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本棚に魚本

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魚をはじめとする水棲生物、食材としての魚介類を扱った書籍について語ります。書評とか読書感想文とかそんなんではなく、本に関する雑談だと思って読んで下さい。
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#魚介

[本棚に魚本] アンコウの顔はなぜデカい (ノンフィクション)

[本棚に魚本] アンコウの顔はなぜデカい (ノンフィクション)

『アンコウの顔はなぜデカい』 鈴木克美・文、小林安雅・写真 (山と渓谷社)

この本は妹からクリスマスプレゼントに貰ったもの。
何年前だったかな?
まさに、いつかのメリークリスマス。

表紙の色使いやタイトルのフォント、「なんでも食べちゃうゾ」というふきだし。
子供向けかな?と思いきや、子供には難しい単語がたくさん出てきて、恐らく大人向け。しかし、漢字には小まめにふり仮名がふってあるので、もしかし

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[本棚に魚本] 魚の文化史 (ノンフィクション)

[本棚に魚本] 魚の文化史 (ノンフィクション)

『魚の文化史』矢野憲一 著 (講談社学術文庫)

この本との出会いは博物館だった。
福岡市博物館で「釣り道楽の世界」という展示会をやっていた時に、この特別展のグッズや関連商品を売っている売店に置いてあったのだ。
他にも釣りや魚に関する書籍は多数あったが、何故かこの本だけ輝いて見えたため、購入。

タイトル、装丁に加え、著者が「伊勢神宮に奉職」というプロフィールから、小難しい本かなと少し身構えたが、

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