人でも知っている…❓」かの有名な、「サグラダファミリア」を建てた。

(というか、「サグラダファミリア」は、今なお建築進行中ですけどねぇ。)

その「アントニ・ガウディ」の遺作が、この先にあるんですよ。

これは、行くっきゃナイ❗️

実は正直なところ、かなり足にきてたんですよねぇ。

でも「やめられないとまらない〜私〜の好奇心」❓

で、「歩け〜歩け〜歩〜るけ歩け〜」

お〜見えてきた〜。

う〜ん、「奇抜、奇妙、ド派手、摩訶不思議、さすがスペイン❗️」という、印象ですねぇ。

直線が全くない、曲線だけでのデザインですからね。

法隆寺やお伊勢さんを見慣れた私としては、❓❓

「カサ・ミラ」というのは、「ミラさんの邸宅」「カサ・バトリョ」は、「バトリョさんの邸宅」ということらしいですよ。

「カサ・ミラ」は、ミラさんからの依頼を受けて、約6年かけて建築した、邸宅兼アパートです。

石造りの非常に奇抜なデザインのこの建物は、当時地元の人々から、「石切場(ラ・ペドレラ)」と呼ばれていたそうです。

まぁそんなですからねぇ。

評判は、イマイチ、というか、醜悪で趣味が悪い。

と、サンザン…。

そんな訳で、アパートの部分を賃貸で貸し出したものの、借りてがなかなか見つからなかったとか…。

しかもしかも、その家賃は、当時1500ペセタで、一般職人の月給の約10倍だったんですって。

そりゃあ、借りてが見つからない訳だ〜。

そこで、苦肉の策として「3世代に渡り値上げなし」という契約条件をつけたんですって。

という事で、現在の家賃は、日本円で、ナントナント15万円くらいとか…。

バルセロナの目抜き通り、グラシア通りに面していて、しかも広〜い300㎡くらい。

しかもしかも、この建物、なんてったって〜「世界遺産」❣️

ス、スゴくないですかぁ❓

こ、こりゃあ、スペインに移住して、ガッポリ稼げる仕事を見つけて…。

住みた〜い❣️

って思うのは、私だけ❓

もし、「住むわ❗️」って方がいらっしゃったら、是非是非、私までご一報くださいね。

移住やら、賃貸やら、何でも誠意を持ってお手伝いさせていただきますよ。

そのかわり、と言ってはなんですが、私がバルセロナに、時々行きますよ〜。

その節には、「世界遺産カサ・ミラ」に、なにとぞお泊めくださいますよう、重ねて重ねてお願い申し上げますぅ。


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