中学校に行くこと、なんでこんなに辛いのか

中学が一番楽しくなかった。

実はこの言葉、複数人から聞いたことがありました。
私の好きなアイドルグループ乃木坂46の元メンバー北野日奈子ちゃんも言ってたことがあるし、最近だと、よく私の話に耳を傾けてくださる大学の教授も、自身を回想したうえでそう言っていました。私の中高時代の同級生も中学はきつかったと言ってる子が多いです。

とある人と話していたときも「中学にあまり良い思い出がない」と言った上で、「子どもを地元の中学に入れるのが不安だ」と言いました。
その人曰く、地元(いわゆる公立)の中学は、様々な環境下で育った子がいるから、多様性は学べるのかもしれないけれど、不安なんだそう。
でも、私立に通わすお金もないしなあ…。だそうです。

その人が言いたいことは正直、よくわかります。
私は、家の近くの中学校の評判が良くなく、私なんかが馴染めないと思い、中学受験をし、片道1時間葉半かけて私立の中学校(中高一貫校)に通いました。
私の家庭がお金に恵まれているのかは定かではないですが、私立に通わせてもらうことにプレッシャーを感じないでいれたのは、確実に親のおかげです。

ですが、先にも述べたように、私の中高時代の同級生も中学はきつかったと言ってる子が多いです。本当はみんなで仲良くしたいはずなのに、会話のきっかけがささいな誰かの弱点であったり。
誰も望んでいないことを皆がしている。そんな状況になっていました。

そんな中ですが、先生方は、一人ひとりに寄り添ってくださいました。大丈夫?と話かけてくれた先生もいたし、逆に気にかけていても問い詰めず、見守ってくれた先生、悩みながら一緒に考えてくれたお若い先生…。
でも、大人に頼っているのは逃げなんじゃないのかと葛藤して、悩んでいないと見栄を張ることも私はありました。

どこかで、気づくのです。
これは良くない連鎖だと。そして各々が自分自身に嫌気がさしてしまう。
そうやって誰かのことを気にする余裕もなくなってくるのが中学3年生の冬だったように思います。

そこまで気づくためには、学校に通う必要があると思います。
そして必ずやその気づきは今後の人生に活きてくる。

辛くても学校に行くことを強要しているのではありません。学校には学べることがあるから存在しているんだと言いたいです。

そんなことを主張している私ですが、部活でひどい目にあったので、心身共におかしくなり、休部・短期間の不登校・退部をしています。ええ、逃げてしまったのです。
部活では、シカトされたり、仕事の過剰な押し付け、後ろに私がいることに気づいたのか私の目の前でドアを思いっきり閉められた(顔を怪我しかけた)こともあります。これが部活だけではなかったら、私は確実に学校に行けなくなる日が来ていました。

学校に行く意味はあるのだけれど、辛い…。

そんなとき、「行かなくてもいいよ」というアドバイスは適切なのか否か。最近よく考えます。
様々な選択肢があるのはすごく素敵なこと。だけれど、学校に行ったからこそ得るものはあるはず。逃げの場所を子どもに提示するタイミングの問題なのか…。いろいろとモヤモヤしています。

まとまれば、またnoteに記録しますね。





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