【自己研鑽】「六方よし経営 日本を元気にする新しいビジネスのかたち」を読んだメモ


江戸時代に近江商人は、三方よし(①買い手よし、②売り手よし、③世間よし)を商売の基本としたといわれている。

現在、経済がグローバル化しサプライチェーン(供給網)が複雑になり、
大量生産・消費が地球環境を悪化させ、人類の存続に影響を与えている。

生産者が増えて、三方だけでは時代に釣り合わなくなっている。(足りない)
そこで、六方よしが提唱されている。

「六法よし」は、三方よし(①買い手よし、②売り手よし、③世間よし)に加えて、
④サプライチェーン上(供給網)の作り手が守られ、真価を発揮する。
⑤地球が健康である。
⑥次世代に負の遺産を残さない。
に拡張される。

売り手・買い手・世間  作り手・地球・未来


【越境学習】
→コンフォートゾーンからストレッチゾーンへ出て、新たな視座を獲得する。

【価値の発見】
→今ある資源や価値に気づくことができる

【フェアトレード】
→公平・公正な貿易のこと
→強い立場でも、相手にフェアな対価を支払うこと

【地産地承】
→地産地消・地産地商・地産地承

越境学習によって、新たな視座を獲得することによって、新たな価値に気づくことができる。
持続可能な社会にするために、
1.対等な取引を行う。
2.地元の資源を地元で消費する(地元から愛される)
3.地元の資源で商売をする(経済的な循環を産む)
4.地元の資源を継承し繋いでいく(伝統としての価値)

地方では、少子高齢化、都市部の人口集中、過疎化が進行し人財が減少傾向にあるが
買い手・売り手・世間だけでなく、作り手、地球、未来にも良い影響を与えるビジネスモデルが
人々との繋がりややりがいを感じられることで、持続可能な社会を作るだろう。


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