転職で何を得たかったのか。

こんにちはえびのです。
前回投稿から約一週間。やはり職場の雰囲気に馴染めそうにないですし後悔しかありません。
こうなるまでの経緯と今思っていることについて書いていこうと思います。
散文失礼いたします。

新卒就活から転職に至るまでの約5年

まず前職の志望動機から遡って書いていこうと思う。
当時大学生だった自分は就活というものに嫌悪感を感じて就活解禁早々活動をさぼっていた。
内定を貰う為にみんなスーツ着て、髪は黒く染め、御社御社と自分の個性を押し殺して自己PRする就活に嫌悪感を感じてしまいまともに選考に臨むこともなくバイトか家でダラダラ…。

このままニートになってしまうのも嫌で重い腰を上げて就活し始めたのが初秋の頃。
一社に定年まで人生を捧げる気なんてサラサラなかったしどうせなら今後生きていくうえで間違いなく役に立つスキルを身に着けようと思った。
当時の自分はかなりのコミュ障でうまく相手に自分の気持ちを伝えることができずそれについて悩んでいたので話すことが仕事の接客業を選ぼうと決めた。

運良く内定を貰い、約5年間働いた訳だが、当初のコミュ障改善には一定の効果があったと思っている。
大きかったのは自分に初めて恋人ができたこと、恋人ができると自分をもっとよく見せたいと思いファッションにも興味を持った。髪型も変えた。
見た目も学生時代とガラッと変わり、大人しめな印象からパリピとかチャラそうと言われるまで180度外見は変わったしコミュニケーション能力も学生時代と現在では見違えるほどに成長したと思っている。
頻繁にお客様から口頭やアンケートでお褒めの言葉を頂くこともあり客観的事実として成長できたと感じている。
正直そのことにうぬぼれていた。自分のアイデンティティだと慢心していた。

転職と後悔

そしてそのまま自分の好きな分野であるアパレル業界への転職を果たすことになる。
慢心しまくっていた自分は「自分の好きな分野で働けるなんて幸せなことだ!」と楽観視して、うまく行かなかった場合のことを考えもしなかった。
志望動機も単純で好きな分野で接客をしたいくらいの安直すぎる動機で就活に臨んだ。
「前職の経験から自分の力なら御社に貢献できる!」としか考えていなかった。

その結果、めちゃくちゃ後悔している。
前職の環境が自分に合っていたからのびのびやれていたんだなと感じた。
転職という次のステップに自分がどう成長したいのか全く考えていなかった。

転職先では売り場は戦場。数字との闘い。という意識が強い。(商売人としてはごもっともな考えなのはわかっているが)
常にピリピリした空気感で、質問をすればキレ気味に返ってくるし、そんな環境でスタッフ同士仲良くなんてできるわけがない。
高単価小客数のブランドなので暇な時間も結構多いが雑談なんて許されない。何か手伝うことあるか聞いても何もなし。ホールを2時間ウロウロする日もあった。

私自身ストレス耐性が皆無で気持ちの切り替えも人より時間がかかる。
萎縮してしまい、接客していても今の言い回し後で怒られるなーと頭をよぎり接客に集中できない。自分らしい接客ができない。

そのままの気持ちで家に帰り、以前はできていたルーティンもやる気が起きずできない始末。
スタッフともお客様とも和気あいあいと仕事ができていたあの頃はなんて幸せな時間だったのだろうと後悔の毎日。
失恋ソングで失って初めて大切さに気付く。的な歌詞があるがまさにそれ状態。
今欲しているのは打ち込める仕事と良好な人間関係です。給与は二の次。

そんな自分の考えが甘すぎた故に起きた現在進行形の失敗談でした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。




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