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エンジニア夫婦が会社を辞めずにコーヒースタンドを始めるまで

こんにちは。
EAST ENDERS COFFEEです。

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私たちは、夫婦でこのコーヒースタンドを経営しています。私たちがコーヒー屋を作る際に選んだ方法は、会社員を辞めてからコーヒー屋を作るのではなく、会社員をしながら、コーヒー屋も同時にやるという方法です。
脱サラをして飲食店経営をするということは、とてもハードルが高く、勇気が必要です。また未経験で飛び込むと、失敗の可能性も高いと思います。(飲食店は、70%が3年以内に閉店すると言われています。)ひと昔前であれば、この方法しかなかったかもしれません。しかし、今は、パラレルキャリアの時代です。一つのキャリアで終わるのではなく、同時にいろいろなことに挑戦できる時代だと思います。ここでは、私たちが実践している、会社員として働きながら、小さく始めて、自分の好きなことを仕事にしていく方法を紹介したいと思います。

私たちもまだまだ、やりたい形には到達していません。しかし、ここまで私たちが経験してきたことをシェアすることで、同じような挑戦を考えている方、何かを始めたいけど一歩を踏み出せない方の役に立てればと思い、ここにまとめることにしました。

※この記事の後半部分は、有料になっています。ここには、私たちが経験してみて、開業するまでにやった方が良いと感じたこと、また店舗改装費、店舗図面、必要となった備品など、詳細に記載してあります。

◆この記事を読んでほしい方

1.会社員をしているが、何か自分の好きなことで起業を考えている方
2.初めて飲食店を開業する方、異業種から飲食店を開業する方
3.今後のキャリア形成に悩んでいる方

◆自己紹介

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私たち夫婦は、エンジニアとして働く会社員です。
AKKI(41)、MAMIKO(35)、大企業と呼ばれる大きい会社の中で、中堅社員として、残業もしながらフルタイムで働いています。

月ー金 エンジニア(会社員)
土日  コーヒー屋

このスタイルの生活を始めて、かれこれ3年近くが経とうとしています。シェアコーヒースタンドで2年、独立し新店舗を開店してもうすぐ1年が経ちます。

毎日働くなんて無理!と思う方が多いかもしれません。
私たちも、やってみる前はそう思っていました。笑
でも、実際始めてみると、思ったほど大変ではないし、週末になるのが待ち遠しいくらい、とても楽しいです。

しかも、2つの仕事をやるために、その他の趣味の時間を犠牲にしているかというと、そんなことはありません。
共通の趣味である、海外旅行は毎年数回行くし(今はコロナで行けませんが)、バイクでツーリングしたり、アート好きが高じて芸術大学(通信制)にも通い、学芸員の資格取得のための勉強もしています。
他にも、AKKI(夫)は趣味のスノーボードやスケートボードをしていますし、MAMIKO(妻)は、読書好きで年間100冊は本を読んでいます。

やりたいことをたくさんしていると、そのための時間を作ろうとするので、勝手に時間管理が上手になっていく気がします。

◆会社員を辞めずにコーヒー屋をはじめて良かったこと、悪かったこと

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