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点字の凸凹。

親子でバリアフリー講習会に参加してきました。
我が子たちは最近、学校の授業でバリアフリーや点字について学んでいます。
 
先日、図書館にお邪魔した時に長女が1枚の張り紙を見つけました。
そこには「バリアフリー講習会」の文字。
 
目を輝かせて「ママー!これに行ってみたい!」と。
長女が自分から積極的に「行きたい」と言い出したことが嬉しくて即参加を決めました。
 
会場では点字体験やバリアフリーの展示をはじめ、専門の方からも詳しいお話を聞くことができました。
点字体験は私も初めて。
小型点字器を使って実際に点字で文字を表現することにチャレンジしました。
 

小型点字器


右から左へ。一文字ずつ点字を打っていきます。

点字って6つの点の組み合わせで出来ているんですね。
その組み合わせだけで、かな・数字・アルファベット・各種記号を表すそうで。
1ヶ所でも違うと全く異なった文字になってしまうそうです。 

そして書くときは右から左へ。
針のように尖っている道具を片手に、点字表に沿って点を打っていきます。出来上がった紙を裏返すとそこには見覚えのある凸凹が。

読むときは左から右へ。
 点字はすべて横書き。
そのルールを知らず、いつもの調子で縦書きにしてしまい「むむっ!?これは何て書いたのかしら!?」と専門家のおばちゃんをパニックにさせたのは私です笑。 

点だけで表現するので、内容を誤解されないよう語の区切りを明らかにする「分かち書き」をします。
分かち書きとは「明日は とても 天気が いい」と文節ごとに1マス空けて点字を打つことです。
名前も同様。苗字と名前の間を1マス空けます。 

このコツを教えてもらったら、ひたすら親子で点字を量産。こういう黙々とした作業が大好きなので全員無言。笑
出来上がった名前の点字を紙に貼って、オリジナルしおりを作りました。
ちょうど小説を読んでいるところなので愛用します。 

帰宅後、さっそく学んだことをノートにまとめる子どもたち。
会場で撮ってきた写真も添えて、立派なレポートができました。 

自分の感じたこと・考えたことを自分の言葉で。
習った漢字はきちんと漢字で。
 夏休み中にあと1つ申し込んでいる講習会があります。
そちらも楽しみです♪

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