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SNSの有効性とは

パソコンをはじめ、スマートフォンなる端末が一般的になり、ネット環境というのは日常に不可欠な存在となる。

例えば、朝起きて真っ先にスマートフォンを開く人は珍しくないっつうか、多いと思われる。

こういった方々は人々、又は共有できる人種の繋がりを求めているのだろう。

更に付け加えるならば、匿名性を生かし情報交換を重ね現実を直視する方々も珍しくないはずだ。

で、今回はネット社会を皮肉った、いや、おちょくった映画を紹介したい。
それは邦題「ライブリポート」だ。

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単純に物語を説明すると、警察署長の娘が誘拐されると64分以内に救出しないと死を意味すると犯人から告げられる。

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犯人が要求した身代金は公園内に指定されると、多くの警官が一般人に紛れ身代金を奪う輩を待つ。

事件とは裏腹に、直接関係のない立場の人間二人が関与することとなる。
一人はたまたま犯行現場近くにいた警官ペニーと、素人事件記者のエイヴァが事件の真相に迫る。

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ペニーらは事件を追う毎に犯人象が遠のくが、時代ならではだろう、スマートフォンのカメラを武器に、事件を直接リポートしようとエイヴァは考える。

アイデアはとても良いのだが、文明の利器とは無縁なペニーは純粋に人質とされる娘を助けようと必死に考えるのだ。

事態は急展開し、犯人と思われる人間を確保するも、直接的な犯行と繋がる情報までに行き着くことはなかった。

エイヴァが直接撮った映像はリアルタイムで各放送局に流された。
先ずメリットとしては視聴者から有力な証拠を掴める。
反対にデメリットを述べるならば、犯人に情報が筒抜けとなる点だろう。

SNSを通じ、テレビ界やネット社会までも巻き込む一大事にどれだけの方々が冷静な態度を保ちつつ鑑賞できるのだろうか?

多少、強引と思える箇所もいくつか垣間見えるが、娯楽作品としては優秀な出来だと勝手ながら思う。

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何よりアーロン・エッカートのハチャメチャぶりに個人的に好感を持った♪
それと同時にSNSとの距離感を意識する必要に迫られた点は大きな収穫といえる。

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わーお!

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