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高学年女子児童への対応Ⅳ                   ~基本的な考え方8選➂~

➆認知・承認・称賛しているか                               うまく関係を築けていない子どもだからといって、その子に話しかけることを極端に躊躇してはならないと考える。                                子どもはどのような言動をとっても、「先生は、自分のことをきちんと見てくれているかな。気持ちを分かってくれているかな。」という気持ちがどこからある。                                          だからこそ、基本的には他の子どもと同じように接することが大切である。                                            「おはよう(認知)」「宿題を出したんだね(承認)」「〇〇がよかったよ(称賛)」「〇〇してくれて助かったよ」などの短い言葉をかける。                                        これらを関係がよくないときも、継続して行うことが大切である。

⑧互いの思いを共有する機会を設定しているか。                            関係がよくない状態のときは、子どもたち(グループ)と、率直に話し合ってみることも一つの方法である。                                その場合、教師は目的を端的に話した後、子どもたちからの思いを丁寧に聞く。聞き終わったら、質問しながら理解をさらに深めていく。                そして、教師としてもゆずれないことを丁寧に話す。                     最後にこれからどうしていくか話し合う。このような流れで子どもたちと本音で話し合うことで、関係を修復していくことも考えられる。

以上、これまで自分の経験則を踏まえながら、8つの「高学年女子児童に対する対応」を書いてきた。                                            子ども理解を深めながら、ケースバイケースで対応していきたい。

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